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2005/03/07

「被災者」と「被害者」-FOLK AIDその2-

まだFOLK AIDの興奮もさめやらぬままなのだが、
会場に行って、改めて湧き上がってきた疑問がある。

それは、「義援金」の配られる先が、現地の
「被災者」だけなのか、ということ。

FOLK AIDの第2部で、イルカさんが手編みの
マフラーを持って現れ、「これは日本人で、
今回のスマトラ沖地震でご家族を亡くした
方からいただいたもの。全部で10本ある。
ぜひとも売って義援金の足しにしてほしい、と
言われたが、会場では売るスペースがないので、
後で出演者の打ち上げで売り、義援金に足す」と
いう趣旨のことを言われた。

手編みのマフラーを送っていらした、という話に、
「ご自分も地震の被害者なのに、更に被災者の
ことを思いやっていらして、なんという心の広い
方なのだろうか」と私は強く胸を打たれた。

現地と日本とでは、生活のレベルも違うから、
生活に必要な資金の単位もまるで違う。その
ような状況だからこそ、私たちが1000円でも
募金すれば、現地の被災者にとっては莫大な
援助になるだろう。

でも、日本人でも、家族をみななくして、ひとり
ぼっちになってしまった少年や、夫を失った方、
娘を失った方…悲しみにくれる、多くの被害者が
いる。生命保険に加入していればもちろん保険金は
下りるが、どこかから義援金は届いているの
だろうか。

被災者のことは世界中が援助しているが、
被害者の援助はどうなっているのだろう。
何の心積もりもなく、ある日突然、一家の
大黒柱や働き手を失って、悲しみと同時に
途方に暮れている方には、あたたかい手が
差し伸べられているのだろうか。地震の後、
「被災者へ援助を」という張り紙を見るたび、
そんなことが気になっていたのである。

どなたかご存知の方がいたら、私に教えて
いただけたら幸いである。

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