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2007/03/23

映画『不都合な真実』 科学の進歩の結果への責任

少し前になるが、映画『不都合な真実』を見た。

どうしても見たい、見たいと思いつつ、時間が取れずに
いた2月。そんな中で出かけた北海道で、想像以上の
雪の少なさに絶句した。
(東京に戻ったら、なるべく早く『不都合な真実』見に行こう)
そう心に念じつつ、帰京。仕事のひと段落ついたところで、
見に出かけた。

アル・ゴア氏が「地球環境問題のエキスパート」だと知ったのは、
民主党の副大統領候補になった時。それにしても1990年代の
初めだから、ずいぶん経っているのだ、と思う。

大統領になれなかった(正確には「ほんの少しの時間だけ」
大統領だった)彼は、今、環境問題への取り組みを訴える
べく、世界を駆け回っている。

彼が地球環境問題に取り組み始めたのは、実は古く、
大学生時代の1970年頃のこと。その頃から環境問題を
追い続け、最近の深刻な破壊の進行ぶりに、危機を
感じて立ち上がったのだそうだ。

私も高校、大学時代からこのような問題には関心を
持っていた。高校時代、生物の先生が、こう
おっしゃっていたのが忘れられない。

「富士五湖でも、年々水質の低下が進み、透明度が
落ちている。尾瀬は自然破壊が進みすぎて、自然
観察ができない」

結局、私は、いちばん関心のあった分野に進んだ
けれども、「地球人として生きる上で、地球環境問題は
避けて通れない」と思うから、日々どこかで関心を
寄せてきたつもりでいる。

映画で、ゴア氏の語る内容で、関心させられたのは、
日本の技術力の高さ。エコロジーを意識した技術力・
開発能力の高さは、世界に強く誇って良いと改めて
感じた。

そして、もっとも共感を持ったのは、「人類は、科学の
進歩の結果に責任を持たねばならない」という
趣旨の発言だった。

科学の進化、発展は人類の便利な生活にとって、
不可欠なこと。それならば、その進化に伴って発生する
ことは、プラスもマイナスも責任を取らねばならない…。
ごく当たり前のことだけれど、とても重い命題。

環境問題、と言うと、大げさに聞こえるけれど、自分で
簡単にできることはたくさんある。エアコンの温度設定
(冷房26℃、厳しくするなら28℃、暖房20℃)はもちろん、
レジ袋はなるべくもらわない、公共の乗り物をなるべく
利用する、ハイブリッド車に乗る…。

私は、これに加え、「竹製品を使う」ことを心がけている。
理由は、竹は生命力が強く、木と違って、切っても
また短期間で生えるから(この話題は近いうちに改めて)。

今、学校ではさまざまな形で環境問題を考える教育が
なされている。だから、(そのような教育を受けて
こなかった)大人にこそ、このような問題提起が必要かも
しれない。

今発売中の「AERA」(2007/3/26号)で、日本サッカー協会
「環境プロジェクト」を立ち上げた、という記事があった。

岡ちゃん、こと、元日本代表監督の岡田武史氏が中心に
なっているという。岡田氏も、ゴア氏同様、70年代から
環境問題を考え続けてきたと書かれていた。

このように、環境とは直接関わりのないように見える
場でも、さまざまな形で環境問題への取り組みが
始まっている。
そのような試みが広がり、また、進むことが、
地球環境の悪化を食い止めることになると、私は信じている。

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     2007.2.27                      ゴア....今度はあなたが勝つ番だ        長編ドキュメンタリー賞はこの映画が取るしかなかった...         温かく雪のない2月の北海道を訪れて          科学的根拠を探す猶予もないのではと思った           「不都合な真実」は見事にアカデミー賞の            長編ドキュメンタリー賞を獲得した             けれど, 決して喜んで終わる筋合いのものじゃない       ... [続きを読む]

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