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2005/06/13

マーケティング戦略の移ろい

blog050613


先日、横浜の高島屋に行った時、
1階ロビーでこんなショーケースが
目に止まった。

横浜店が開店したのは1959年(昭和34)。その
前後の横浜の町並みや、開店当時の店内の
光景の写真、そして、その後のGSブームを紹介する
EPジャケットが飾られている中に、この人形たちも
飾られていた。

私が知っているものは数少ないが、私より上の世代の
方には懐かしいものが多いのだろう。幼い頃、薬局や
銀行などの店頭で見かけたかわいいマスコットを、
「買えないの?」と母に聞いて、「これはだめなのよ」と
言われたような覚えもある。

翻って、今はこのようなかわいい品物を作る企業は大きく
減った、と感じる。このようなマスコットを作っても、経費
ばかりがかかって効果が得られないということか。
あるいは、今はwebでの広告に力を入れる方が先で、
こちらにまでお金をかけられない、ということか。はたまた、
少子化で、作っても子どもの数が少ないので意味が
ないのだろうか(なにせ最近は、都心のデパート
屋上が、遊園地では赤字だからと、ドッグランゾーンに
なるご時勢なのだ)。

私の手元にある銀行の通帳も、キャラクターの印刷
されたものは、この10年の間に大きく減ってしまった。
そんなのにかけるお金はない、ということなのかも
しれない。

でも、農業やモーターボートに縁がなくても、「ヤンマー」と
言えば、「ヤン坊・マー坊」、「ヤン坊・マー坊の天気予報」と
思う人が多いように、定着すれば、キャラクターの持つ
効果は計り知れないものがある。

21世紀にふさわしい、愛らしさと近未来性を兼ね備えた、
そう、鉄腕アトムやウランちゃんのようなキャラクターに
出会いたいな、と、このマスコットを眺めていてふと
感じた。

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コメント

モノがあふれすぎているからこそ、キャラクターグッズの広告価値が薄れてしまったんでしょう。広告の第一段階は「興味を惹かせること」なのですが、今の時代は街にあふれすぎたマスコットキャラクターで勝負するよりも、興味を惹き付けるような切っ掛けを一般広告が担って、webと連結させた方が購買層の心をキャッチできますし、積極的な宣伝もできます。しかもwebのアクセス解析やちょっとしたアンケートも併せれば、マーケティングリサーチにもなり一石二鳥。こどもたちが年々減少していますから、かつてのように将来的な投資にお金をかけるよりは、今の購買層をいかに掴んでいくか、そちらの方が重視されている気もします。

それは、将来に光を見出せない今の日本がそのまま映し出されているのではないのでしょうか。

もし、つきのさんのような将来への希望を明るく持っているような方がもっと増えれば、これからのマーケティングも、そして日本の未来も明るくなれることでしょうね。

投稿: 迷い道 | 2005/06/18 11:22

迷い道さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>かつてのように将来的な投資に
>お金をかけるよりは、今の
>購買層をいかに掴んでいくか

なるほど。確かにこの方が
現実的ではありますよね。
でも、日本の将来像が
見えないから、でもあるのかも
しれませんね。

将来へのビジョンをしっかり描いて
示すことが、大人の責任ある行動
だと私は考えております。ですので、
もっと日本を良い方向へ導く明るい
意見を出していくことが大事では
ないかと思うのです。

またいつでもお立ち寄り下さいね。

投稿: つきのみどり | 2005/06/19 10:59

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