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2006/10/01

猫 Live in 六本木 田口さんへのメッセージ

Blog061001a


9/29、猫のライブが
六本木のOld Friends
bar
で開かれた。

急遽決まったこのお店でのライブ。
六本木をとことこ歩いて会場へと入ると、
小ぢんまりしているけれど、ライブが
楽しめそうな空間が広がる。ドリンクメニュー
だけでなく、フードメニューもあるので、開演前から
ピザやフライドポテトなどに手が伸びる方が多い。
東京での猫のライブは久々とあって、しばらく
ぶりにお顔を出す方も。

Blog061001b


今日のライブは2部制、
第1部は「時の贈りもの」、
「たどり着いたらいつも雨降り」の
メドレーでスタートした。

この頃は内山さんも歌を少し崩す余裕が出て
いらして、この歌にもだいぶ慣れられたのだと
改めて思う。
常富さんは12弦ギターで力強くご演奏。

「僕のエピローグ」、「昼下がりの街」、「What a
Wonderful World」とライブは好調に続いていく。

「20日に昔のCDが4枚、再発売になりました。
僕たちの活動に気づいてくれたのか、あるいは
フォーク・ブームの一端ということでしょうか」との
常富さんのMC。

「常春」の演奏後の、石山さんのMC、「つま恋の
吉田拓郎さんとかぐや姫のライブ
を見に行きましてね…
入場するのも1時間並び、ビール買うのも30分並び、で
大変でした。35,000人入って、ひとり15,000円です
よね…ということは5億円の収入ですよね?!」という
お話がある。

確かに収入はその通り!また、ライブ話に、先週の
興奮を思い出した方もいるだろう(私は
録画しておいたTV映像で、様子の一端を味わった)。

その石山さん、風邪気味でいらっしゃるということで、
いつもよりも多く、ライブ中にお水を召し上がる。
どことなしかお顔もお疲れのご様子(早いご快復を
お祈りします)。また、ベースアンプがお店に
なかったことも、大変おつらかったに違いない。

Blog061001c


「各駅停車」、「Sanfrancisco
Bay Blues」で第1部はお開きになった。

休憩をはさみ、第2部は「地下鉄に乗って」で
スタート。新しいお店だけれど、どことなしか
さっきよりはリラックスしているご様子。
「Namida」、「いい娘だね」と、内山さんの
大きなコンガも冴え渡る。

Blog061001d


「次は新曲にチャレンジ
します」との常富さんの
MCのあと、お披露目に
なったのは、「Don’t Think Twice,
It’s All Right」。ボブ・ディランのカバー
だけれど、エリック・クラプトンもカバーした
ことがあるらしい。今回は常富さんの訳(?)での
お披露目だったけれど、大人らしい、肩の力が
心地よく抜けたメッセージソング、という印象を
受ける。

「Grapefruit Moon」でカバーを続けたあとは、
「コスモス」、「雪」と、おなじみの曲が続く。

そして、本編最後の曲は「My Way」。
「これは、亡き田口清さんが好きだった歌で、
酔うとよく歌っていました。昔はこの歌が
苦手でしたが、我々もこの歌が似合う年代に
なった、ということでしょうか」との内山さんの
MCのあと、ご披露された。内山さんの、
渋く、力の入ったボーカルが店内に響き渡る。

そもそも、猫の活動再開は、田口さんの
十三回忌に集まった皆さんで決められたこと
だと聞いている。だから、田口さんへの追悼の
思いがあるのは、当たり前のことだと私たちは
思っていた。

ただ、その追悼の思いを、直接歌で表されたのは、
これが初めてだった。名古屋で聞いてきた、
細坪基佳さんの(NSPの天野さんの遺品の)
ギターでの演奏、沢田聖子さんの、村下孝蔵さんへ
捧げる歌が、私の脳裏を次々よぎっていく。

田口さんのいらっしゃらない猫は、「ジョンの
いないビートルズのようだ」(川島佑介さん
6/4付ブログ
)という印象を持たれる方も
多いのかもしれない。

また、猫の皆さんも、今までは田口さんへの
思いはあっても、単に曲として表さなかっただけ、に
違いない。活動再開から2年が過ぎ、3年目に
入ったことで、皆さんなりに「田口さんへの思い」が
形にできるようになったのではないだろうか。

(田口さん、これからも皆さんをお守り下さい。
この歌は、皆さんからの、愛すべき仲間、あなたへの
思いなのです。2年経って、皆さんはこう歌えるまでに
なっていらっしゃいますよ)
そんな風に、田口さんへと呼びかけたくなった。

また、田口さんのいらっしゃらない猫を案じている
皆さんには、
(田口さんへの熱い思いや、現在進行形で変わり
続ける、猫の皆さんを感じに、ぜひライブを見に
いらして下さい)
こう呼びかけたくもなった。

ライブは、「海は恋してる」でお開き。ただ、この日は
元、ザ・リガニーズの吉田さんがいらしていたので、
美しい4人の歌と演奏での、和気あいあいとした
エンディングになった。

今日お披露目になった新しい曲も、ライブで定着
して欲しい。今後の猫の活動に、期待で胸を
高鳴らせつつ、私は六本木をあとにした。

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コメント

お久しぶりです。

いつもながらの詳細なレポート、ありがとうございます。
いつも、行った気になっております^^


コスモス、この時期にはぜひ聴きたい曲です。
何度かライブに足を運んでいますが、まだ聴いたことがありません。

さて、今週の土曜は原宿ペニーレインですね。

行く予定にしています。

雨降らないといいんだけど。

ところで「コスモス」「君の心はおもちゃ箱」、アルバート・ハモンドの原曲、聴いたことありますか?

ないんですよ~
原題もわからないし。。。

投稿: とむ=^_^= | 2006/10/02 07:13

>とむ=^_^=さん


ごぶさたしております。
コメントありがとうございます。

「コスモス」の原曲ですが、
7月の旭川・アーリータイムズで
ライブ前後のBGMとして流れて
いた記憶があります。

このお店はフォーク関連の
レコード、CDの所蔵が大変な数で、
いらした方は皆さん度肝を
抜かれるようです。私どもも
大変驚きました。

ペニーレーンのライブで、
「コスモス」演奏して
下さるといいですね!

投稿: つきのみどり | 2006/10/02 17:26

わしも田口さん好きでした。
訃報はなぎらさんのライブ中に聞きました。
すごく悲しかったです。2枚のソロLPは大切にしていますが、針を落とすことはありません。
田口さんは自分の曲を暗譜しないので日比谷の野音でやったときなんかは風で楽譜が飛ばされてしまい途中で歌うのをやめてしまったことがありました。

投稿: たかやん | 2006/10/04 14:37

>たかやんさん


はじめまして、コメントとTB、
ありがとうございました。
田口さんの思い出話、
このお話は初めて聞きました。


猫のメンバーの皆さんにも、
田口さんのお話は、
何か機会のある時にうかがって
みたいですね。

投稿: つきのみどり | 2006/10/05 00:53

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