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2005/08/05

地方との経済格差 その1

blog050805

札幌で、ライブ以外に、私が楽しみに
していたのが街歩き。

時計台なども見たい、という気持ちも
あった(昔スキーで友人と来た時は、
工事中で見られなかった)。それに加え、
お土産を見る目的もあって、中心部のデパートに向かった。

(弁解でもないが、web連載などもあるので、私も
モバイルPCは旅先に持ってきている。ただ、今回は
私が先に出かけた)

まず驚いたのが、東京ではもうほとんど終わっている
お中元コーナーが、まだ催事場にあったこと。お盆が
旧暦、8月だから?

それから、洋服売り場をのぞいてみる。全体的に、
東京と同じブランドショップが目に付く。大都市、
札幌ならでは。

(あれ?)
有名キャリアブランドのコーナー脇を通るが、人影が
見えない。ここは、私は買わないけれど、毎月必ず
何かの雑誌に登場している、超人気のブランド。秋物の
パンツスーツがきれいにディスプレイされている売り場も、
「閑古鳥が鳴いている」。
(東京だったら考えられないかも、日曜なのに…)

そして、自分の買っているブランドのコーナーへ。
(あらっ?まだこんなに!)
東京ではとっくに売れてしまった洋服が、まだたくさん
残っている。私がバーゲンでゲットしたスカートも、試着
してやめたスカートも、まだまだある。
そして、私が気づかぬうちに売れてしまった、グレーの
ジャケットを発見。3割引になっている。
(これなら秋にも使えるなぁ)

その近くには、東京では強気で値下げしていなかった、
白のジャケット。もちろんこれも値下げになっている。
(ふーん。これもバーゲンなんだ)

結局、グレーのジャケットを購入。
「観光で東京から来たんです」
「まぁ、そうでしたか。暑くないですか」
「いいえ、涼しいですよ。東京に比べればぜんぜん」
そこで横を向く私。

「東京だと、あの白のジャケット、バーゲン初めの頃は
値下げしてなかったんですよ」
「そうなんですか!札幌だと、ジャケット類もどんどん
値下げしますよ。秋も早いですし」
こんな会話を交わして、袋を受け取った。

エスカレーターで下へ行き、地下で、おいしい牛乳の
味の生きた、濃いソフトクリームを食べつつ、ひとり
考える。
「東京と同じものが買える」ということは、基本的に
「東京と同じ値段である」はず。でも、日本は地域に
よって給与水準に違いがある。OLでも、給与水準の
違いから、自分のPCを買うのもままならない人もいる、
という意見もewomanで読んだことがある。とすると、
地方にいて、東京と同じものを買えるのは、大企業の
社員や公務員、そして、業績の良い会社の経営者
などだろうか。

東京と同じものが全国一律ではやるのは、決して良い
ことではないかもしれない。でも、「経済力が弱いから
買えない」となると、どうなのだろうか。今はネットで
全国どこにいても情報が手に入る。地方発のビジネスで
業績を上げている人もいる。でも、まだまだ不十分、と
いうことなのだろうか。

都心にいると、あまりの人の多さと、それに反比例する
周囲との付き合いのなさ、そして緑の少なさにげんなり
することがある。こういった時、地方に行くと環境の良さ、
水やお料理のおいしさにほっとするし、嬉しくなる。
そして、こんなステキな土地に、もっと元気を与えられ
ないのかな、と思う。私に何ができるのだろうか、とも
考える。地方のステキな人、おいしいものを紹介する
こと、そして、地方の人と仕事で結束すること?

私のweb連載メルマガ、そして、このblogを見て、
地方の方からもメールをいただくことがある。教員
志望者、そして教員。皆、真剣に日々に取り組み、
そして、試行錯誤している。こういった声を(ご本人の
了解をもちろん得てから)ご紹介すること?
思いは尽きない。

(※東京に戻ってから、なじみのデパート店員さんと
話をしていて、彼女が北海道出身だとわかる。洋服の
話になったら、こんなことを言われた。
「東京とは違いますでしょう、売れるものが…」)

この後、時計台を見て、そして、「猫」のライブに
行ったのだが、ライブでびっくり!

「猫」の内山さんが、「あるブランドのバーゲンで
洋服を買って、今それを着ています」と
言われていた。「まだこんなのがあった!」と、私と
同じことを考えられていたのかもしれない。

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コメント

地方では「東京と同じもの=同じ値段」と、
そうでないものがあります。だから給与水準も相当違いますね。

例えば、私と同じ歳で地方(地元)の1企業のサラリーで年収300万円以上の人って割合的に少ないんですよ(笑)。
都内に本社があって、地方での支社(または営業所)の場合は都内とのサラリーの格差が相当縮まります。

このあたりは商業の仕組みとか、資本論をちょっとかじれば、
なんとなーく理解できると思います。(←納得するかは別ですが)

そういえば先日、
都内で北海道の知人と話したのですが、
涼しいイメージの道内だけど、
日中30度くらいはザラだそうです。(←でも湿気が違う)

投稿: 濱祐 | 2005/08/06 12:02

濱祐さん、コメントありがとうございます。

>地方では「東京と同じもの=同じ値段」と、
>そうでないものがあります。

そうですよね。実はこの話、「その2」で
少し考えようと思っていたのです。
(また良かったらご覧下さい)

>私と同じ歳で地方(地元)の1企業の
>サラリーで年収300万円以上の人って
>割合的に少ないんですよ(笑)。

なるほど…。となると、パートや
アルバイトの賃金も必然的に
低いわけですよね。

以前、「節約主婦生活」のテーマの
雑誌を見た時に、地方の方とは
「東京は物価が高いから、生活費の
水準が違う」と思って、あてに
ならない内容も結構あると気づきました。

それで幸せならもちろん良いのですが、
その数年後、子どもへの仕送りなどが発生
したら、本当に大変な負担ですよね。
それまでこつこつ貯金をするしかない
のかもしれません。

また良かったらおいで下さい。

投稿: つきのみどり | 2005/08/06 16:26

まだお中元コーナーありますよ~。(笑)
だいたい6月下旬から8月上旬までぐらいでしょうか。
(お店側の上半期の一区切り)
今日(8/7)は旧暦のたなばたでもありますし、どちらかというと関西の方に色々な行事的には近いのかしらと思います。

パートやあるバイトの賃金も低い事は確か。
関東関西方面の大学に進んだ学生さんはその違いに驚くそうです。
狭い日本でも随分と地域差がありますね。
自分の周りの常識が全てと思わない寛容さと柔軟さが大事かも。(笑)

投稿: SHIMA | 2005/08/07 10:38

SHIMAさん、ありがとうございます。

>狭い日本でも随分と地域差がありますね。
>自分の周りの常識が全てと思わない
>寛容さと柔軟さが大事かも。(笑)

その通りですよね!こういう視点を持ち
続け、また、周囲にも大事さを説き
続けることが大事かもしれません。

投稿: つきのみどり | 2005/08/07 20:37

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