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2007/12/17

まるで六文銭のようにLive in MANDALA 穏やかな笑みの向こうの決意

Blog071217


まるで六文銭の
ように
のライブが、
12/6、南青山マンダラで開かれた。

お三方揃ってのライブを拝見するのは、
2月末以来(2007/3/5記事参照)。CD
「はじまりはじまる」を手に、仕事の合間を
縫って南青山に急ぐ。
(CDについては、2007/11/12記事参照)

予想通り、この日はTVカメラが入っていた。
music tideBS-i)で、来年1月に放映予定が
あるというチラシをいただく。

満員の客席の期待を受け、「12月のうた」、
「はじまりはじまる」で、定刻どおり19:30、
ライブが始まる。やはり、師走のまる六ライブは、
「12月…」で始まってほしいもの。茨木のり子さんの
詞に合う、軽やかで、でも、心に残るサウンド。

小室さんはにこやかにご登場、及川さんのギターは
包み込むような音色であたたかい。四角さん
茶色いチュニック、そして、茶色のローヒールパンプス
(バレエシューズではない!)が、よくお似合い。

「あめのことば」、「きみは誰かな」と、CDからの曲を
立て続けに演奏なさったあと、「別役組曲」として、
別役実氏の作品を歌われる。今年は別役戯曲も
多くリバイバルされた年、そんな意味でもふさわしい。

「ここはこの街」、「おさかながスパイに」と、私が初めて
聞く曲に続き、「私はスパイ」、「雨が空から降れば」と、
おなじみの曲で、一瞬、劇の中にトリップしたような
感じになる。

「引き潮」の後、
「酒飲みの歌ですよね…これを作ったときは三味線と
鼓の名手との共演だったので、まさか自分たちで
のちに歌うことになるとは思いませんでしたが」
という小室さんのMCに続き、
「樽をころがせ」。

(さすが!)
小室さんのギターの音色、恒平さんのギターを叩く音が
絶妙にボーカルと絡む。おけいさんの、
「♪今宵の月は…」
というラストの声も、高音がきれいに伸び、でも、
かすれることなく美しい。

(このお三方でないと歌えない曲かも)
そんな感想を抱きつつ、前半が終わる。

20:45、「古い歌を中心に」ということで、後半は
「夢のまた夢」、「流星花火」で始まる。

小室さん、ここでクラシックギターを手にされ、「インドの
街を象に乗って」。ライブのラストではないので、手拍子が
心なしか、おとなしい。

「こわれました」、「春は日傘の」。「春は…」で、
おけいさんが、
「夏祭りのやぐら、懐かしいわね!」
と、遠い思い出を手繰り寄せるようなMC。

「ただあたたかくカラッポに」、おけいさんのボーカルと、
そのボーカルに寄り添うおふたりのギターが、客席を
包み込む。「おしっこ」、「戦場はさみしい」、「サーカス」と
CDからの曲が続いたあと、全文の朗読付で、「石と死者」。

もともと、友人のことを回想した詩だった、という小室さんの
MCがある。いつも以上に「詩」と「詞」の味わいの余韻に
浸ったまま、本編が終わる。

その余韻のまま、アンコールで「街と飛行船」、「サーカス
ゲーム」を歌って下さり、21:45、ライブが終了した。

その後はお疲れのところ、笑顔でCDにサインなどして
下さる。フォーライフさんの素晴らしいところは、この日
買ったものでなくても、CDを持参すればサインが
いただけるところ。私もサインをしていただいた。

この日、強く感じたのは、お三方の呼吸が今まで以上に
ぴたりと合っていたこと。リハーサルの成果だけでなく、
レコーディングの成果でもあるのかもしれない。

また、どなたかが歌ったり演奏なさっている時、他の
方があうんの呼吸でお水を飲まれたり、下がられたり
するのも、お互いを知り尽くしているからこその技だと
感じ入った。

この日のライブは、「1stCD発売記念」だった。でも、
収められていない曲を多く歌って下さったのは、私には、
「これからも『まる六』として活動し続けていく」という
決意の表れにも見えた。

ソロとしてのご活動も大事になさりながら、きっと、
これからも、ご信念を持って、「まる六」独自の歌を
発信して下さるに違いない。
そんな嬉しい予感を抱き、夜の南青山をあとにした。

【追記】
一部の曲名を、四角佳子さん公認ファンサイト
"On Stage"で参考にさせていただきました。
ここに記してお礼申し上げます。

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