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2006/08/08

ピュアミュージック'06 大人の上質な夏祭り

Blog060808


ピュアミュージック’06 夏祭り
杉真理さん村田和人さん
伊豆田洋之さん山本英美さん)の
ライブのため、CLUB CITTAを訪れた。

実は、このライブには川島佑介さんが出られるということで、
マネージャーのめぐメグさんからお知らせを受けた。
ただでさえ声に個性がある4人がお揃いのところに、
美しいお声の川島さんが出られる、というのは、
見る前からライブへの期待が高まる。チケットを買い、
いざ、入場。

ライブは、それぞれの皆さんの熱心なファンが来ている、と
いう様子。女性が多いけれど、男性のお姿も見える。

19:00過ぎ、4人が出ていらして、伊豆田さんがグランド
ピアノの前に座り、他の皆さんはギターを持って、
ライブが始まった。
(以下のセットリストは、川島さんのブログを参考に
させていただいた。お礼申し上げたい)

「SUNRISE」(エリック・カルメン)で、伊豆田さんの
美しい声が会場いっぱいに響き渡る。続けて、
山本さんの力強いお声で「Let's Spend The Night
Together」。

ここで最初のMCがあるのだが、衝撃の告白が
村田さんの口から語られる!なんと、「この日の朝」
まで肺炎や肺気胸で入院されていた、というのだ!
会場が大きく動揺する。

「しゃべるとつらいんですね。歌は平気なんですが」、
「先月末のソロライブなんて、外泊許可をもらって
出てきました。主治医の先生が、いちばん前で
スタンバイして下さっていて、何かあったらドクター
ストップをかけようということでした…何もなくて
良かったです」という、聞き手にとっては衝撃な
話が次々出てくる。村田さんはいたって淡々と
していらっしゃり、「僕が病室で最年少だったんだよね」
なんて笑っておっしゃるけれど、どうか一日も早い
全快を、と願う。

ライブは、カバーとオリジナルを取り混ぜて続く。
杉さんの「お聞きローズマリー」、村田さんの「Lady
Typhoon」、山本さん「真っ赤なハートを抱いて」、
そして、伊豆田さん「In Your Eyes」。

山本さんは「今年で46歳になるので、等身大の
大人の歌を歌いたいと思って…」と言われる。
服装もどこか「ちょいワル」系?大人の情熱を
彼なりに表した歌。伊豆田さんの曲は、ピアノの
流れるような伴奏が美しい。
(どこかで聞いたような…)
と思ったら、映画「タスマニア物語」のキャンペーン
ソングだったのだそうだ。

杉さんの「雨にぬれても」、B.J.トーマスとは違う
けれど、甘い声が会場いっぱいに響き渡り、皆、
うっとりと聞いている。「You've Lost That Lovin'
Feelin'」(村田さん)「要塞の街」(伊豆田さん)
「Double Heart」(山本さん)とひとしきり歌われた後、
向かって右手の「リビングルーム」のようなセットで、
皆さんソファーに座ってリラックス。

でも、単にここでおしゃべりしているだけではなく、
杉さんがウクレレを持ち出し、「ウックンレーラーです」
(ウクレレ×ロックンローラー)と、笑いを取りつつ、
皆さんで3曲歌って下さる。杉さんのライブは、
いつも、甘い声と、爆笑トークとのギャップが
たまらない!私はこのあたりから、ずっと笑顔の
ままでライブを見ていた。

そして、お待ちかね、川島さんのご登場。
川島さんは伊豆田さんのライブでオープニング
アクトを務めたりされているので、伊豆田さんから
ご紹介がある。なんとおふたりは「同い年」!

