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2007/03/19

稲垣潤一さん25周年Live in ステラボール それぞれの足跡

稲垣潤一さんの25周年記念ライブを見に、
3/17、品川プリンスホテルステラボール
出かけた。

昨年は、例年と異なり、ディナーショーがなかった。

ライブ前、こちらで爪のお手入れをしていただく
(プロ・アマのギタリストの皆さん、30分\2,520-で
爪がきれいにしていただける、こちらは大変
おすすめ!男性も大歓迎とのこと)。

会場入り口では、寒い中だったけれど、(混乱を
避けるためだろう)外で行列を作り、順番に入場。
ロビーには銀座山野楽器社長、湯川れい子さんなど
からのお花が目に留まる。
ドリンクをすぐに買い、開演を待った。

Blog070319


25周年に
あたっての、
記念のイラストが
昨年末、発表された。

そのマークがあちこちに目立つ。
ステージにも飾られていた。ステージ上、
今日はキーボードとピアノ、2台あるのに気がつく。

定刻から過ぎること12分。サポートの皆さんに続き、
稲垣さんがご登場。「言い出せなくて」からライブは
始まった。黒のスーツに、ネイビーのネクタイが
決まっている。

ここで早くもドラムの前に座られた稲垣さん、
「振り向いたときそこに見える階段を数えたことが
あるだろうか」、「Just The Same…」と、早速、
小気味良いビートと歌を聞かせて下さる。

観客は手拍子をしている人と、そうでない人とが
半々、といったところ。じっくり歌を聞き入っている、と
いう感じ。

そして、稲垣さんは再びドラムから離れ「Because of
You」を歌われてから、最初のご挨拶。

「こんばんは、稲垣潤一です…」
いつものお言葉。歌声だけでなく、MCの声も聞くと、
(あぁ、今日もお元気だ)
そう思い、安心する。

「声が変わらないと言われるのは嬉しいことで…この
声を大事にして、これからも歌っていきたいと思います」

いつも思う、稲垣さんは歌だけでなくドラムも演奏
なさるのに、ライブではきちんとネクタイをされている。
(暑くてらっしゃるだろうに…それが稲垣さんの美学かしら)

続いて、「愛は腕の中で」、「最後のLove Letter」、「時の
岸辺」と歌われる。
(今日は、シングル曲でなくても、根強いファンの多い曲、
稲垣さんの愛着の深い曲が多いのでは)
そんな思いが胸を走る。

ここで再びのMC。
「デビュー25周年なんですけど、バンドを始めたのは中3の
時ですから…そこから数えたら約40年(!)ですよね」
と、アマチュア時代の思い出に花が咲く。鶯谷のディスコ、
ジャックの話、仙台時代の話…。

「プロになったら、どんなに多くても1日2ステージですけれど、
アマチュアの時は最高で10ステージ(!!)やったことが
あります…だから、それから考えたら、今までのライブの
合計って4000本くらいになるんでしょうか」

そのことが、結果として、現在の稲垣さんのシンガー、
そして、ドラマーの基礎を作った、と瞬時に納得。

ここで稲垣さんは座り、ライブもアコースティックツアーの
雰囲気を漂わせるコーナーに。岡沢茂さん(ベース)と
久保田邦夫さん(ギター)も、それぞれアコースティックの
ものを使われる。

「月曜日にはバラを」、ジャズの雰囲気漂う「ロング・
バージョン」、「夏のクラクション」。
そして、元のフルバンド形式になり、「P.S.抱きしめたい」。

この後のMCで、現在流れているCMソングの話から、
レコーディング技術の進化の話になる。
「歌入れしてから詞を変える、って言われて…その時は
アコースティックツアーで宮崎にいたんですよ。スタッフが
全員宮崎に来る、っていう話もあったんですけどね、結局、
インターネットで送って済みました、すごいですねー、
テクノロジーの進化は」

そう、この20数年のテクノロジーの進化は、目覚ましい、と
いう言葉だけでは片付けられないものがある。

歌に戻り、稲垣さんの90年代を代表する「クリスマス
キャロルの頃には」、そして、「遅れてきたプロローグ」。

あるアーティストのファンは、たいてい、「マイベストソング」を
持っていることと思う。今日のライブでは、そんな「マイ
ベストソング」に再び巡り会えた方が多かったのでは
ないだろうか。

MCで、ドラムの思い出話になる。最初に買ったドラムは
3万円で、10回払いだったこと、安いので叩いているうちに
動いてしまうこと、「夜のヒットスタジオ」で、ドラムを
叩きながら歌ったのだけれど、ヘッドフォンが、ずれて
大変だった「ヘッドフォン事件」…。

「雨のリグレット」(デビュー曲)、「ドラマティック・
レイン」、この2曲はドラムを演奏されながら。そして、
「Special Thanks」。
「世界でたったひとりの君に」の中、メンバー紹介がある。

ギターとベース以外の皆さんは、ピアノ、松本圭司さん、
キーボード、坂本サントリィ洋さん、そして、ドラム、
野口明彦さんだった。

稲垣さんのドラムプレイスタイルに、決して派手な
アクションはない。でも、きっちりと、そして、丁寧に
リズムを刻んでいく。だから、そんなドラマー・
稲垣さんのサウンドに合うミュージシャンの皆さんは、
やっぱり、丁寧にリズムを刻んでいく方々。

