« 学校の危機管理 | トップページ | 「あいさつ」というマジック »

2005/02/19

大人の情熱

ph050219

この2週間、首を長くして待っていた
チケットが届いた。
渋谷公会堂で来月初めに開かれる
FOLK AID」のチケットが。

このイベントは、スマトラ沖地震復興のために開かれる。
同様のチャリティーライブは、他にもいくつか開かれて
きたが、フォークの旗手の方々によるものは初めてだろう。

なんてったって顔ぶれが「豪華絢爛!」のひと言に尽きる。
伊勢正三さん、五つの赤い風船、イルカさん、大野真澄さん、
加藤登紀子さん、トワ・エ・モア、杉田二郎さん、ムッシュ
かまやつさん、山本潤子さん、そして猫の皆さん…。

初めてそのリストを見た時、あまりの豪華さに目を疑った。
NHKのフォーク特集の番組が、更にグレードアップした感が
ある。しかも、それを生で見られる、というのだから、こんな
ことはおそらくまたとないだろう。それを思えば、6,800円と
いう値段は、決して高くない。

このイベントは、「猫」の常富さんのblogで読んで知った
のだが、発起人は南こうせつさんなのだそうだ。この
ような企画を立ち上げ、あっという間に仲間の賛同を
得て、実行に移す…。こうせつさんのお人柄と、皆さんの
連帯感、また、チャリティーを実行することへの真摯な
思いなどが、ネットを通してひしひしと伝わってきた。
そして、やはり、「さすが団塊世代の牽引者たち!」と
いうことも、敬意を持って実感した。

このライブで、私が、顔ぶれ以外にもうひとつ注目
していることに、スポンサーがある。

チケットにはスポンサー名に、「ニッポン放送/TBS
ラジオ/文化放送」と書かれている。在京の民放
ラジオキー局合同でこのイベントをバックアップするの
だという。こんなこと、ひと昔前には考えられなかったの
ではないだろうか。

でも、このような試みは、実は去年、既に始まって
いた。「LIFE GOES ON」というイベントで。

これは、主に団塊世代のフォークアーティストたちが、
「日本での新しい大人文化」を発信しようと立ち上げた
もので、昨年12月の「銀座ナイト」を皮切りに始まって
いる。私はニッポン放送でこの話を初めて聞いたのだが、
「頑張って、大人たち!!」と、大いに拍手して、エールを
送りたい気持ちになった。

実は私も、「銀座ナイト」のライブを1日だけ見に行った。
あるチケット会社のメルマガで、稲垣潤一さんがサプライズ
ゲストで出られる、というので、慌ててチケットを買ったのだ。

(ちなみに、この告知は他では一切見なかった。私は
稲垣さんのFC会員なのだが、そこからも案内が
来なかったので、いまだにこのライブのことを知らない
稲垣さんファンも、多くいるのではないだろうか。)

チケットはライブ1週間前に買ったので、「良い席は
無理かな」と思ったのだが、かぶりつきで見ることが
できて、とても嬉しかった。しかも、気軽に行けるように、
値段は3,000円。これも普通のライブの半額程度なので、
また違う意味でびっくりした。この値段には、ライブから
足が遠のいてしまった「大人」を呼び戻そう、という意図も
あるのだろう。

この日は、コーディネイターが辛島美登里さんで、彼女が
「一緒にステージに立ちたい!」という人を選んだようだった。
で、選ばれたのが、他に、杉真理さんと、新人の村上ゆきさん。
杉さんの歌とメロディは心をあたためてくれるものだったし、
村上さんのピアノと歌はピカイチだった。

そして、もちろん辛島さんの歌も素晴らしく、特に、高校
時代に私がよく聞いていた、「ファンハウス4人娘(当時)」の
「小林明子、辛島美登里、麗美、永井真理子」で歌った
「Merry Christmas to you」も、辛島さんバージョンを生で
聞け、とても満ち足りたひと時だった。

この「銀座ナイト」のような試みが、不定期でも続いていって
欲しいな、と思っていた矢先に、「FOLK AID」の話を聞いた。
今回のイベントは「LIFE GOES ON」の関連ではないのだが、
スポンサーに民放ラジオ3局が並んでいることもあり、「どこかの
局で放送してくれないかな」などともひそかに期待している。

スマトラ沖の地震は本当にむごたらしく、いまだに話を
見聞きすると胸が痛む。そういう意味でのチャリティー
ライブは、やたらにあってはならないことだろう。

でも、「大人の、音楽や人生に対する情熱」を感じさせて
くれるイベントだったら、どんどん開いてほしいし、私も参加
したい。

若者のそれとはまた違う、年輪を重ねた方しか持てない、
味わい深い情熱の証。今度の「FOLK AID」、今から待ち遠しい。

|

« 学校の危機管理 | トップページ | 「あいさつ」というマジック »

コメント

日記に書かせて頂きました。Life Goes Onの銀座ナイト,来て頂いてありがとう。

投稿: tzneyan | 2005/02/19 13:16

「FOLK AID」の日が近づいていますね。
「LIVE GOES ON」のことも知ってはいましたが、ただ羨ましく思うのみ。
LIVE情報も札幌のことさえも詳細を知る事は、少し離れた街に住むものにとってなかなか難しいことです。
ネットがなければ判らないことがあまりにも多すぎる…。
大人の情熱を持ってマイナーなアーティストのLIVEにも足を運んでいます。
今、音楽は色々な方法で手に入るけれど、LIVEの生の空気にはそこでなければ得られないものが漂っていますものね。
つきのさん、FOLK AIDを楽しんでいらしてください。(^^♪

投稿: SHIMA | 2005/02/19 16:44

tzneyanさん、ご自身のblogでも書いて下さって
ありがとうございました。

「LIFE GOES ON」、ぜひぜひ息の長い形で
続けて下さいませね。

投稿: つきのみどり | 2005/02/19 23:30

SHIMAさん、いつもありがとうございます。

「ネットでなければわからないことがあまりにも
多すぎる」、ネットを使う者にとってもそう
思うことが多いです。私が触れた稲垣さんの
出演情報も、ネットでしか流れなかったの
ですし。

SHIMAさんも、地元のアーティストのライブに
行かれると、それが私たちにとっては
「ネットでしかわからないこと」にもなる
わけですよね。そういったことを、また
お話していただけたら嬉しいです。


投稿: つきのみどり | 2005/02/19 23:46

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73691/2989801

この記事へのトラックバック一覧です: 大人の情熱:

» FOLK AID と Life Goes On [猫が目を覚ました]
     "スマトラ沖地震復興支援チャリティーコンサート" FOLK AIDのチケットを受け取った。僕は演奏する側ではあるが今回は出演者も皆手売りをした。なぜか... [続きを読む]

受信: 2005/02/19 13:10

« 学校の危機管理 | トップページ | 「あいさつ」というマジック »