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2005/12/19

猫 Live in Blue Jay Way 1年間の「総決算」

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12/16、猫の2005年の締めくくり
ライブに、寒空の中、原宿
Blue Jay Wayまで出かけた。

今回はUmbrella Music Club(ファンクラブ)
優先席を設けていただいたので、寒い中
長い間並ばずに済むのが、とても嬉しい。
開場時間直前に着くと、さすが師走、皆さん忙しいのだろう、
9月の時に比べて格段に出足が鈍い。そんなに待たずに
会場に入れていただく。今日も関西から、北海道からの
お顔がちらほら見える。定刻まで、おいしい食事や
お酒に舌鼓を打ちながら楽しみに待つ。

そして、定刻を少し回った頃。3人がステージに出ていらして、
おもむろに楽器を構える。そして、「時の贈り物」、
「たどり着いたらいつも雨降り」のメドレーで、
ライブスタート。

「お忙しい中、忘年会などもあったでしょうに、足をお運び
いただいてありがとうございます」
そんな常富さんのごあいさつを聞きながら、
(そうそう、こんな日に限って重なる)
と、お断りした忘年会のことを思い出していた
(↑関係者の皆さま、失礼しました、我が家では猫の
ライブは最優先事項のひとつです。どうかお許し下さい)。

「猫」と「12月」は、私の中で、切っても切れない結びつき。
1年前、六本木のSTB139で「再結成後、東京初お目見え」の
お姿を見て、私の「猫」との付き合いが始まったのだから。

その12月から、もう1年が過ぎた。だから、ついつい、
あの日の記憶があちこちでよみがえる。(※1/31記事参照)

先月の手風琴の時にも感じたけれど、1年前のあの日は、
皆さん演奏とMCでいっぱいいっぱい、という感じだった。
しかも、「猫」として、昔の歌を4曲くらい演奏したら、
あとは常富さんが他の方のサポートに出ていらっしゃる
くらいで、「猫」の皆さんが揃ったのは、確か、ラストまで
なかった。

それを思えば、今回のライブは新曲から始まるし、
「昼下がりの街」、「おとぎの国へ」など、再結成後
初めてライブで聞く曲もある。
(皆さん、すっかりカンが戻っていらした)
お三方がそれぞれ楽しんでいらっしゃる感じも伝わってくる。

内山さんは「今朝弦を張り替えていて、弦が目に入って
しまって…」と言われる。目が充血してしまわれたとの
こと(1日も早いご快復をお祈りしています)。

今日は、ゲストに大野真澄さんもいらっしゃる。1度
内山さん・石山さんがご退場して、常富さんと2ショット。
ますます、
(去年のあの日みたい…)
記憶の糸をたぐりよせる。

大野さん、といえばビートルズ、ということで、「In My Life」。
ただし、常富さんのオリジナル訳詞がついている。原詩の
世界を生かした、奥深い日本語に聞き入る。

続いて、大野さんの「本邦初公開」の新曲、「Only the
Lonely Night」 。味のある、そして、甘い大野さんの
ボーカルが冴え渡る。
そして、こんな歌と、大野さんのギャグ連発のトークの
落差も、とても面白い!「ホワイトキック」って何かおわかり
いただけるだろうか?(しらける、だそう!)

ここで再び内山さんと石山さんご登場。5人のにぎやかな
セッションになる。「学生街の喫茶店」も、音に厚みが
あって聞きごたえ充分。

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そして、「あなただけを」。
(この曲よ!!)

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忘れもしない、1年前の六本木の
あの日。開演まで、あおい輝彦さんの
「あなただけを」が流れる店内で、
(なんでこの曲が流れるの?)
と、ずっと不思議でならなかった。

やがて、ライブが始まり、常富さんと
大野さんが「この曲は僕たちがはじめて一緒に作った
曲です」と言われ、演奏を始めた時の感動!
(そういうことだったのね!!)

