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2007/01/09

Lost Generation 走り続けていく、宿命

元日から「朝日新聞」1面紙上で連載中の、
「ロストジェネレーション」。

団塊ジュニア、と呼ばれることの多い、私たちの
世代のことを、こう名づけたらしい。バブル崩壊後に
社会に出て、低成長期に社会で苦労した人が多いので、
この名になっているようだ。
でも、あまりありがたくない表現。他に良い表現が
ないか、この数日、私は考えている。

団塊世代に次いで、私たちは同じ年の人数が多い。
ちなみに、私の同じ年生まれの人は、およそ200万人。

私の友人・知人から来た今年の年賀状で、「子どもが
生まれた」という報告が目立った。大勢いる、私たちの
世代が子どもを生んでいるから、出生率が少し良く
なるのは、ある意味当然のこと。それでも、たいていは
一人っ子。だから、今、私たちの世代の半分しか
新生児がいない、ということになる。

私たち世代が子どもを生めるうちに、社会保険制度
などの抜本的な改革がないと、日本は「老人だけの
国」になるだろう。

私たちが高校生の時、世の中はバブルまっただ中。
大学入学後もそれは続く。ごく一般的な家庭の
(私にはそう見えた)先輩が、
「アルバイトでお金貯めて、ハワイにゴルフしに行ったよ」
と言っていたことが忘れられない。大学生とはそういう
ものなのか、と感じた。

しかし、在学中にバブル崩壊、「超氷河期」と言われる中で、
同級生は就職活動をした。「どこにも受からなかったから
海外留学、大学院や専門学校に進学」と進路を決めた
人もいた。そして、新卒で派遣会社に行った人や、
家事手伝い、という人もいた。

そんな私たちも気づけば三十路を迎え、それぞれ人生が
大きく分かれつつある。そんな現実に焦点を絞り、記事は
書かれている。

1/7付の記事は、こう結ばれていた。
「これからもきっと、この世代は、先頭を走り続けていく。」
(あぁ、そうよね…)
しみじみ、共感した。

私は、思春期の頃から、「どうしたら自分らしく仕事ができて、
幸せな人生を過ごせるか」考えてきた気がする。

私の性格、という理由もあるだろうし、同世代が多いから、
「自分らしさ」をアピールできないと、生き残っていけない、と
いう直感的なものもあったのかもしれない。

幸い、私には、学校の先輩だけでなく、年上のいとこが
複数いたので、間近で、多くの方の歩む道を見つめ
続けてきた。

女性は「雇用機会均等法」ができ、一見すると舗装された
道が開かれていたように見えたけれど、仕事をされて
いた方は、実は、大変ないばらの道を切り開いてきた
ように見えた。

そして、働き続けていた方も、また、いわゆる「高学歴」と
言われる方も、結婚で人生を大きく針路変更するケースが
多いことにも気づいた。
本人の希望、という場合もあれば、やむなく、という場合も
あるように見えた。

(自分が結婚した今は、「この機会を有効に生かして、
シフトチェンジして進んで行けたら良いのかな」と思う
ようになっている)

頭の片隅で私は、
(人生は人それぞれだから、ご本人が幸せならいい
けれど、私はどんな立場にいても、どんな人と結婚
しても、私らしい仕事がしたいな。それができるには
どうしたら良いのかな)
こう、いつも考え続けてきた。

親の世代や上の世代の良いところを取り入れたり、
先駆的努力に敬意は払いつつも、まるっきりのお手本、
ロールモデルとするのではなく、「今の時代にあった
仕事をして、生きていきたい」と考えるようになった。

だから、今も、「STORY」などを読んだりするけれど、「この感覚は
私の世代とは違う」と思う記事に出会うことがある。

そして、私は仕事を始めるうち、
「こんなに教育現場には問題がある、これは現場に
いなければわからない。このことは絶対多くの人に
伝えたい、伝えなくてはいけない。知らないで
不幸な目にあったり、つらい思いをする人をなくせたら」
と思うようになった。

教育現場とは基本的に閉鎖的で、誰かに指摘され
なければ、世間一般のものとは大きくかけ離れた
ものを「常識」と思っている人、組織が少なくない。
そして、意を決して、メールマガジンを書き始める。
それが、つきのみどり、としてのスタートだった。

その後、このブログや、web連載を始めるように
なった。
ブログでは、教育問題とは別に、趣味の話題、
ライブの感想などを書いたところ、他の観客の方、
そして、アーティストご本人からも、思いがけず
好反応をいただいた。それが、現在まで
つながっている。

このブログは、今日で2周年。
読んで下さる方がいること、励まして下さる方が
いることを本当にありがたいと思っている。
改めてこの場でお礼を申し上げたい。

「私らしく」という形で表現ができ、web連載や
ブログなどで、多くの方の共感が得られている
ことが、とても嬉しい。

そして、つきのみどりとして、これからも活躍の場を
広げられたら、と願っている。

そう、私は、きっと、これからも「私らしい仕事を」と
願いながら、走り続けていくだろう。

あつかましいけれど、これからも、皆さんのご支援・
ご助言がいただけたら、とてもありがたい。

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コメント

ここでははじめまして!というか、
ごめんなさい。私は、つきのみどりさんが
どなたなのか、よく分かってません。


落陽さんでの、イサトさん&及川さんライブで、
たぶん、背後にいたものです。
あさやん情報で、ここに当日のレポが上がるのは?と、
お知らせ頂いたので、お伺いしました。
たぶん、上がりますよね。
私の当日のブログ記事に、こちら様をリンクさせて頂きます。
http://oshieda.livedoor.biz/archives/50845782.html


こちら様のブログは、書き込みは初めてですが、
前にも何度がお伺いしてます。
Uさんからも、こちら様のことは聞いてましたし、
友人が知らせてもくれました。


「ロストジェネレーション」
↑ この記事ですが、私も見ました。
私は、この団塊の世代より、少し遅れた年代です。
こういった記事を見かける度に、団塊の世代が
残した功績は大きいなと、つくづく思います。


あれ??ここまで書いて、気が付きました。
つきのみどりさんは、団塊ジュニアですか?
良く読めって??笑

よく記事を読めば、「三十路を迎え」とあります。
30代でおられるは、間違いないようです。失礼しました。

メルマガ等、配信されてるのですか。凄いですね。
私は、ブログを立ち上げて8ヶ月です。こちら様は、2周年、ずっと先輩さまです。 
遅ればせながら、2周年おめでとうございます。
初書き込みで、長々と失礼しました。

投稿: 姐さん | 2007/01/15 07:56

>姐さん


はじめまして、書き込みありがとう
ございました。

また、二つの書き込みを勝手ながら
ひとつにまとめさせていただきました、
悪しからずご了承お願い致します。


13日のライブ、うかがっておりました。
私もレポを書きましたら、記事を
姉さんのブログにTBさせていただきますので、
恐れ入りますがしばしお待ち下さいませね。


私のことに関しては、
このブログの【プロフィール】ページを
ご覧いただけたら幸いです。
右上、カウンターの下からリンク
しています。

ではこれからもよろしくお願い致します。

投稿: つきのみどり | 2007/01/15 17:59

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