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2005/12/08

フォークデイズ第50回公録 フォークの「包容力」

blog051208


12/7、草月ホールで行なわれた、
フォーク・デイズの第50回の公開
録画に参加した。

坂崎幸之助さんが「永遠のフォーク少年」
ぶりを発揮して、名ナビゲーターを務めるこの番組も、
なんと、今回で50回目。

私が初めて公録に参加したのは、今年1/18の
第45回の時で、この日は猫がご出演だった。
アルフィーファンの中で、この日
以来猫ファンになった方も多いのだろう。

それから1年の間に、4回も収録があった、ということに
なる。坂崎さんはじめ、スタッフの皆さんのご努力に
改めて敬意を払いたい。

草月ホールは、草月会館の地下にある。青山一丁目と
赤坂見附のほぼ中間、246沿いにある。

私は開演前に、このあたりを徒歩でうろうろ。
web連載用の写真を撮ったり、スタバでお気に入りの
お茶を飲んだりして、時を待つ。

この日の出演は記念の回にふさわしく、計6組。
(放送が来年なので、セットリストは載せていない
こと、ご了承いただきたい)

トップバッターで猫、ご登場。ちょうど1年前の「再結成
後、東京初お目見え」のあの日を思うと、なんと慣れた
様子でいらっしゃることだろう、としみじみ。

坂崎さんが「地下鉄に乗って」でセッション、とても
楽しそう。

坂崎さんはその後も「永遠のフォーク少年」ぶりを
遺憾なく発揮、皆さんと1曲絡んで行くのが、とても
良かった。

猫が4曲歌って退場、続いて斉藤哲夫さんの番。
斉藤さんの「美声」(坂崎さん談)に、じっくり聞き入る。
斉藤さんの曲で、「かつて他の方に書いたのですが、
ボツになりました」という作品、私には「SMAPにでも
歌ってもらったらいいんじゃないのかしら…」という
思いが芽生える。

続いて、伊勢正三さん。今の季節にふさわしく
「冬京(とうきょう)」、他の季節では聞けないだろう
から、嬉しいチョイスに感謝。「南こうせつクローン」、
こと、坂崎さんとのコンビはやっぱり面白い!

尾崎亜美さんは、この日の紅一点。夫ぎみの
小原礼さんをベースに従えてのご登場。昔、
神奈川県民ホールでライブを見たことがあるの
だが、その時と変わらないチャーミングさ、だと
感じる。実はこの日の最年少(!!)ご出演者、
だそうな。

ビッグバンドでの歌もいいけれど、今日はシンプルな
構成で、フォークスタイルに敬意を払っておいで
なのが伝わる。

亜美さんの歌を聞いていると、「ポジティブなパワー」を
もらえる気持ちになれる。その時、昔雑誌で見た「私は、
みんながハッピーになれるような歌を作りたい」という
亜美さんのインタビュー記事を突然思い出す。亜美さんは、
今もそのスタンスを守っていらっしゃる。そうして来年は
30周年、とのこと。そのパワーとチャーミングさ、私も
見習いたい。亜美さんの魅力、永遠なれ!

遠藤賢司さん、初めて生で歌を聞く。映画「不滅の男」の
宣伝もたっぷり。

出番前、坂崎さんのご紹介で「歌にメリハリがありすぎて、
大声過ぎてなに歌っているのかよくわからない、という曲と、
小さすぎてよく分からない、という歌があります」とあるので、
興味津々聞いていると…ナットク!!それにしても、あと2年で
「還暦」とは思えないそのエネルギー、いったいどこから
出ているんだろう。

ラストは、「日本のフォークの元祖」、小室等さん。「昔と
変わりませんよねー」という坂崎さんに、「あらかじめ
年寄りだったんだね」とひとこと。会場が大爆笑の渦に
包まれる。尾崎亜美さんも、「小室さんは、樹齢500年、
なんていう感じですね」と言われていたっけ。

このところ、及川恒平さんや四角佳子さんとの
ご縁もあり、小室さんの歌の魅力を感じられる機会が
ぐっと増えた。

今回は新作「No Good Without You」の曲を中心に
歌って下さるが、「What a Wonderful World」、猫の
内山さんの、ルイ・アームストロング張りの渋い声とは
また違って、品のある声。どちらもステキだな、と聞き
ほれる。

そして、先日NHKのハイビジョンで放送された、ボブ・
ディランの映画にも触れ、「This Land is Your Land」を熱唱。
アメリカでのフォークの元祖がボブ・ディランなら、
日本のフォークの元祖は、間違いなく小室さん。35年前、
作家のお仕着せの作品でなく、自分たちで歌を作って
ギターをかき鳴らし始めた、小室さんたちがいらしたから
こそ、日本のフォーク音楽が生まれた。

その小室さんが今も第一線で歌われていることは、日本の
フォーク音楽の財産そのものだろう。一日でも長く、
お元気で歌い続けていただきたい、心からそう願った。

最後は総勢10人で、高田渡さんの「自転車に乗って」
大合唱。渡さんが星になった今年らしい選曲かもしれない。
でも、こうやって、作者が星になっても、名曲は歌い
継がれていく。

普段はなかなか同じステージに立てない6組の皆さんが、
同じ歌を歌って笑顔になっていらっしゃる、これこそ、
フォークの「包容力」のなせる業なのだろう。
こんなあたたかな気持ちにくるまれ、私は、地上への
階段を上っていった。

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コメント

 僕も出番のあとは客席の後ろの壁を背に,ゆっくり聞かせてもらいました。誰もが素晴らしい,そうとしか言いようが無く,やっぱり音楽って格別だなって思ったしだいです。ああいうライブに生で接する機会もっとあればいいのにとちょっと贅沢な希望も出てきますね。年一度くらいは記念ライブでなくてもやってほしいですね。

投稿: tzneyan | 2005/12/10 12:28

>tzneyanさん

ご出演お疲れ様でした。
当日ご出演の皆さんにとっても、
他の方の演奏を聞いている時は
満ち足りていたのだろうな、と私も
想像していました。

確かに、年1度くらいこういった
形のライブ、期待したいですね!!
関係者の皆さま、ご検討お願いします。
m(__)m

投稿: つきのみどり | 2005/12/11 13:37

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