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2007/09/11

September Concert それぞれの「平和への祈り」

9/9、セプテンバーコンサート(文化放送
メディアプラスホールでの公開録音)に足を運んだ。

これは、2001年9月11日の、アメリカでの同時多発
テロに端を発し、「平和について考える」イベント。
日本では2005年から開かれ、私も2年連続の参加
(2006/9/11記事参照)。

今年は56箇所で9/8-9/11の4日間に渡って、
日本各地で開かれた。基本は無料だが、
文化放送会場での公開録音観覧は、飛び入りで
見ることはできず、事前に応募しなくてはならない。

と言うわけで、当選ハガキを手に、会場へ入った。
司会は今年も竹内靖夫アナ。

今年のライブのトップは、工藤慎太郎さん。場内に
出たスクリーンには「涙の国民的シンガーソング
ライター」とある。

黒いジャケットにピンクのネクタイが若々しい。
まっすぐな詞とメロディが心に届く。

「こんにちは、工藤慎太郎です。今日はいちばん
年下で緊張して…」
と、話す笑顔が、人なつっこくていい。

2曲彼の歌を静かに聞き、3曲目の「シェフ」で、
(あー、そうか、この歌の彼だ!)
ラジオで数回、彼の歌を聞いたことがあったのを
思い出した。バイト時代、お世話になったイタリアン
レストランのシェフに敬意をこめて作った、彼の
真心のこもったデビューシングル。ぜひ一度、
聞いていただきたい。

2組目は、浜辺のフォークシンガー、テミヤンさん
指の当たる部分が削れるまで弾きこんだ、
「相棒」のギターを連れてご登場。彼は、今年
6月の「Re-Member Festival Vol.2」(2007/6/5
記事参照)で司会をなさっていた。

今回は、友常(ともつね)さん(g)をサポートに、
「幸せの小舟」、「砂のベッド」など、星や海、
湘南の香りいっぱいの素敵なサウンドを聞かせて
下さった。

テミヤンさんは、かつて、ブレッド&バター
二弓さんプロデュースでデビューなさったの
だそうだ。そもそも、10代の終わり、カフェ
ブレッド&バターでアルバイトをなさっていたのが
ご縁の始まりと言うから、茅ケ崎つながりはすごい!

3組目は、桑江知子さん。ブラジリアン弦楽
「ショーロクラブ」のリーダー、笹子重治さん
連れていらしていた。

花柄のワンピース、ベージュのブーツ、そして、
デビューなさった時の笑顔のままで「私のハートは
ストップモーション」を、ボサノバ風ギターアレンジで
聞かせて下さった。

桑江さんは沖縄ご出身、9.11以降、「ちむぐすい
(心の薬)の旅」に、ファンの皆さんと共に、毎年
いらしていると言われる。「青の楽園」、「雲上島
(うんじゅぬしま)」など、沖縄への思いをこめた歌で、
私の心は、春に出かけた沖縄に瞬く間に飛んで行った。

「まだ勉強中ですが」と断られて、三線(さんしん)を
弾いて歌われたのも素敵だった。

4組目はサーカスの皆さん、アカペラで「What a
Wonderful World」をご披露。「ベトナム戦争の時に
歌われていた」という話が出てくる。
沖縄をイメージした「ちゅら歌」、そして、10/3発売
予定のデビュー30周年の記念CDから、いちはやく
「家族写真」を歌って下さる。

まだ1度しか行っていない私が言うのも何だけれど、
沖縄の人は優しく、あたたかく、周りの人や海を
大事に思っていることが伝わる。そんな光景は、
本土の者、しかも都会の者にとっては、別世界の
ようにも思える。

もちろん基地の街といった負の側面も忘れては
ならないけれど、そんな沖縄への思いが募った、
2組のステージだった。
庄野真代さんもここでご到着、笑顔でご挨拶なさる。

休憩後、5組目の猫でライブ再開。
猫は「花吹雪桜一家と申します」、「My Way」、
「Namida」、そして、新アレンジの「雪」を歌って
下さった。内山さんはデジタルパーカッション
ご使用での「Namida」と「雪」だった。

ご出演の後、私の後方で「いいねー」、「良かった」
などというお声が、口々に聞こえてきたので、私も
安心する。

6組目は、ブレッド&バター。ツアーも始まったばかりと
いうことか、髪をすっきり切った幸矢さん。「Hotel Pacific」、
「湘南ガール」、最新CDから「若ぶるつもりはないけれど」
小椋佳さんの作品)、そして、テミヤンさんと友常さんを
招きいれられ、「ピンク・シャドウ」をご披露。

「ピンク…」は、もともとアメリカのヒッピー文化で、
「自分の影をピンクに塗る平和運動」があり、
それを歌ったものだと言われていた。

私は、
(あぁ、去年ここで初めて生のブレバタさんを
拝見して、音に引き込まれ、その後、幾度か
拝見する機会に恵まれたんだ)
今ではすっかりブレバタサウンドがお気に入りの私、
そんなことをしみじみ思う。

ラストは杉田二郎さん、シューベルツでデビューされて、
なんと40周年とのこと!岩井真二さん(g)を連れられての
ステージ、「風」、「ANAK(息子へ)」、「前向きに倒れて
みたい」、そして、「戦争を知らない子供たち」を客席も
一緒に大合唱して、4時間に渡ったステージは、
エンディングとなった。

お孫さんに「二郎くん」と呼ばせていらっしゃるという
杉田さん、70年代、「花のフォークタウン」という番組で
文化放送に通った思い出を話していらした。

美しい海も、山も。そして、家族も、愛する人も。平和な
世の中でなければ守ることはできないし、大事にできない。

こういったものを尊く、また、愛おしいと思えるのは、
素晴らしいことだし、また、その思いを、なんとなく、
ではなく、意識的に守り続けねばならないことなの
だと、皆さんの歌を聞き終え、感じずにはいられなかった。

皆さんの「平和への祈り」をかみしめ、私もまた、
平和への祈りと決意を抱いた一日だった。


【告知】当日の模様は、9/20(木)19:00-、文化放送で
放送される。放送を聞いて、ぜひ皆さんもご一緒に
「セプコン」に参加していただきたい。

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コメント

お久しぶりです。
すごいイベントがあったのですね。
錚々たるメンバーで内容の高さが伺われます。
今日放送されるとの事、聴いてみます。

投稿: トムノグ | 2007/09/20 08:51

>トム・ノグさん


こちらこそご無沙汰しております。
放送はお聞きになれましたか。
皆さんの素晴らしいところを
凝縮したような放送で、
とても良い内容ですね。


改めて関係者の皆様に
お礼申し上げたいですし、
このセプコンが続いていくことを
願います。

投稿: つきのみどり | 2007/09/20 20:43

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