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2007/06/05

ザ・リガニーズLive in Re-Member Festival 大人の美学とこだわり

Blog070605

6/2に、藤沢市民会館で
開かれた「Re-Member
Festival Vol.2」。
ザ・リガニーズが今回ご出演なので、足を伸ばした。

久々に湘南のさわやかな風に吹かれ、嬉しい
気持ちで会場に向かう。去年このイベントは
開かれ、今回が2回目とのこと。「いつまでも 
いつまでも」でおなじみ、ザ・サベージの
奥島吉雄さんが企画なさったもの。
ザ・サベージとザ・リガニーズ以外は
アマチュアの皆さんという顔合わせにも興味津々。

イベントの司会は、「浜辺のフォークシンガー」こと、
テミヤンさんtvkの「ハマランチョ」という番組で
司会もなさっているとのこと。

まず、Ku-simon&Ga-mansuru(サイモン&
ガーファンクル)の「ミセス・ロビンソン」で
スタート。この日は緞帳が上下するので、
緞帳の向こうから聞きなれたイントロが
聞こえてきて、ライブが始まった。ギターテクは
もちろん、よく伸びる声も素晴らしい。息もぴたりと
合っている。

「スカボロフェアー」など、「世田谷のぼろ市で、
くじを引いたらスカだった」(!)など、MCに
ギャグも織り交ぜつつ、素敵なサウンドを
聞かせて下さる。ちなみにおふたりは、
赤坂の「明日にかける橋」というお店のマスターと
常連さんとのこと。持ち時間の20分きっちり
演奏なさり、次のグループへ。

2組目はアンクルシャドウズ(シャドウズ)。
ベンチャーズのコピーと掛け持ちバンドだとのこと。
「春がいっぱい」、「野ばら咲く道」(市川染五郎=
現・松本幸四郎さん)など、一級品のエレキ
サウンドが響き渡る。

ここで、「若い人とのコラボレーションを」ということで、
テミヤンさんが、高校生のかわいらしいお嬢さんと
セッション。父上はアコギ、お嬢さんがウクレレで
「サーフィンUSA」などをご披露。このお嬢さんの
ウクレレが素晴らしいテクニックで、会場から拍手が
沸き起こる。

続いて、The Bilittles(ビートルズ)。「Mr.Moonlight」、
「抱きしめたい」、「Don’t let me down」など、衣装も
ばっちりスーツで決めて、サングラスのジョンと
マッシュルームカット風のポールなど、ビジュアル、
サウンド両面で、観客を楽しませる。

5組目はMash☆Liquor(キングストントリオ)。オールド
ストライプのシャツが若々しい。「エル・マタドール」の
響きがカッコ良かった!

6組目はThe Moonshot(スプートニクス)。この方たちは、
フィンランドでも演奏なさるほど人気があるという
ご紹介だった。テクニックの卓越したサウンドに、場内、納得。

7組目はザ・サベージ。今回は3人でのご登場。もちろん
「いつまでも いつまでも」のご熱演もある。

奥島さんがMCで、こんなことを語られる。
「おじさんバンド、と言って、全て片付けられてしまうことに、
強い憤りを覚える。おじさんと言わせないような、
大人のサウンドを聞かせたい」

実はこの日、私は母と来ていた。母がひと言。
「そうよねー、奥島さん、カッコいいものね」
このMCに、奥島さんの美学、こだわりを見た気がした。

8組目はいよいよ、ザ・リガニーズ。緞帳が上がり、あっ、と
息を呑む。黄色いTシャツ、ジーンズはまるで、
「海は恋してる」のEPジャケットみたい!

「ブランデーワインブルース」(ブラザーズフォー)で
ライブはスタート。「Seven Daffodils(7つの水仙)」では、
客席から「おぉー」の声も聞こえる。

そして、「花ちゃん」。湘南マダムたちには、ズーズー弁の
「花ちゃん」、インパクトが強かったらしい。でも、
「花ちゃん」は、実はブラザーズ・フォーの「マリアンヌ」が
元になっている、という告白もある。

4曲目は「落ち葉の季節」、ラストはもちろん、「海は恋してる」。
新田さんは、奥島さんのことや、かつての思い出を、こう
語られていた。
「ヤマハでずっと仕事をなさっていて、組織にいらしたのに、
サムライと言いましょうか、組織に流されない人でした。
二人で若い頃、何本もデモテープを聴いて、長渕剛なんかを
発掘しました。彼の誘いだから、今日は、こちらに来ました」
紳士から、長年の交友と活動に敬意をこめてのエール、といった
感じだった。

トリを務めるのは、The Meguro Ventures。なんとこの皆さん、
中学時代に結成なさってから45年以上、メンバーチェンジが
1度もない(!!)と言われる。
「披露宴とか、創立記念日とか、福を運びますのでお声を
かけて下さい」

演奏も、もちろん素晴らしい。そして、途中でSpiritという
若い女性デュオが登場して、「恋のバカンス」、
「ウナ・セラ・ディ東京」をセッションする。
もちろんアレンジはベンチャーズ風。

この二人は声量も豊か、歌唱力もバツグンで、
ザ・ピーナッツを知る母、
「本家に負けてないわよ、とっても上手だわ」
と感心することしきりだった。

小ホールに満員の観客、プロの2組はもちろん、
アマチュアバンドの皆さんの、レベルの高さにも
感嘆したことだろう。全てのバンドが、譜面台さえ、
目の前に置いていなかった!!
それだけ「心と体に長年しみこんだ」サウンドなのだろう。

Re-Memberというライブのタイトルには、「思い出す」と
いう意味だけでなく、「再び集まる」という意味もこめられて
いるはず。

でも、単に「青春を思い出し、懐かしんで集まった
オジサン」という意味でひとくくりにするのではなく、
「大人の美学、こだわりあるサウンドを見せ、また、
聞かせてくれる方たち」が出て欲しい。
そして、このイベントが続いて欲しい、そう願って会場を後にした。

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