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2006/05/30

四角佳子さん Live in PENNY LANE 今まで、そして、これから

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5/27、雨の原宿で、四角佳子さん
ソロライブ第2弾が行なわれた。

昨年10月に続き、“Okei’s Square
Second”と銘打って開かれた
このライブ。
この5月、しばらくぶりに復活した
PENNY LANEの杮(こけら)落としライブでもあった。

原宿のペニーレーンといえば、かつて、
吉田拓郎さんに「ペニーレーンでバーボン」と
いう歌があった。また、「あこがれ共同隊」という
ドラマが1970年代にあり、毎回店内からのライブ
シーンが放送されていたのだという。

特に、地方にいた方にとっては、お店を含む、
原宿そのものが「憧れの地」であったのでは
ないだろうか。

四角さんはこの6年ほど、ご自分のペースで
活動を再開されていた。でも、知る人はまだ
限られていたのだろう。私もライブを拝見
するようになって、まだ1年半くらい。

5/5のNHK-BS2「フォークの達人」で久々に
お姿をご覧になった方も多いのではないだろうか。
また、今回のライブの話題がシブヤ経済新聞など
でも報じられ、おけいさんの消息をwebで探す
方が多くいたようだ。私のブログ記事も想像
以上に、多くの方の検索にヒットしたらしい
(読んで下さる方が多いのは、ありがたい。
ご来訪の皆さまに改めてお礼申し上げたい)。

おけいさんの歌声を待ち焦がれる人で予約は
いっぱいになり、当日を待たずに満員御礼、と
相成った。

雨の土曜日、明治通りの表参道交差点は、好天の
日より人出が若干少ないか、と言ったところ。
傘の波をかきわけ、観客はみなペニーレーンに
集まる。階段を上がり、2階の客席へ。普段は
レストラン営業になっているそうだが、今日は
ライブ仕様。椅子がぎっしり並べられている。

そして、今回の新たなサポートギタリスト、
木村香真良(きむら・かまら)氏を従え、「この
大空に捨ててしまおう」、「ただあたたかく
カラッポに」で、ライブが始まった。

Blog060530b


今日のおけいさんの
いでたちは、ガーゼ
素材のような柔らかな
ブラウス、白い軽やかなスカート、
そして、足元はいつものように、
バレエシューズ。

木村氏は私の世代のギタリスト。普段は
「三人鉄道」というバンドにいらっしゃるそうだ。
おけいさんのライブにサポートで入られるのは、
初めて。前半はおふたりだけでライブが進んでいく。

心なしか緊張しているご様子のおけいさん。でも、
客席は静かに、そして温かく、そんなおけいさんを
見つめ、歌を聞いている。

「残されしものの歌」、「雨が空からふれば」、
「Circle Game」と、おけいさんの美しい歌声で、
新旧の名曲が時代を飛び越え、わたしたちの前に
現れる。木村氏のギターは、時に切なく、時に
明るく、おけいさんの歌声にしっかり寄り添っている。

そして、「今回のライブのために」と、おけいさんが
詞・曲ともに作られた新作、「おしゃべりの続き」、
「約束」の初お披露目!

「おしゃべり…」は、おけいさんの声の良さが存分に
生かされている。詞も、まさに「今のおけいさん」
世代の、女性のある日のひとコマが切り取られている感じ。

勤務先で、おしゃべりに笑い転げる女子生徒を
見ていると、ふと思う。「私もこういう青春を過ごして
来たのだ」ということと、そして、「大人になっても、
こういう素敵な青春の続きの時間を、いつか持って
ほしい」ということを。
きっと、おけいさんの歌は「青春の続き」として、
多くの大人の共感を得るだろう。

「約束」も含め、じっくり歌詞を見ながら曲をまた
聞きたい、そう思いながら聞かせていただいた。

「エデンの東」で前半が終わり、休憩をはさみ後半に
入る。今度は猫の常富さんを従え、「Tonight You
Belong To Me」、「My Wild Irish Rose」と聞き慣れた
カバーが並ぶ。おけいさんも前半でひと仕事終えた、と
いうご様子か、ずいぶんリラックスしていらっしゃる。

そして、ゲスト、ということで、おふたりに代わって
及川恒平さんのご登場。「ほしのはだ」、「地下書店」と
歌われる。「ほしのはだ」は、ラジオで笑福亭鶴瓶さんも
絶賛されていた。

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そして、再びおけいさんと
常富さんがご登場、
「夏・二人で」、「あめの
ことば」、「ガラスの言葉」と、これまた新旧の
名曲を、私たちはタイムトリップして、聞き入る。

おけいさんのご挨拶、「このお店の社長、後藤さんは
娘が生まれた時から私を応援して下さり…」という
くだりで、思わず言葉に詰まる。

幸福、そして一転した絶望の日々をそばで励まして
下さった方のお店で、ソロライブができる、という
ことを、30年前、幼いお嬢さんを抱えて絶望の
どん底にいらした、おけいさんはご想像できただろうか。

もしタイムマシンがあるのなら、その時のおけいさんに
「将来また歌える日が来ますよ、皆さんがおけいさんを
待っていますから」と伝えにいきたい、そんなことを
思わず感じた。

その当時、お嬢さんと同じように幼かった私が、こう
書くのは失礼に当たるかもしれない。
また、おけいさんのライブは、ファンサイトの管理人・
U氏を始め、当時からの熱いファンに支えられている。
皆さんの思いに、私の思いは到底及ばないことも、
私は承知しているつもりでもいる。

でも、僭越だけれども、こうして私が書くことで、
ひとりでも多くの方に、今のおけいさんのお元気な
姿、そして、素晴らしい歌の一端でも伝われば、
こんなに嬉しいことはない。私はそう思いながら
ライブに出かけている。

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アンコールでは
全員でギターを持ち、
「春の風が吹いていたら」、
「インドの街を象に乗って」を弾いて下さった。

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新しいサウンドの
展開もあり、そして、
旧友の皆さんの支えもあり、
おけいさんの「今まで、そして、これから」が
凝縮した内容に、満ち足りた思いで、
雨の原宿をあとにした。


【追記】
1枚目のポスター写真、四角佳子さん公認
ファンサイト管理人・U氏よりご提供のものに
差し替えました。ここに記してお礼申し上げます。

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コメント

もしかしておけいさんの歌をたっぷりって初めてでした。「ただあたたかくカラッポに」っていいなあ。
何度か聴きましたが、染みてきます。
立川も楽しみですね。

投稿: ikki | 2006/05/31 13:52

>ikkiさん


コメントありがとうございます。
素晴らしいライブでしたね!
昔の曲も、最近の曲も、
すべて「おけいさんの色」に
染まり、私たちにじんわりと
伝わってきますね。


これからのご活躍も本当に
期待しています。ご一緒に
楽しみましょうね!(^0^)

投稿: つきのみどり | 2006/05/31 17:50

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