« 四角佳子さん Live in PENNY LANE 今まで、そして、これから | トップページ | 猫 Live in Back in Town 総決算と明日への予感 »

2006/06/01

及川恒平さん&谷本賢一郎さんLive in 手風琴 やわらかな感性

Blog060601a


5/28、及川恒平さん
谷本賢一郎さんのライブが
巣鴨・手風琴で開かれた。

余裕があると、ライブ前に初めて
拝見する方のことを調べるのだけれど、
慌ただしい中だったので、谷本さんに
関しては「手風琴の常連さん」以外の
予備知識も持たぬまま、私はお店のドアを開けた。

今日は常連さんが圧倒的に多い。前日の
四角佳子さんのソロライブと連続、という
顔ぶれも、わが家以外にちらりほらり。

Blog060601b


まずは恒平さんの
ソロでライブが始まる。
「名前の無い君の部屋」、
レコーディングを坂本龍一さん
(当時)シュガーベイブの大貫妙子さん
山下達郎さんなどの面々に手伝って
いただいたお話が出る。
「懐かしい暮らし」、そして、当時の思い出からか、
「ひこうき雲」、と続く。

最近よく歌われる、糸田ともよさんの短歌から、
「君は誰かな」、そして「地下書店」。前日よりも
小ぢんまりした空間に、及川さんの品のある声が
響き渡る。

「フォークソングって、70年代もそうでしたけれど、
みんなで歌うものでしたよね。知っている方は
一緒に歌って下さい」というお話のあと、
「生活の柄」。

高田さんも他界されて1年が過ぎてしまった。訃報を
聞いた直後、この手風琴で猫のライブがあり、
皆さんで歌ったことが脳裏をかすめる。こうして、
彼の肉体は動かなくなっても、作品となった魂は、
この世に残り続ける。

「小舟行」のあと、さっきできたばかりです、ということで
新曲のご披露。前日のおけいさんに触発された?
懐かしさの漂う、親しみやすいメロディーとアレンジが
心地よい。
「雨が空からふれば」で、前半は終了となった。

Blog060601c


後半はまず、谷本さんのソロ。
オリジナル曲、「丘の上に」、
「祭りのあと」、そして「輝く星」と
3曲聞かせていただく。

歌がうまいのはもちろんだけれど、
声量があるな、と思っていたら、彼は
社会風刺のコント劇団「ザ・ニュースペーパー」の歌
ご担当として、全国を回っていらっしゃるのだという。
なるほど!確かに、彼は舞台で聞いてみたい声の持ち主。

そこで、舞台で歌われている、小泉首相の歌(「乾杯」の
替え歌)と、耐震偽造問題の歌(「あなた」の替え歌)も
歌って下さる。その鋭い視点と、元歌との絶妙なマッチに、
みな、大いに感心されたことだろう。ここで歌詞を書くと
版権の問題が起こるだろうから、書けないのがとっても残念。


Blog060601d


その後、及川さんも入られ、
「ガラスの言葉」、「わたしの家」。
「わたしの…」は、六文銭時代の曲。
谷本さんがリードボーカルを取られる。

「昔の曲がこうして歌ってもらえて、幸せなことです」と、
及川さん。
(でも、それは、昔、及川さんが作られたこの曲が名作に
他ならないからですよ)
思わずそう言いたくなった。

「にぎやかな木々」、「銀河鉄道」でいったんライブは終わり、
そして、アンコールに「引き潮」を選んで下さった。

その後はいつものように、ご出演の皆さんと観客が入り混じり、
楽しく夜更けまでおしゃべりに興じ、マスターの手料理に
舌鼓を打った。

及川さんがどなたかと共演する、ということは珍しい
ことではない。私も、この1年半あまりの中で、
いろんな方とのセッションを拝見している。

でも、今回は社会派のにおいのする方との
共演で、いつもとはちょっと趣が異なっていた。

そんな共演ができるのも、及川さんのフィールドの広さ、
音楽性やお人柄・感性のやわらかさ、そして、懐の
深さのたまものなのだろう。こういう方はなかなか
世の中にいらっしゃるものではない。

こんな風に、いつも違う横顔を見せて下さる及川さん
だから、聞き手はその歌のとりこになるのかもしれない。

そんなことを思いながら、心地よい疲れと、明日への
新たなエネルギーが満ちるのを感じつつ、お店をあとにした。

|

« 四角佳子さん Live in PENNY LANE 今まで、そして、これから | トップページ | 猫 Live in Back in Town 総決算と明日への予感 »

コメント

こんにちは。手風琴でのライブでは声をかけて
いただき本当にありがとうございました。
初めてお会いして、あまりお話ができません
でしたが、またお会いする機会があれば
とてもうれしいです。
ではまた!!

投稿: 谷本賢一郎 | 2006/06/12 14:06

>谷本さん


ご丁寧に書き込みありがとうございました。
本当に思いがけず楽しいひとときでした。
またステージやライブを拝見できたら、と
思います。


この日、谷本さんご夫妻が帰られたあと、
手風琴のマスターも、「もっともっと
活躍できる人だよね、そうなって欲しいね」と
言われていました!

私も、心からそう願っています。

投稿: つきのみどり | 2006/06/12 18:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/73691/10354143

この記事へのトラックバック一覧です: 及川恒平さん&谷本賢一郎さんLive in 手風琴 やわらかな感性:

« 四角佳子さん Live in PENNY LANE 今まで、そして、これから | トップページ | 猫 Live in Back in Town 総決算と明日への予感 »