川島さんは、お土産を持っていらしていた。それは、
「シーボーンアートの作品」(めぐメグさん製作。
拡大写真はこちらで)。
シーボーンアートは、海でビーチコーミング
(ゴミ拾い)をして、その中から貝殻、海草、
ビンのかけらなどを使い、写真立てやランプ、
CDラックなどを作る、というもの。

そこで、製作者のめぐメグさんもステージに出て
いらして、皆さんでトークタイム。
「僕の、存在するものに無駄なものはない、という
考えに、このシーボーンアートはぴったりなんですよね」と
言われる川島さん。
「このシーボーンアートの究極の姿は、作れなくなること、
です。海からゴミがなくなれば、作れませんよね」という
川島さんの言葉に、4人の皆さんが大きくうなずく。

そして、川島さんの歌「レンブラントの空」。他の
アーティストのファンの方に、川島さんの歌は
どのように聞こえただろうか。皆静かに聞き入っていた。

続いて、伊豆田さんと川島さんで、「Ebony And Ivory」。
私は20年くらい前から、伊豆田さんのお名前だけは
存じ上げていた。稲垣潤一さんに曲を提供していた
から。「夜のヒットスタジオ」でご共演していた記憶もある。

そんな伊豆田さんのステージをはじめて見たのは、
財津和夫さんの2002年のソロライブツアーだった。
ライブ内で、キーボードとして参加されていた
伊豆田さんのソロコーナーがあり、エリック・
カルメンのカバー「All By Myself」を聞いた。

伊豆田さんのカバーを聞くと、いつも思う。その
完成度の高さは、単なる「コピー」というレベルを
もちろん越えている。そして、単に、その人らしい
味に満ちた「カバー」というわけでもない。アーティストと
しての高い芸術性と、曲の完成度、というクオリティが
加わった、「上質なカバー」で、他ではまず聞けないと。

この後川島さんとめぐメグさんは、ご退場。「抱きしめ
たい」(山本さん)、「夏のスケッチブック」(村田さん)
「フランシス泣かないで」(杉さん)、「She's Always
A Woman」(伊豆田さん)としっとり聞かせたあと、
盛り上がりのコーナーへ。

「DIVE INTO SUMER」(村田さん)「SAVE ME」
(伊豆田さん)、「素敵なサマーデイズ」(杉さん)
「レモネード」(山本さん)と、ノリノリで皆聞いている。

ライブはそのまま本編が終わり、アンコールになだれ
込む。「My Brave Face」で皆ゴキゲンになり、「Crusing
Music」、「All I Have To Do Is Dream」、そして、
川島さんも出ていらしての「Surfin' U.S.A」は、5人の
美しい声が一体になっていて、楽しくて素敵な
ビーチボーイズだった。
そして、ライブは、夏らしく、やはりビーチボーイズの
「In My Room」でお開きになった。

美しいお声、完成度の高い演奏に、ゆったり浸る
ことができた。「大人ののんびりした夏の一日」と
いう雰囲気が、とても良いライブだった。また
皆さんのお声に出会いたい。そんなことを感じ
ながら、私は、川崎をあとにした。

【補記】
ライブ終盤、衝撃の告知がまた皆さんの口から出た。
Blue Jay Wayが、年内で閉鎖する、という話。
会場がまたどよめく。皆さんがライブをよくなさる
場所なので、消えてしまうのはとても寂しい。
(親会社のリストラの一環なのだろうか?)

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コメント

先日はお越し頂き、ありがとうございました!
私も一ファンとして聴き入ってしまいましたが、
心が優しくなるライブでした。
音楽は、人を勇気付けたり、感動させたり、優しくさせたり・・・そんなことを再認識致しました。

投稿: めぐメグ | 2006/08/10 03:23

>めぐメグさん


こちらこそいろいろとお心遣い
下さり、ありがとうございます。
おかげさまで大変楽しい時間を
過ごさせていただきました。(^0^)


>音楽は、人を勇気付けたり、
>感動させたり、優しくさせたり・・・
>そんなことを再認識致しました。


音楽の持つ力は素晴らしいですよね。
これからも音楽のパワーを
心に、体に受けながら進んで
行きたいです!

投稿: つきのみどり | 2006/08/10 18:21

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