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2005/10/01

ハーモニーは健在です!! 「猫」30年ぶりのCD発売&記念ライブ

blog051001


「猫」の30年ぶりのCD、「猫 FIVE
発売記念ライブが、原宿のBlue Jay Way
開かれた。

この会場に足を運ぶのは、1年ぶり。でも、用事が
あってこの1年の間、この前を月に1度は、必ず通り過ぎて
いた。だから、私にとってはとても親しみのある場所に変化
していた。

ちょうど1年前、ここには、Lilac(海援隊の千葉和臣さん・
TULIPの姫野達也さん)の
ライブを見にやってきた。恐る恐る、でも、高校時代の
仲良しデュオの限定ライブということで、貴重な経験に
胸躍らせながら、入り口への階段を下りた。

会場の前に着いてみると、地下の入り口に続く階段の上、
つまり、地上部分まで、ぎっしり人が並んでいるのが見える。

皆さん、待ちに待ったCD発売ライブで、気合の入り方が
違うのだろう。「仕事を休んだ」というMINAMIさんも既に
並んでいらした。

入り口でチャージを払うと、奥では、「9/29 18;00発売」の
「猫 FIVE」が売られている。

会場に入ると、及川恒平さんも既にお顔が見える。こちらへ、
とのありがたいお言葉に、感謝して着席。関西から、北海道
から駆けつけたファンのお姿も見える。

ライブ前は、皆さんとおしゃべりをしつつ、おいしいシャンパン、
そして、パスタやカレーに舌鼓を打ちながら、「来たるべき
その時」を待つ。ステージにはパーカッションも置かれている。
1月に「フォークデイズ」の収録で見た、「ヤングインパルス」の
映像を思い出す。
(パーカッションが入るのね、昔の「猫」みたい、楽しみ!)

そして、19:00。平日で仕事から駆け込んできた方々も顔を
揃えた中、予定通りの時刻に照明が落ちる。秋のシックな
装いに身を包んだ、お三方が登場。ライブが始まった。

blog051001-B

前半は、「地下鉄に乗って」、「ある雨の
日の情景」、「僕の庭」…おなじみのヒット
曲を、今の「進化した」猫の音で聞かせて
下さる。石山さんは、いつものベースだけでは
なく、「アップライトベース」にもご挑戦。
はじめて見る、ウッドベースの華奢な姿。でも、まだ慣れて
いらっしゃらないのが手に取るように伝わってくる。
大変な汗の量。こちらもはらはらしてしまう。

そして、後半。ステージに別のギターが持ち込まれる。
そう、いよいよ、スペシャルゲスト、「永遠のギター少年」
(4/8付blog、「音楽」カテゴリー参照)伊勢正三さん
ご登場!

4人の贅沢なステージは、「ささやかなこの人生」の共演で
幕を開ける。かつて「アーティスト(伊勢さん)とプロデューサー
(常富さん)」という関係でもあった方を含んだ、今日の
ステージ。手拍子もせずに、伊勢さんのギターづかいに
全視線を集中させる。内山さんのパーカッションも心地よく
響く。そして、「♪さびしかった恋人たちよ…」のサビに
来た時。

(うわー、これですよ、これ!)
鳥肌が立つ思いがした。猫の素晴らしさは、なんと言っても
ハーモニーの美しさ。伊勢さんの切ない歌声と重なり、見事な
声の層を織りなし、私たちの耳に響いてくる。
(このお店で、この席で、こんなに近くで見られて良かった!!)
感動が体を駆け抜けていく。

4月のツアーでも聞いた「君はベージュ」も、美しいハーモニーを
伴って私たちに迫ってくる。
(いつまでも聞いていたいなぁ…)

「22歳の別れ」、そして、「猫 FIVE」に提供された「Namida」の
4曲を歌われて、伊勢さんはご退場。今度は、いよいよCD
からの新曲コーナー。

すっかり聞きなれた「海は恋してる」のアンサーソング「常春」、
及川さんの作品「マリン酒場」(非常に及川さんらしい曲)、
代官山ではじめて聞いた「時の贈りもの」、そして、4月の
「手風琴」では英語版(「ザ・リガニーズ」としての演奏)だった
「Sanfrancisco Bay Blues」も、代官山での9月のライブから、
常富さんの訳詞になって、私たちの前に現れるようになった。
回を重ねるごとに演奏に慣れていらっしゃるのがはっきり
わかって、嬉しく、また、安心する。

(これが30年ぶりの「猫」のCDに入るんだなぁ…)
本編のラストは、「雪」。本当に雪が降りしきるような照明も
心憎い。間奏でお三方がそれぞれに一心不乱に弾いている
お姿は、お世辞抜きにカッコイイ!!