このサウンドがあるからこそ、稲垣さんの美しい
ボーカルが引き立つし、また、ドラマーとして
稲垣さんが入っても、安定感のある音が出てくる。
今回はピアノとキーボードがいて、また、ドラムに
野口さんと、大変豪華な顔ぶれ。この会場は
サウンドもよく響くので、皆さんの音の素晴らしさが
体感でき、嬉しかった。

「マラソンレース」、「オーシャン・ブルー」で、ライブは
エンディングになった。「オーシャン…」では、
「♪いちばんきれいな君」と、歌いながら客席を指差した
稲垣さんに、みんな大歓声と興奮!

その興奮のまま、手拍子は鳴りやまず、アンコールに突入した。
稲垣さんは律儀に、ネクタイを赤いのに変えられている。

「1ダースの言い訳」、稲垣さんをアルバムセールスで
トップアーティストにした「Realistic」の曲は、やはり、
聞きたいもの。そして、「1・2・3」、みんなでジャンプ!

稲垣さんは、いちばん最後のMCで、こういったことを
言われていた。

「デビューしてから今まで、そして、人生を振り返ると、
多くの出会いがありました。その中には、もちろん
良い出会いもあれば、中には、ちょっぴり嫌な出会いも
ありました…でも、今になって思うと、その、嫌な
出会いも含めて、全ての出会いが僕にとって良かったと
思えます。

みんなとの出会い、今日のライブも大事な出会いです。
この出会いを大事にして、これからもまた進んで
行こうと思います」

最後の曲は、「生まれる前にあなたと…」だった。
アカペラで熱唱してくださった部分もあり、会場は、
感無量の思いで見つめていた。

稲垣さんは「出会い」という言葉で集約されていた
けれど、今回のライブでは、稲垣さんご自身はもちろん、
会場に来ていたファンのひとりひとりが、稲垣さんの
曲と共に、今までの人生、自分のたどってきた
足跡(そくせき)を振り返りながら、一緒の時間を
過ごしていたことだろう。

かつて、失意の日々もあっただろうけれど、稲垣さんは
充実した人生を過ごされてきた。だからこそ、
「いやな出会いも自分にとって良かった」と、胸を
張ることができる。そのように言えることは素晴らしいと
思うし、稲垣さんの人間性の器の大きさを感じずには
いられない。

(私も、今までの人生の全てに感謝して、そして、
これから、もっとがんばっていこう。嫌な出会いだって、
自分を成長させてくれるんだし、良い出会いは、
大事にしていかなくっちゃ)
ライブ後、素直にそう思うことができた。

今回のライブの模様は、スカパー!TVMUSIC AIR
チャンネル
で後日放送予定、とのこと。この
チャンネル、洋楽を中心に「大人のための上質なライブ映像」を
セレクトしている。
放送を、大いに楽しみにして待っていていただきたい。

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コメント

初めまして
みんみんと申します。
私も稲垣潤一ファンの1人です。
よろしくお願い致します。

私も、3月17日のステラボール行きました。
良かったですね。
好きなアルバムは、「Realistic」です。
1ダースの言い訳を聴いてファンになりました。

投稿: みんみん | 2007/03/20 13:01

>みんみんさん


はじめまして、コメント
ありがとうございました。
私も「Realistic」から
リアルタイムでずっと聞いています。
(その時は中学生でした)


このアルバムには、「1ダースの
言い訳」、「April」、
「愛のスーパーマジック」、
「風になりたい夜…」素敵な曲が
たくさん詰まっていますよね。


これからもよろしくお願い致します。

投稿: つきのみどり | 2007/03/20 17:57

>つきのみどり様
返事ありがとうございます。

つきのみどり様も
ファン歴長そうですね?
「Realistic」は、何度聴いても
飽きない、大好きな一枚です。

投稿: みんみん | 2007/03/20 18:35

こんにちは、ご無沙汰しております。
稲垣さんの25周年ライブ行かれたのですね。
私も彼のファンで昨年コンプリートアルバムを購入して車の中で聴いています。
このライブは是非行きたかったのですが別用と重なり残念でした。
しかし つきのみどりさんのレポを読んでいると
自分もその場にいたような気持ちになり、思わずコメントさせていただきました。
スカパーで後日放送されるとのこと楽しみです!

投稿: トムノグ | 2007/03/20 19:19

>みんみん様


再びありがとうございます。
そうですね、ファン歴は長いです。
稲垣さんは、私の人生で
いちばん長く応援している
アーティストでもあります。
「Realistic」を聞くと、
中学生の頃の生活や思い出が
脳裏をよぎります。


また良かったらお立ち寄り下さいね。

投稿: つきのみどり | 2007/03/20 22:12

>トムノグさん


昨年ベストアルバムを買われたとのこと、
先日、記事を拝見しました。
(コメントせずに申し訳ありません)


ぜひとも、放送をお楽しみに
お待ち下さいませ。

投稿: つきのみどり | 2007/03/20 22:15

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