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2005/11/15

「刺客」ではなく「小泉パートナーズ」

「ロゼッタストーン」での他の方のweb連載で、私が
楽しみにしているもののひとつに、「外国特派員
クラブの窓から」
がある。

外国特派員クラブ、とは有楽町の駅前にある。
紺の垂れ幕がある前で記者会見をする映像を
ニュースで見かける方も多いだろう。ここに所属
されている記者さんのおひとり(日本人女性)が、
「大手メディアが伝えない、ニュースの裏側」を
伝えて下さっている。彼女に、「ロゼッタストーン」の
引越しパーティの際に1度私はお会いしたことが
ある。ベテランの、凛とした雰囲気の女性記者さん。

(この方のご縁で、「ロゼッタストーン」関係の
パーティがこの「外国特派員協会」で何度か
開かれている。私も何度かお邪魔しているけれど、
フロアに一歩足を踏み入れると、歴史の重みある
雰囲気がたまらなくいい。決してホテルとは違う
けれども、外国人の顧客の多い、ホテルオークラ
ような雰囲気もそこはかとなく漂っている。また、
窓からの夜景も素晴らしい)

自分が1度見聞きしたニュースでも、改めて
ここで意見を見ると、違う視点からの意見が
読めて面白い。

現在アップされている記事が「小泉パートナーズ 
国際実力派女性新議員記者会見」。9月の
総選挙で、自民党が対立候補に立てた候補を
「刺客」、小泉首相の息がかかった候補者を
「小泉チルドレン」と呼んでいたが、立派な
キャリアがある候補者にその呼び名はおかしい、
ということで、外国人特派員協会は「小泉
パートナーズ」と呼ぶことにした、という。確かに
大の大人に「チルドレン」はおかしい。

この時の「小泉パートナーズ」の記者会見には、
猪口邦子片山さつき佐藤ゆかり各議員が
登場。

記事を読んでいて、率直に思ったのは、「この
3議員の活躍、動向が、今後の自民党の変革の
鍵を握るかもしれない」ということ。

当選直後から「棚ボタ」、「テニスでの活躍」が
取りざたされる誰かさんとは異なり、この3人は
素晴らしいキャリアを積んできた方々で、早速、
大臣に登用される方も出ている。

猪口少子化・男女共同参画担当相の、「世界の
紛争は、結果がわかれば女性のほうが力になる」
という意見、重みを持って受け止めた。

子どもの命が助かる、子どもが勉強できる、と
わかると、母親の愛はかくもたくましく強いのかと、
改めて感動する。そういう愛を受け止めて私も
仕事をしなくては、と背筋が伸びる。

この中で、私が一番面白い、と思ったのは、
「ジェンダー・バッシング」の話。自民党では実は、
今、「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態
調査プロジェクトチーム」(安倍晋三座長)が
「ジェンダー」という言葉そのものの削除を求める
動きを見せている。

このことについて、以前、小宮山洋子民主党
衆議院議員は、同じく「ロゼッタストーン」で発行中の、
超党派女性議員メルマガ「ヴィーナスはあと」第186号
(2005/08/11発行)で、「ジェンダー」の言葉の
曲解について大変心配する原稿を寄せている。

小宮山議員の原稿には、こう書かれている(以下、
「ヴィーナスはあと」より引用)。
-----------------
「過激な性教育・ジェンダー教育の実態調査プロジェクト
チーム」の事務局長が山谷えり子議員で、座長が
安倍幹事長代理(※当時)です。生まれながらの
性別がセックス、後から形成された性別がジェンダー
ですが、男女共同参画を推進すると、性別の否定にも
なるという、故意に曲解したとしか思えない言い方を
しています。そして、多様なライフスタイルとは、妻を
何人ももってよいのか、といった批判があり、答申
から削除されたりしています。
-----------------

「多様なライフスタイル」を追求するのが、妻を何人も
持つことになぜつながるのだろうか?!法律で禁止
されていることはあくまでも禁止なのではない
だろうか、と素人の私にも思えるのだけれど。

「ジェンダー」を曲解しているからか、学校現場でも、
高校になっても「男女同室での着替え」を命じている
学校もある、という噂を聞いたことがある(でも、この
話はとても信じられない。間違いが起きたら、学校は
どう責任を取るつもりなんだろう?!)

