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2005/03/17

再び火がついた「フォーク魂」

blog050317


昨年12月のSTB139での30年
ぶりの「猫」再結成(1/31付blog)、そして
今月初めの「FOLK AID」(3/6付blog)と、
フォーク再活動の動きが活発になってきた。


この冬、東京では例年の1.5倍の日数も雪が降った。
私の心では、それは30年ぶりに私たちの前に現れた
「猫」の歌の言霊(ことだま)が呼んだから、ということに
なっている。民放TVニュースの雪の話題でも、バックで
小さく流れているのが「雪」という場面に出くわしたりして、
思わず私も耳をダンボにしつつ、歌を口ずさんでいたり
した。

人が年を経て、若かりし頃の思い出のメロディに再び
還る時は、その間に経験してきたさまざまの体験や
思いを胸に往来させながら、耳を傾けている。だから、
思い出のメロディは、より一層人をひきつけるのだろう。

私にもティーンの頃に聞いた音楽がたくさんあり、
今でもそのメロディを聞くと、胸が痛くなるような、
甘酸っぱい感情がよみがえってくる。

でも、私のティーンの頃は、まさに「レコードからCDへ」の
移行期と重なっている。初めて買った音楽は「レコード」
だったけれど、夢中で聞いた
のは「CD」。

CDは、歌詞カードも写真も、サイズに制限がある。
「愛蔵版」などの特別盤も売られることもあるが、この
サイズでは、写真に愛着が生まれるには小さすぎない
だろうか。だから、基本的には、収録されている「音楽
そのもの」への執着心しか生まなくなる。これが突き
進めば、今のように「とにかくダウンロードできれば
いい」となるのかもしれない。

でも、LPなら、歌詞カードだけではない。大きな写真、
そして、付録がついていることさえある。

アナログの時代に戻りたい、と私は思わない。だが、
コンパクトで便利になったからといって、それが全て
良いとは限らないのだろうとはつくづく感じる。これから
私が年を重ねても、CDのジャケットや歌詞カードを
心からいとおしく眺めることは、おそらくないのでは
ないか。

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コメント

 一月前になりました。写真から見ると六文銭のほうは結構聞き込まれている感じですね。アルバムはデザイナーの人達にとってもやりがいのあるものだったと思います。中身よりジャケットが評価されたものもあるほどですから。写真も大判カメラなどでこだわった人もいました。歌詞カードのレイアウトもデザイナーの腕の見せ所でしたね。

投稿: tzneyan | 2005/03/17 13:00

アナログ世代である私は根っからのロックキッズ。LPジャケットを部屋中に飾っては悦に入って
ました。そんな青春時代を思い出しました。LPジャケット用の額縁もあったなあ。どこにしまったんだろう?今日帰ったら、クラプトンの「461オーッシャン・ブールバード」聴こう。

投稿: イッチー | 2005/03/17 16:57


アルバム「魔法の黄色い靴」は持っていました。
これを聴いて「千鳥橋渋滞」が凄く好きになったのでした(^^)。

昔のレコード、ちゃんと整理して残しておけばよかったなと今更ながら悔やんでいます。
リアルタイムで買ったものは思い出も一緒に詰まっていますものね。
オリジナル復刻盤が欲しいなーと思いつつ、仕方なくベスト盤CDを買ってしまったりしています。(^^ゞ

投稿: SHIMA | 2005/03/18 09:21

tzneyanさん、ありがとうございます。
さすが、お察しの通りで六文銭のLPは
結構聞き込んだもののようです。

ジャケットのデザインに凝る時間が
許されていたほど、それだけ時の
流れがゆったりしていたのでしょうね。
そんなことをしみじみ感じました。

投稿: つきのみどり | 2005/03/18 18:26

イッチーさん、LP用の額縁ですか!
大きいジャケットだからこそ
飾りがいがありますよね。

クラプトンのお話など、また
機会があれば聞かせて下さい。

投稿: つきのみどり | 2005/03/18 18:30

SHIMAさん、ありがとうございます。
一昔前には「LPかCDか」論争なんていうのも
ありましたよね。

山下達郎さんは、数年前に初期作品の
復刻LPを限定で出したのですが、
確かあっという間に売れてしまった
気がしました。でも、「買っても
プレーヤーがない」という人が
実は多くいたようです。

ベスト盤CDは手軽で便利ですが、
本物の持つ風格には叶わないですよね。

投稿: つきのみどり | 2005/03/18 18:33

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