« 「平凡な日常」という宝石 | トップページ | 「まるで六文銭のように」 フォークの出発点 »

2005/07/15

私にとっての「あなただけを」

関東地方も梅雨明け目前となり、あおい輝彦さんの
「あなただけを」を、ラジオで耳にすることが増えた。

「♪あー 今年も 南の島へ 誘われて来たよ…」
私にとって、この曲は、去年の冬から特別な存在に
なった。忘れもしない、12月、六本木のSTB139
開かれたUmbrella Musicのライブで初めて、この曲の
生みの親が、大野真澄さんと常富喜雄さんだと知った、
あの日。

もともとこの歌がはやった時は、まだ幼すぎたので
記憶がない。だから、大人になってから出会った歌。
このライブ当日までは、メロディーと詞が心地よくて、
どことなく気に入っていた曲だった。

この日のライブは、私にとって生まれて初めて「猫」を
見に行った日でもあった。「いったいどんな曲を聞かせて
もらえるんだろう」という期待と、「作品を知らない」という
微かな不安とが入り混じった不思議な気持ちのまま、
開演まで待っていた。ステージが暗転し、拍手の中
おふたりが登場。あいさつをする大野さんと常富さん。
そして、「僕たちが初めて曲を提供した作品です」と
いう紹介の後、この曲の演奏でライブが始まった。

「この曲を作ったのはこのおふたりだったのね!!」
その時の驚きと、おふたりへと一気にわきあがった
親近感は、今も心に確かに息づいている。

その瞬間から、この曲、そして、70年代のフォーク
ソング=「若者たちの歌」への、私の旅が始まった。

だから、私にとって、「あなただけを」は、そんな
きっかけをくれた、大事な歌。

だから、ラジオでこの曲が流れてくると、私には
あおいさんの姿よりも、大野さんと常富さんの姿と
声が浮かんでくる(あおいさんファンの方、気を悪く
しないで下さい)。

今年の夏、この歌をおふたりの声、せめてどちらか
おひとりの声ででも良いから、聞けるチャンスはくる
のだろうか。そんな機会があるといいな。

そう思いながら、今、私は今年の夏へと思いを馳せて
いる。

|

« 「平凡な日常」という宝石 | トップページ | 「まるで六文銭のように」 フォークの出発点 »

コメント

 思わぬ持ち上げられ方をされちゃって嬉しいのやら...照れてます。カレッタの猫・文銭の翌日が大野君だと思います。この季節,僕は歌うほうに全財産賭けます。ちょっと生真面目な「あなただけを」ですが乗って歌うと思いますよ。ビール飲みながら聴くには最高かもですね。

投稿: tzneyan | 2005/07/16 02:17

tzneyanさん、こちらこそ勝手に書いてしまい、
ご負担ではないかと案じていました。
「カレッタ」日程もアップしていただき
ありがとうございます。楽しみにしています!

投稿: つきのみどり | 2005/07/17 14:28

ご案内、有難うございました。
そうなんですか~。
「あなただけを」を創った人!
ますますライブが楽しみになってきました。

投稿: アヒル | 2005/07/17 15:19

アヒルさん、コメントありがとうございます。
そうなんです、「あなただけを」は、
「大野・常富」両氏の初合作だそうです。

ちなみに、あおい輝彦さんにとっても、
初のソロでのヒット作品だそうです。
この曲のヒットがあるからこそ、あおいさんも、
そして、大野さんも常富さんも、ずっと今まで
第一線でご活躍していらしたんでしょうね。

投稿: つきのみどり | 2005/07/17 17:49

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73691/4983201

この記事へのトラックバック一覧です: 私にとっての「あなただけを」:

» 海は恋してる [Webフォーク村ブログ]
いや〜、懐かしのフォークソングを検索していて、偶然「ザ・リガニーズ」のHPを見つけました。みなさんご存知でしたか〜?「海は恋してる」がヒットしたのは、私が中学生の頃だったかなあ。TBS?で「ヤング720」という朝の番組があって、たしかそれに出たことがありましたよねえ... [続きを読む]

受信: 2005/07/31 00:22

» へ〜! [Webフォーク村ブログ]
元祖ジャニーズ、というより「助さん」と言ったほうがなじみがあるかも知れませんが、ジャニーズ解散後あおい輝彦が出したシングルで、大ヒットした「あなただけを」はご存知でしょう。以前拓郎セイヤングだったか、常やんがこの曲作ったと聞いて「へ〜!」と思いましたが、日曜... [続きを読む]

受信: 2005/07/31 09:18

« 「平凡な日常」という宝石 | トップページ | 「まるで六文銭のように」 フォークの出発点 »