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2006/01/28

NHK フォーク大全集 絶えることなきフォークの流れ

blog060128-A


1/26、NHKホールでの
「NHK BS永遠の音楽 
フォークソング大全集」
公開録画へと足を運んだ。

昨年末に話を知ったのだけれど、
なにせNHKの催し、当たらないことには
始まらない。往復ハガキを数通出し、どうにか
1通当選通知をゲット(でも、世の中には
つわものがいて、20通出した、という方が
私の知る限りの最高記録!!)。

というわけで、寒風吹きすさぶ中、しっかり防寒
対策をして出かけた。当選ハガキには「寒い中
ですので、早くから並ばれることのないよう
お願いします。開場時刻にあわせておいで
下さい」とあった。

座席も、先着順ではなく、着いた順にランダムに
割り当てられるらしい。というわけで、
ホールについたのは、開場時刻を回ってから。
今日のパンフレットと、今後のNHK経営計画に
ついてのパンフレットを受け取り、中へ入る。

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運よく、2階のせり出した席、昨年
チューリップを見た席の付近に座れた。
よかった、ここならよく見える。

ホールにいらしているのは、
団塊世代、そして、その上と
おぼしき方が圧倒的に多い。開演前の
ロビーは、テーブルでお弁当を広げる方々
ばかりで、まるで芝居の幕間(まくあい)みたい!

18:45、ホールが暗くなり、ハイビジョンのPR
映像がスクリーンいっぱいに流れる。
ハイビジョンの宣伝タイムが約7分ほど続く。

その後、ディレクター氏が出ていらして、ごあいさつ。
NHKの公開番組は、過剰な演出がなく、ストレートに
歌が楽しめるところが私のお気に入り。

それから、本日の司会の阿部渉アナウンサーに
バトンタッチ。「歌謡コンサート」、「紅白」などで
おなじみの阿部アナの司会なら、安心して
フォークが楽しめる、これもとても嬉しいこと。

19:00、緞帳が上がる。ステージいっぱいに並んだ、
出演者の皆さんの姿を見て、「フォークの歴史を
彩った皆さんを、今、自分がこの目で見ている」と
思うと、なぜか胸がいっぱいになり、1曲目、誰に
促されるわけでもなく、私は、思わず大きく
手を叩き始めた。

トップバッターと続いてのアーティストのご登場順は、
なんとなく予想していた。阿部アナの隣に、当時の
思い出を語るアーティストが立たれるのが心憎い。

今でこそ、日本全国、地下鉄のある都市は東京
だけではない。でも、30年前、東京ご出身の「猫」の
皆さんが歌う「地下鉄に乗って」は、さぞや都会の
香り漂うしゃれた曲だったんだろうな、と他の方の曲と
一緒に聞くと、改めて気づかされる。

いつも聞きなれた曲も、吉川忠英さんと
The Drunkardsの名サポートが入るから、違う迫力で
私たちに迫ってくるのがとてもいい。

番組は、
1. アメリカでの「フォーク創成期」
2. 日本での「フォークブーム」
3. 「フォークの”スタンダード”化」
この3本が柱になっていた。

アメリカからの特別ゲスト「ブラザーズ・フォア」の
演奏に「ブラボー!!」と叫んでいらした、私の近くの
席の女性。

そして、「ヤングインパルス」を思い出させる、
お三方のアーティストの楽しいトークとヒット曲。

私は3.の「スタンダード化」最初の世代。「遠い世界に」、
「翼を下さい」、「虹と雪のバラード」…。全て学校で習った。
私たちにとって、フォークは若い世代の熱い思いを歌う、
「現代の名曲」。ご出演の皆さんが、口々に「学校で
子どもが習ってきて…」と言われる話に、いちばん
親近感を抱いた。

アメリカで、若い世代が「お仕着せでなく」、自分たちで
ギターを持ってうたい始めた音楽。それが国境を越え、
そして、日本でもオリジナルの曲を歌い始める人たちが
出る。これが多くの人々の心を捉え、「名曲」として
歌い継がれていく…。
この日は「フォークの歴史」を体で感じられた、私に
とってかけがえのない3時間だった。