ところが、今回初当選の猪口大臣は、実は長年政府の
審議会委員などを務めていらした。だから、「男女共同
参画社会基本法は私が作った」と発言している。そう
いった意味でも今回の配置は適材適所、だと思う。
こうなると、自民党の「ジェンダー追い出し派」は
大慌て、なのではないだろうか。

だから、こういった意味でも、「改革」が進むのか、私は
大いに注目して見て行きたい。改革が進むことで、
自民党、ひいては日本全体が変わることにつながって
ほしい、私はそう期待している。

だから、こんな「大手メディアでは伝えていない」ことが
見られる、この連載が私は大のお気に入り!

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コメント

年配の男の人では、昔ながらの「男尊女卑」に考え方を自然と身につけている人が多く見受けられます。
若者の中では、今や男女共同参画が浸透しているみたいですね。
(個人的には、女性の方が強くなっているような気がするのだけれども・・・)
性差が、差別ではなく区別である事は、学校教育での課題でもあるけれど。
日本の古い体質が改善されるまでには、もう少し時間がかかりそうだと思います。

投稿: ジキル・ハイド | 2005/11/15 03:51

こんにちは。
今後は「ユイ」というHNでコメント書かせていただこうと思います。
よろしくお願いします。

行き過ぎたというか、意味を取り違えているジェンダー教育(高校生の着替えを男女同室にすることのどこが教育なんでしょうね、めまいがします)に、かゆいところに手が届かない少子化対策。私は行政の世界に身を投じたことがないのですが、
もはや「国民の価値観をひとつにする政策」には限界がきているんだなと感じます。もちろん、常識は必要ですが、法律をつくる方々の想像力、柔軟な思考に疑問を感じております。

これから公立小学校に娘を通わせる私ですが、
「意味取り違えたジェンダー教育」の片鱗が見えたら・・・
間違いなく闘います。

男尊女卑は、男性、女性どちらの心にもいまだ巣くっていると思います。なぜ、「人間」という一単位で暮らせないんだろう。子どもにとっては母性も父性もそりゃあ必要でしょう。
でも、「人間力」として、身内、他人を問わない、たくさんの大人の愛をあげたいと私は考えます。

投稿: ユイ | 2005/11/15 09:15

>ユイさん

コメントありがとうございます。

>「国民の価値観をひとつにする政策」には
>限界がきているんだなと感じます。

そうですよね。多様な価値観を認める時代に
なっていますよね。ただ、もちろん、
法律を逸脱してはならない範囲の
ことだとは思いますが。

>「意味取り違えたジェンダー教育」の片鱗が
>見えたら・・・
>間違いなく闘います。

もしそんなことがあったら、お話して下さいね。
できる限りサポートしますので。

>「人間力」として、身内、他人を問わない、
>たくさんの大人の愛をあげたいと私は考えます。

多くの大人の愛が子どもには必要ですものね。
そう思って私も仕事をしているつもりです。

※プライバシーに配慮して、一部コメントを
削除しました。悪しからずご了承下さいませ。

>ジキル・ハイドさん

コメントいつも楽しみにしています。

>年配の男の人では、昔ながらの「男尊女卑」に
>考え方を自然と身につけている人が多く
>見受けられます。

確かにそうですよね。

>日本の古い体質が改善されるまでには、もう少し
>時間がかかりそうだと思います。

管理職が理解のある場合はいいのですが、そう
ではないと、育児と仕事との両立がままなら
なくて退職せざるを得ないケースも、まだまだ
残念ながらあるようですものね。

ただ、この数年で徐々に変わっていくのでは
ないか、という気もしているのですよ。


投稿: つきのみどり | 2005/11/15 22:12

つきのみどり様

お心遣い、感謝いたします。

大人たちがそれぞれの価値観を認識しつつ、
十二分に語り合うことが、子どもの未来を明るくするのかなと思います。

これからもよろしくお願いします。
たくさん教えていただきたいことがあります。

投稿: ユイ | 2005/11/15 22:19

ユイさま

早速レスありがとうございます。

>大人たちがそれぞれの価値観を認識しつつ、
>十二分に語り合うことが、子どもの未来を
>明るくするのかなと思います。

そうですよね。そういう大人の行動が
子どもたちにも良い影響を与えるはず
ですよね。

こちらこそ、これからいろいろと
ご教示お願いします。

投稿: つきのみどり | 2005/11/15 22:42

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