この曲のきれいなメロディと優しい詞が、この数年
気になっていた私だった。だから、「猫」を知らない
まま来た不安感が一気に吹き飛び、親近感に
変わったあの瞬間を、私は忘れない。

あおいさんにとっても、この曲がスマッシュヒットして、
紅白への出場にもつながったそうだ。

だから、これは、歌手・あおいさん、ソングライター・
常富さん、大野さんにとって、きっととても大事な存在。
そして、「猫」を身近に感じさせてくれたから、私に
とっても大事な存在になっている。

大野さんご退場のあとは、新旧の曲を取り混ぜて
どんどん進んでいく。
でも、ラスト前の「各駅停車」で、常富さんの弦が
切れる事件発生!!
(うわー、こんなこと今までなかった)

ただし。ここからが「さすが!」のテクニック。常富さんと
内山さんとが、リードギターを、あうんの呼吸で絶妙に
チェンジ。常富さんは弦が切れたまま、1曲弾き終えられる。

(素晴らしい!これがベテランの味ね)
常富さんが1度退場、そして、弦を張り替え、戻られる。
仕切り直し完了で、「雪」。力強い石山さんのイントロがいい!

アンコールではいつものように「海は恋してる」。今日は
大野さん、そして、元ザ・リガニーズの吉田さんも客席
から飛び入りで、これが「2005年最後の、猫の皆さん
からの贈りもの」となる。

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これで、今年の「猫」のライブは全て終了。
だから、これが「1年間の歩みの総決算」
ライブだったとも言えるだろう。

私たちも皆さんと一緒に、東京、そして、
北国までも飛びまわった。
記録を見ると、

1月:1回(「フォークデイズ」公録)
3月:1回(FOLK AID)
4月:1回(巣鴨)
6月:1回(「FOLK&FORK」公録)
7月:2回(青山、札幌)※他に北海道フォークジャンボリー
8月:1回(汐留)
9月:3回(代官山2回、原宿)※他にセプテンバーコンサート
11月:1回(巣鴨)
12月:2回(「フォークデイズ」公録、原宿)

となっている。9月には30年ぶりのCDも発売なさって、
だんだんご自分たちの今のペースをつかんで
いらしている、という感じではないか。

こうして追いかけられるのも、猫の皆さんがお元気で、
そして、私たちが元気でいるからできること。来

それから、このリストの中に、既に、もうそのお店が
ないところもある。17日、用事で代官山を通った時に、
「もうHoochie Coochie ないのよね…」
取り壊しのため、囲いがされたビルの前で、寂しさが
私を襲った。

でも、月並みだけれど、お店は消えても、あの日の
ライブの記憶はいつまでも私たちの胸に輝き続ける。
もちろん、今も立派に経営中のお店のライブの記憶も、
同じように輝いている。

こういう「輝きの思い出」を、来年も、ひとつでも
増やしていけたら、こんな嬉しいことはない。

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コメント

 やっと終わりました。一年見守ってくださって感謝します!あとはメンバーと忘年会を残すのみ。荒れそうだな...(笑)

投稿: tzneyan | 2005/12/20 17:11

>tzneyanさん

こちらこそ1年間ありがとうございました!
そして、お疲れ様でした。上に書いた
「猫」以外に「猫・文銭」などもあった
ので、お忙しかったことと思います。
「荒れそうな」?!忘年会の後は、
ゆっくり年末年始をお過ごし下さいませ。

そして、来年もよろしくお願い致します!!

投稿: つきのみどり | 2005/12/20 20:17

こんばんは。
今年は私にとって実りの多い年でした。ふとみつけたBITの「猫」のライブ、「えっまたやってんの?」という驚きと懐かしさからLiveを聴きに行って、今猫もなかなかやるやん・・という思いで以降は私のLiveレパートリーの最前部に浮上しました。回を重ねる度にカチッと決まっていく猫サウンド、そしてこれからも進化し続けるのでしょうね。

ありがとうございます。
そしてこれからもよろしくです。

投稿: ikki | 2005/12/20 23:34

>ikkiさん

こんばんは、コメントありがとうございます。
6月のBack in Townからのご参加だったの
ですよね。「濃い半年間」を満喫された
ことと思います。

そしてまた、これからもご一緒に、
進化し続ける「猫」サウンドを
楽しんでいきたいですね。

こちらこそ、多くのお話や書き込み、
ありがとうございました。
よいお年をお迎え下さいますように。

投稿: つきのみどり | 2005/12/21 00:22

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