それにしても、30年前のヒット曲を今も同じように歌う
ことができる、というのは、日ごろのご鍛錬とご健康の
たまもの。番組には、そんな皆さんのプロとしての
素晴らしさが満ち満ちていた。

エンディングでの皆さんの満ちたりた笑顔に、こちらも
いつまでも拍手を送る。

毎年、無理なら2年に1度でも、この「フォークの
”紅白”」が続いてほしい、そう願いつつ、厳寒の
渋谷の街へと足を踏み出した。

残念ながらご当選されなかった方、ご遠方の方、
そして、もちろんご参加した方。放送をお楽しみに!!

放送予定:
NHK-BS2 2/25 21:00~23:00
NHK-BSHi 3/5  19:30~21:30

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コメント

いやー。ぜいたくな時間を送れました。私は2階C2-11で真ん中近くで観ました。知人はことごとく2.3階で1人だけ1階17列だったと。 まあ20枚出しても元は取れてます。少し当たらなかった人にも分けましたので。それでも2枚余りましたが。今まで最低の確率が15枚で1枚でした。今回は7枚当たりました。当たっても来れなかった人もいますが、これが一番残念ですね。掲示板などに整理券を求めていた人もいましたが、時間が合わずにあえませんでした。          また上京します。その時はよろしく。       コンサートが終わり、外で佐久間さん、石山さんにあいさつして、ふれあいホール近くで中川イサトさんらと落ち合い、それからお茶に。ほんまにぜいたくですね。          金曜日朝早く立川に六文銭などのコンサートチケットの先行発売に並んでいると売り出し開始時には10人ほどのかたが。チューリップの時はかなり並びました、とすぐ後の女性ファンは。責任者のかたはフォークファンで中津川へ行ったこともあると。満足な座席が取れました。       それではまた。次回は3月にお会い出来ますか。その時まで失礼します。

投稿: 浜ちゃん | 2006/01/29 05:46

>浜ちゃんさん

こんばんは、お返事お待たせして
すみませんでした。

>今まで最低の確率が15枚で1枚でした。

ひゃー、これはびっくり!!
プレミアチケットでしたね、これ。

立川もお疲れ様でした。
チューリップが立川で、というのは、
前回のツアーではなくて、恐らく
その前だと思いますが、寒い中
お元気で何よりでした。

ではまた暖かくなりましたら、
お目にかかりましょう!

投稿: つきのみどり | 2006/01/30 22:11

【追記】

25日の放送を見て、改めてフォーク音楽の
「力強い流れ」を実感。

武田鉄矢・南こうせつ・山本コータロー
各氏のトークも、思いのほか残っていて
安心した。(もっとカットされるかと
思っていたので…)

やはり、来年以降も続いてほしい、と
いう思いを強く抱いた。

投稿: つきのみどり | 2006/02/28 00:46

メールアドレスは、うそんこです。
僕は、愛知県からこのコンサートに出かけました。ただし、お金を節約するため、往復バスで。帰りは夜行バスでした。しかも、木・金と会社を休んで。
僕も、はがきを20枚出し、6枚あたりました。最初、女房殿に行こうと誘ったのですが、行きたくないと言うので、大学時代、東京に僕は、サークルの掲示板で参加者を集って、合計5名で行きました。
NHKホールは昨年夏の「思い出のメロディー」、秋の「抒情歌大全集」に続き、3回目でした。思い出のメロディーのときはお袋と姉2人と4人で出かけ、3階席。
前回、抒情歌大全集のときには、一人で出かけましたが、ひょんなことから行列の中でであったご婦人とペアで入場、前から2番目の列をゲット。
ラッキーと思っていたら、なんと今回は一番前の席をゲット。コータロー、南こうせつ、武田鉄也の3人のトークは、僕の目の前でした。
テレビに映らないかなーと思いましたが、それはかないませんでした。
コンサート中は、ずーっと体でリズムを取り、口ずさみ、拍手をし、本当に満足。
本当に来年もまた開催してほしいと思いました。
来年は50歳。また、一番前の席を目指して、名古屋から出かけます。

