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2005/08/26

web連載 第10回目更新

ロゼッタストーン」でのweb連載、「つきのみどりの
教育カフェテリア
」、8/25に、第10回目の
記事を更新した。

連載開始以来10回目を迎えることができ、読んで
下さっている多くの方と、ご関係者の皆さまに、
改めてお礼申し上げたい。

今回のテーマは「進路指導について」。
このところ、「生徒を学校の進路指導の実績の
宣伝材料とする」動きが加速している気がして
ならない。少子化が進む中、子ども集めの格好な
宣伝文句になるからだろう。私立中・高だけで
なく、都立高校でも、重点校では厳しい指導が
なされている。

でも、そういった学校の中には、「有名大学に
入ってくれればいい」という指導がされている
ことがある。こういう場合、本人の適性を無視した
アドバイスがされることもあるし、生徒が「推薦で
大学に行きたい」、と言っても、優秀だと、一般
入試で数多くの合格実績を稼ぎ出して欲しい
から、推薦を出さないことだってあるのが真相。
(←本当は、こんなことはあってはならないの
だけれど…)

こういった、本人の適性や意向を軽視した進路
指導も、フリーターやニートを生み出すひとつの
原因ではないかと私はつねづね考えている。

有名大学に入ったからといって、人生が保障
されている時代はとっくの昔に終わっている。
誰しも、苦しいかもしれないけれど、自分には
どのような道がふさわしいのか、考えてつかみ
とって生きていかねばならない時代になって
いる。

そういう時代に、「有名大学に入ってくれれば」と
いう進路指導は、ふさわしくないと私は断言したい。
私なりの今の考えを連載でまとめたので、もし
良かったら(連載のほうに)コメントをいただけたら、
とてもありがたい。

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コメント

始めまして、mixi の足跡から来ました。
専門の論著や参考書の執筆などもしてきましたが、平坦な道は選ばなかったおじさんです。
ご主張はほとんど正論と思いますが、学校の進路指導の問題は、大学進学だけのことではなく、社会のあり方の問題に密接にかかわるものだと思います。
自分ははるか四半世紀も昔に、大学進学のとき自分の成績や学校の期待とかをまったく無視して、受験勉強なしでいける=身の丈にあった学校で、自分の好きなことを学ぶ学部に行きました。とても楽しい中・高生活で、大学も好きなことが学べて楽しかったです。しかし、実力もないのに、学校名で権力を得ていたりするような場面や、そうした人を見るとき、自分がそうした学校でないことで得られない環境=権力ではないですよ=が残念でした。
学問などでは、好きなことを好きなようにやるためには残念、本当に残念ながらまだまだ学歴社会であることも進路指導上は指導する必要があるのではないでしょうか。
ちょっと言いすぎでしょうか?

投稿: みずやん | 2005/09/05 10:53

みずやんさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

>学問などでは、好きなことを好きなように
>やるためには残念、本当に残念ながらまだ
>まだ学歴社会であることも進路指導上は
>指導する必要があるのではないでしょうか。

連載には字数の関係もあるので、
書ききれませんでしたが、私もこの点は
常に意識しています(残念なことだ、とは
思っていますが)。

たとえば、生徒の進路の相談を受ける中で、
「広告代理店に行きたい」という生徒が
いれば、有名大学への進学をすすめる
ようにはしています。

ただ、いつも付け加えるのが、「でもね、
そういう大学に入っても、今はそれだけでは
希望の進路には行けないんだよ。入ってから
自分を磨くのが大事なんだよ」という趣旨の
話です。

保護者の中には、世の中が動いていることに
気づかず、「とりあえず大学へ」、とか、
「とりあえず有名校に行ってくれれば」という
ことを思っている人が、まだまだ多いのです。

そういった保護者のもとで育っていると、
「勉強はキライ、勉強したいことは
何ひとつないけれども、大学に行きたい」(!!)
などと話す生徒も出ます。
それではいけない、というつもりでいつも
私は話をしますし、連載も書いています。

今回のテーマと関連する話は、今後、
また連載で書いていこうと思っています。
私は国語教員なので、生徒と話をしたり、
生徒の書くものをみれば、「普段どの程度
物事を深く考えているか」すぐに気づきますので。

また何かありましたら、連載にもぜひ
コメントをお願い致します。

投稿: つきのみどり | 2005/09/05 23:26

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