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2007/07/24

山本コウタローとほぼウィークエンドLive in Back in Town 高い音楽センス、仲間との絆

7/17、曙橋のBack in Town
山本コウタロー&ほぼウィークエンド
ライブが開かれた。

この数年、実は、皆さんの活動再開を
心の片隅で気にしていた。だが、なかなかライブを
拝見するチャンスに恵まれない。

そうするうち、メンバーの見崎さんがここで店長を
なさっているご縁で、お話させていただく
ようになった。
(ちなみに見崎さんは、かつて「ラニアルズ」という
グループにいらしていた)

まだ梅雨の明けない東京で、彼らのライブが開かれた。
6月末からの怒涛の忙しさも、ようやくめどが着いた頃。
傘を手に、お店へ向かう。

Blog070724a


入り口にたどり着いて、
ビックリ。飾られたお花に、
白鴎大学学長 森山真弓」とある!
そう、コウタロー氏は、現在こちらの
教授をされている。

今日の店内は知らない方ばかり…と思ったら、
入り口で見崎さんとばったり。気分がすーっと
落ち着いていく。また、猫の内山さんと石山さんが
見にいらしていた。

客席は、早々に満員となっていた。男性も結構目立つ。ライブは、
「青空と土と緑と」で幕を開けた。

「ようこそ、お足元の悪い中いらっしゃいまして…」
と、「武田鉄太郎です」と笑いつつ、ご挨拶なさる、
コウタローさん。よく見ると、小指に包帯。

「今日はギターをクビになりまして…ゼミの学生とサッカーを
して、キーパーをしたのですが、取り損ねて剥離骨折しました」
というお話だった(一日も早いご快復をお祈りしたい)。

そこで、現在のメンバー、山本さん、森さん、見崎さん、
オラン本柳さんに、かつてのスタッフ、金海さんをギターの
サポートに連れてのライブだった。

「空」(見崎さん)、「春でした」(森さん)、と、早速三者三様の
ボーカル曲が並ぶ。
「年を取るのも、いいもんですね」
と、笑顔の森さん。

メンバーの皆さんは、それぞれ曲ごとに楽器を持ち替え、
ギター、キーボード、パーカッションとお忙しい。また、
コウタローさんだけでなく、皆さんMCが面白い。

(おひとりおひとりの、音楽的センスが卓越しているし、
長年のさまざまな人生経験がMCなどに生きている)
そんなことに気づく。

また、メンバー紹介で、コウタローさんが、皆さんに仲間への
敬意をこめていらっしゃるのに気づく。たとえば、森さんの
ことは、「音楽的支柱です」とおっしゃっていたし、オランさんの
ことは、「今日は風邪で38℃の熱がありまして…」とご紹介
なさっていた(どうぞお大事になさっていただきたい)。

「昔の良い曲を発掘して、アコースティック風のアレンジに
したらどうなるか、っていうことにも興味があります」
というお話も出つつ、ライブが進む。

その後、「走れコウタロー」で、客席が大いに盛り上がる。
なんと曲中、コウタローさんは鼻で縦笛を吹いていらした!
そして、この縦笛、観客にプレゼントされていた。

その雰囲気のまま、「イムジン河」を合唱し、続いて、
ベースの本柳さんのボーカルで「ギターが泣いている」。
そして、ファーストLPからの「あきちゃんの横顔」で、
ライブは休憩に入る。

後半は「はぐれ雲」でスタート。「笹舟のように」(森さん)に
続き、「明日の街を」は自然と合唱が起こる。続く「めぐる
季節に」の後、コウタローさんは、こういう内容のことを、
思いをこめて話された。

(この日、客席に、コウタロー氏の同級生、エム・ナマエ氏
いらしていた。氏は盲目のイラストレーター。ボールペンで
力いっぱい輪郭を描き、色をつけていかれるのだそうだ。)

「自分にとって歌は出発点で、やめるつもりはありません…
極端に言えば、声がかれるか、指が折れるか、という
ところまでやるつもりでいます」

「歌として投げかけたものが、皆さんに届き、何倍にも
なってはね返ってくれば、これほど嬉しいことは
ありません」

その後、新曲の「Musician」、そして、「岬めぐり」で本編が
お開きになる。アンコールに、「青春の川」を歌われ、
ライブが終わった。

皆さんは、三々五々、片づけを終えられ、客席に出ていらした。
森さんと私は初対面。気遣って優しい笑顔で話して下さる。

「鼻で笛吹いて、びっくりされたでしょう…でも、あれ、昔から
なんですよ」

音楽的センスの高さと、大変強い絆で
結ばれた皆さん。その
素敵な皆さんのライブを、たっぷり
堪能できた。

この皆さんで、8/29に「心のままに」という
新作アルバムを出されるという。このアルバムも、
大いに楽しみ!
こうして、皆さんはきっと、ご自分たちのスタンスで
しっかりと歌い続けていかれるのだろう。

先日出られた富沢一誠さんのラジオ番組で、
コウタローさんは、こういう話をなさっていた。

「『岬めぐり』って、詞が山上路夫さんから
来たんだけれども、誰も曲をつけずに事務所の
ユイ音楽工房に置かれていて…それを見た猫の、
亡き田口さんが『おっ、いい詞だね、いい曲つけたら』と
言われたんです。それで一念発起して曲を書いて
出したら、ヒットしました」
こんな裏話があったとは。

帰宅して、常富さんのブログを拝見し、気がついた。
この日は、田口さんのご命日だった。
(田口さんも、きっと、どこかで喜んでいらっしゃっただろう)
そう素直に思えた、満たされた気持ちの夜だった。

※座席の関係で、今回、ライブ中に良いお写真が
撮れませんでした。悪しからずご了承願います。

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