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2006/03/08

及川恒平さん&四角佳子さんLive in 落陽 懐かしくも新しい姿

3/4、昨年の11月に続いて、荻窪の落陽で、
及川恒平さん四角佳子さんのライブが
行なわれた。

この日はおけいさんのお誕生日。来る人それぞれが、
おけいさんのお誕生日をお祝いしたい、という気持ちで
満ち満ちていたことだろう(愛知県から、また、兵庫県
からのご参加者も)。私も、日差しにあたたかさの
感じられる土曜の午後、はやる気持ちを抑えつつ、
中央線でお店へと急ぐ。

落陽の女性スタッフの方のご親戚で不幸があり、
今日はマスターとお手伝いの皆さんで大奮闘。
スタッフの方は、お手伝いに来た皆さんひとりひとりに、
お手紙を置いていって下さった。マスターからその
お手紙をいただく。そのお心遣いに敬服し、また、
ご冥福を内心でお祈りしつつ、私もわずかばかりの
お手伝い。

落陽では、恒平さんやおけいさん、そして、「猫」の
ような大ヒット曲があり、また、TV出演もなさるような
方のライブは、2部制で行なわれる(どちらか片方だけ
参加して構わない)。もちろん、ひとりでも多くの方に
見ていただきたい、ということもあるだろうし、30人も
入ればいっぱいのお店だから、少しでも多くのギャラを
支払って差し上げたい、というマスターのお考え、らしい。

2部制、ということは、当然1部目は夕方には始まる。
でも、皆さん待ちきれないのだろう、開場時刻になると
三々五々ドアを開けて入っていらっしゃる。

今日は、コウヘイくん、マジマロ♪くんというふたりの
りりしい青年がライブに参加(彼らとのセッションも
あり、また、それぞれソロでのコーナーもあった)。

コウヘイくんは鹿児島から、マジマロ♪くんは北海道から
ギター片手に単身上京してきて、心に響く歌を歌っている。
コウヘイくんの歌は、同じ世代の仲間へ向けての熱く、
また、あたたかなメッセージ。彼の歌は地元の家具店の
CMでも採用されている、という話も出る。マジマロ♪くんは、
母親への思いを熱唱(写真は恒平さんとマジマロ♪くん)。

blog060308-A


今まで、私より少し年下の世代で、
「猫」のファンがいたり、フォークギターを
持っている人がいるのを、不思議に思う
ことがあった。
でも、よく考えれば、彼らの親御さんは「フォーク世代」。
きっと、家で一緒に聞いて育ち、「体に沁みこんだ」
メロディーなんだろう。

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おけいさんは、ベージュのニット、
白い地に柄の入ったスカートという、
春らしい装いでご登場。そして、足元は
いつものように、バレエシューズ。

大人の女性はそれぞれ、「自分らしく、
そして、気分よく立居振る舞いできる」ヒールの
高さを知っている、と私は思う。それが10cmの
ピンヒールという人もいれば、ほとんどヒールが
ないのが好き、という人もいる。私の場合、5cm
くらいのヒール。足に合った靴を履いていれば、
これで走り回るのもいっこうに平気。

幼い頃からバレエに親しんでいらして、芸能界
入りのきっかけもバレエ団の一員として、だった
おけいさんには、バレエシューズが、きっと
いちばん「自分らしくいられる」靴なのだろう。

「このニットは、昨日、嫁いだ娘がやって来て、
プレゼントよ、と言って私にくれました。持つべき
ものは娘ですね」と、にっこり微笑むおけいさん。
「一姫二太郎」の母でいらっしゃるおけいさん、
きっと「娘がいて」、「息子がいて」良かった、と思う
ことが毎日の生活の中で数々おありなのだろう。

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「冬のロボット」で第1部はスタート。
「あめのことば」、「雨が空から降れば」、
「夏・二人で」…新旧の曲を織り交ぜ、
ライブは進んでいく。おけいさんも、時にはギターを
持ち、時には歌に専念していらっしゃる。
ギターを持つおけいさんのお姿も、だいぶ見慣れた。

アットホームなお店だからか、恒平さんの「最初、彼女が
出てきた時はびっくりしたよね、こんな新しい人が出たって…
彼女の歌あたりなのかな、”ニューミュージック”と
”フォーク"の境界になるのは」という、ざっくばらんな
お話のあと、出てきた歌は、荒井由実「ひこうき雲」。

おけいさんが昨年初めてのソロライブでカバーした
「残されしものの歌」(浜田真理子)、今日再びの熱唱。
この歌はおけいさんのライブで定着して行く予感。

そして、「春の風が吹いていたら」、「傷ついた小鳥」で
第1部終了。そのまま休憩、そして、観客との
おしゃべりタイムに入る。私もちょっと一息。
恒平さんも飲みつつ、そして、常連さんと歌の
「練習」をして楽しそう!

ほどなく、第2部の開場時刻になる。仕事を終えてきた
お店の常連さん、そして、初めて来た方も次々に訪れる。
小室等さんのマネージャーU氏も、ふらりと訪れる。
あっという間に「立錐の余地のない」店内に。
その店内いっぱいの観客に向け、第2部はスタート。

「ありふれたゆめ」、「にぎやかな木々」、「へのへの
もへじの赤ちゃん」、そして、「夢のまた夢」。コウヘイくん、
マジマロ♪くんもギターでセッション、そして、彼らの
ソロコーナーもある。

「この大空に捨ててしまおう」、おけいさんの伸びやかな
歌声が店内いっぱいに響き渡る。
「夢のまた夢」、「この歌を歌うのは30数年ぶりです。
かつて聞いたことがある方」という恒平さんの問いかけに、
多くの方の手が挙がる。もちろん、私ははじめて聞く歌。
私のような者がそういう歌を生で聞けることは、なんという
贅沢か、という感情がこみあげる。

2部のカバーコーナーは「愛の讃歌」。こういう時の
恒平さんは、「永遠の文学青年」というりりしさ、品の
良さをちらりと見せられる。

でも、ラストの「スターになれるかも」は、思いっきりはじけて
パワー全開!こういう時の彼は、「永遠のいたずらっ子」。
みんなで「練習」したコーラスもつけ、大合唱の輪が
店内に広がる。

そして、アンコールとして「面影橋から」。その後、マスターの
用意された「よすみけいこさん おたんじょうびおめでとう」の
文字の入ったバースデーケーキと共に、全員での「♪Happy
Birthday」の声が響き渡る。笑顔満開、のおけいさん。

そして、いちど「楽屋」に戻られ、お店に再びいらした
恒平さんとおけいさんを囲み、ファンの方の差し入れの
ドンペリといちごで、
「乾杯!」

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そのあとは、ファンや、ライブ終了後に
ふらりといらした常連さんが、思い思いに
話し、飲み、そして、ギターやベースを弾き、
歌い…それぞれが好きなだけ、余韻に浸っていた。

おけいさんのお誕生日記念ライブの枠を越え、
若い世代との「出会い」で、新しい魅力の一面も
垣間見えた。でも、実はこうやっておおぜいの
メンバーで歌い、ギターを弾くのは「六文銭」
時代を思い起こさせること。

だから、ファンにとっては「懐かしい、でも、新しい」
そんなおふたりの新たな面を堪能した夜だったの
かもしれない。

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