投稿: 愛知県のおとっつぁん | 2006/03/02 22:58

>愛知県のおとっつぁんさん

はじめまして。コメントありがとう
ございます。
最前列で見られたのですね、ラッキー
でしたね!きっとリズムをとり、
口ずさんでいるお姿を見た
ご出演の皆さんも、とても
嬉しかったのではないでしょうか。

来年もあると良いですよね!
(せっかくですから、これも
何かのご縁なので、次においで
下さることがありましたら、
よろしかったらホントの
メルアドを書いて下さいね)

投稿: つきのみどり | 2006/03/03 17:08

私の大学のサークルの掲示板に書き込んだ内容をご紹介します。こんなにいっぱい書き込むくらい、楽しかった。


No.150 (2006/01/24 21:05) NHKホールへ行く話

26日(木)にNHKホールへ行く話しですが、3人も集まってくれることになりました。
私は、木・金と休暇をとって上京しますが、節約のため往復とも高速バス。それも、当日の夜行バスで帰るという超節約型。往復で8500円。
まー、8500円で、あのメンバーのコンサートが見られると思えば、安いものかなーと思っています。
まだ、2人大丈夫ですよ。

***************************

No.151 (2006/01/27 19:47) 感激の報告★★ NHKホールへ行ってきた!

いゃー、ホンとに良かった。最高。
僕と、○○さん、■■さん、△△さんに、△△さんの妹さんも一緒に合計5人で行ってきました。
NHKホールには、僕と○○さんの2人と、他の3人とに別れて入ったのですが、なっ、なっ、なんと、僕と○○さんは一番前の席が大当たり。あとの3人も前から3列目。目の前に武田哲也とか森山良子とかいるのです。そして、ライブならではの、編集でカットされる部分のトークや、森山良子のギターのトラブルや、・・・・・そのほか、書き切れない位楽しいひと時でした。
僕は、最初から最後までずっーと、体でリズムを取ったり、歌を口ずさんでいました。
名古屋から、わざわざ出かけて行って良かった。
また、機会があったらご案内しますね。

*************************

No.179 (2006/02/26 00:41) テレビ、見ましたか?

NHKのフォーク大全集見ていただけましたか。昔に戻って楽しんでいただけたでしょうか。
昔、僕が若かったころに懐メロの番組があると、「何でこんな年寄りが出演する番組をやるんだろう」と思っていたけど、そんな番組を楽しむ年代になってしまったんですね。
でも、また、こんな番組があったら、愛知県から出かけます。その時は、また、掲示板で誘いますから一緒に行きましょう。
息子に白い目で見られても、いつまでも、若いころと同じ気持ちを持ち続けたいと思います。

投稿: 愛知県のおとっつぁん | 2006/03/04 23:25

>愛知県のおとっつぁんさん

こんにちは、書き込みのご紹介
ありがとうございます。
(メールも拝見しましたが、PCの
不調でお返事遅れております、
すみません。必ずお返事致します)

森山さんはギターのカポが外れたの
でしたが、それにしても皆さん
「間違えた」とか、トラブルが
ないのには敬服致しました。
自分もこういう風に素敵に年を
重ねたいと思います。

愛知県からのご参加、お疲れ様でした。
フォークの番組はNHKでまた何かあると
思いますよ、その時はお互いに
楽しみましょう!

投稿: つきのみどり | 2006/03/05 17:14

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 2006.1.26                 BS永遠の音楽大全集「フォークソング大全集」    の公開録画が東京渋谷の NHKホール でおこなわれた。     僕達も再び呼ばれて      一日たっぷり皆と楽しんできた。       昨年の 永遠のフォーク名曲集 の続き        というものだろうけど         今回はライブ形式。   それにしてもまたまた凄い顔ぶれ。    これってぴったり僕にとっての同窓会です。     リハーサル中 加藤登紀子 さんが      ... [続きを読む]

受信: 2006/01/28 21:27

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