アンコールでの「海は恋してる」、再び伊勢さんのご登場!
今日は伊勢さんのお声で「♪あぁ~」と入る。「僕、高校
時代、ザ・リガニーズのファンでした」とにっこり。見るからに
楽しそうな伊勢さん。それにしても、どうしてこんなにギターを
上手に、そして、楽しそうに弾かれるんだろう。やっぱり、
「永遠のギター少年」。

「猫」は30年のブランクを経て、新しいCDを出して下さった。
30年、私の人生に近い年数。30年分の皆さんの人生の
重みを含んだ音がぎっしり詰まっている。円熟味、と言えば
簡単かもしれないけれど、それだけの年数分の経験が
加わった、豊かな音、と言ってもいいだろう。この「30年分」の
音を「現役」で聞かせてくれるバンドは、「猫」以外にはお目に
かかれない!

ライブ後は、いらしていた大野真澄さんと初めておしゃべり。
ミュージカル「ヘアー」出身の大野さん、当時の劇団話を
ひとしきり話し始め、思いもかけないところで思いがけない
方のお話を聞き、これまた「いつまでも聞いていたい」
気持ちになった。

30年分の重みが加わった、「猫」の今の音。まずは
CDで、そして、ライブで、その音を、皆さんの耳と目で
確かめていただきたい。次はライブでお会いしましょう!!

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コメント

ライブの迫力と感動を思う存分に味わいましね。猫ライブ!

今回、私は思い切って出かけて本当に良かったと思います。私の気持ちを後押しして下さりありがとうございました。日程的には余裕が無く、会場入り口ではデンジャラスな状態もありましたが運にも助けられました。人の繋がりって大事だなぁってつくづく思いました。みんな本当にありがとう!

ライブ終了後の夜の原宿は、熱くなった心に心地良い風が頬を撫で、何度も何度も会場となったビルを振り向きながら歩きました。打ち上げ二次会もあったそうですが、出席すればよかったなぁと、ちょっと後悔しています。(一日や二日寝なくても死にゃせんだろう)結局興奮で寝れないまま朝一番の飛行機に乗りました。機内で爆睡でしたがzzz~

新作CD聴いて心に栄養をたっぷり貰っています。


投稿: みっきーパパ | 2005/10/02 00:00

こんにちは、ライヴ行かれたんですね!非常にうらやましいです~。なんか盛りだくさんというか、とっても楽しい様子が伝わってきました。大野さんの劇団話が聞けるなんてすごい!そういう方に近くで会えるのがライヴの良い所ですね。時間とお金に余裕があれば次回は私も参加します!

投稿: ミッチ | 2005/10/02 08:11

>みっきーパパさん

遠路はるばる、また、お忙しい折の
ご参加、おつかれさまでした。

次のライブでお目にかかった時は、打ち上げも
ぜひご一緒しましょう!

CDで心に栄養をもらって、また一歩一歩前進して
行かれますようにお祈りしています。

>ミッチさん

こちらでの初書き込み、ありがとうございます。
次回はライブでお目にかかれたらいいですね!
CD聞いて、楽しみに待っていて下さいね。

投稿: つきのみどり | 2005/10/02 15:16

つきのみどりさん、こんばんは!

BJWライブ良かったですね。僕の場合いつも一人で出かけるのでなかなか皆さんとお話しする機会がなく、ライブが終わったら時間を持て余すので、比較的早いうちに帰ることが多いんです。是非お話したかったのですが、お顔も存じ上げないため失礼致しました。

僕のやってる閉鎖的な内輪ブログにもアップしてます。もし機会があったら見てやってください。
http://blog.so-net.ne.jp/madoi
では次回のライブでは是非!

投稿: ikki | 2005/10/02 23:10

>ikkiさん

実は、どちらにいらっしゃるかしら?と
思ってはいたのですが、どなたか
分からずじまいで、残念でした。

次のライブではぜひお目にかかりたいです!

投稿: つきのみどり | 2005/10/02 23:20

LIVEレポ、ありがとうございます。
あちこちで読むのを楽しみにしているのですが、今回はCD同時発売ということでより羨ましさが増してしまいます。
生音が聞けることでCDのその曲の楽しみも倍になりますものね。
(そういう点では札幌で聴けたことはラッキーだったなと思います。)
音楽はいろいろなものがあってこそ素晴らしい!
今まで自分が聴いてきたもの好きだったたくさんの音楽が人との関わりを広げてくれるようで嬉しく思います。
新旧取り混ぜた邦楽&洋楽を聴きながらそんなことを思う今日このごろです。

投稿: SHIMA | 2005/10/03 11:55

>SHIMAさん

コメントありがとうございます。
CD届きましたか?

>生音が聞けることでCDのその曲の楽しみも
>倍になりますものね。
>(そういう点では札幌で聴けたことは
>ラッキーだったなと思います。)

おっしゃる通りですね。そして、まだ
「猫」の生音を待ち焦がれている方が
全国にたくさんいらっしゃいます。

一人でも多くの方がこの「30年分の
音」を体感できると良いな、と私も
願っています。

>今まで自分が聴いてきたもの
>好きだったたくさんの音楽が人との
>関わりを広げてくれるようで

今までお好きだったものと、現在も
このような形で関われるって素晴らしい
ですよね!私も、この場で皆さんと
お話でき、とても嬉しいです。

良かったら、今度、CDの感想など
聞かせて下さいね。

投稿: つきのみどり | 2005/10/03 23:46

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