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2007/11/15

中西保志さん CD「Standards2」 将来への予感

Blog071115a


11/7に中西保志さん
CD「Standards2」が発売された。

今年2月に「Standards」を発売
されており(2007/3/3記事参照)、
その続編。

私はいつものように山野楽器で購入し、
特典として「New York State Of Mind」
(ビリー・ジョエル)のライブCDをいただく。

この曲は、私もライブで聞いたことがある。本編の
CDとはまた違う、ライブの中西さんの一面が、
こうして多くの人に伝わるのは嬉しい限り。

「Standards2」は、前作同様、「最近の名作の
カバー」で、名曲に、また新たな命が吹き込まれて
いる。いちばん古くても「恋するカレン」(大瀧詠一さん)の
1981年で、1990年代のヒット曲が多く、「涙のKISS」
サザンオールスターズ)、「PIECE OF MY WISH」
今井美樹さん)、「夜空ノムコウ」(SMAP)など。
最新のものは「ハナミズキ」(一青窈さん)の
2003年。

このアルバムは、コーラスが一切入っていない。
つまり、中西さんの力強く、切ないヴォーカルが
ストレートに伝わる、聞きごたえある仕上がりに
なっている。

私にとって、最大の楽しみは、「恋するカレン」だった。
それは、稲垣潤一さんが、かつて歌われているから。

おふたりの「カレン」を聞き比べる。イントロも長く、
アップテンポの稲垣さんに対し、落ち着いた
スローバラードの中西さん。それぞれの個性が
引き立つようなアレンジになっている。

中西さんの「カレン」は、大瀧さんのものを意識
しているけれど、ドラムが濱田尚哉さん。
稲垣さんのライブでも10年近くサポートを
なさっていた、濱田さんのドラムで、どことなく
稲垣さんの「カレン」も髣髴(ほうふつ)とさせる
仕上がりになっている。

アレンジャーは、今回のアルバムも、前作に
引き続き、新川博さんと京田誠一さん。
(あれ、この組み合わせ…)
今年、他のCDでも見た。すぐに思い出し、
棚から引っ張り出す。

Blog071115b


それは、ブレッド&バター
「海岸へおいでよ」。親交深い、
さまざまなアーティストが、
ブレバタのおふたりに曲を提供なさった作品。

個性の強い曲たちが、輝きを失わずに並べられた、
「大人の日常の思いや休日」を描いた、素敵な
作品になっている。

中西さんのアルバムも、個性溢れる曲たちを、
時にはオリジナルの良さを生かし、また、時には
ジャズ風になど、素晴らしいアレンジで並べた
作品となっている。

アルバムのラストは、中西さんのオリジナル、
「サヨナラが待っている」。
もちろんカバーも素晴らしいけれど、中西さんには、
こういった「他の誰にも歌えない、力強く、切ない
歌声の魅力」を生かしたオリジナルをたくさん
歌っていただけたら嬉しい。

ブレバタのアルバムのアレンジを手がけられている
おふたりが、中西さんの曲を手がけて下さるのなら、
それも遠くないことなのかもしれない。カバーも
嬉しいけれど、それもまた、もちろん嬉しい。

名曲に酔いしれながら、将来への予感を、この
アルバムからキラリと感じ取った私だった。

中西さんは、このアルバム「Standards2」の
発売記念ライブを、12/10に六本木のSTB139
開くことになっている。ひとりでも多くの方に、
彼の手で新しい命を吹き込まれた名曲や、
素晴らしいオリジナルに触れていただけたら嬉しい。

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