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2008/04/02

情報・判断・表現 2008年4月の思い

Blog080402a


今年の4/1になり、
大きく変わったことが
いくつかあった。

先進国に温室効果ガスの削減を義務付けた、
京都議定書の約束期間の開始。ガソリン税の
暫定税率期限切れによる値下げ。後期高齢者
医療制度(通称・長寿医療制度)の開始。そして、
三越伊勢丹の経営統合。

三井と住友、2つの銀行が合併したあたりから、
どんな経営統合があっても驚かなくなっていたけれど、
さすがに江戸時代から続く呉服商の流れを汲む
この2つのデパートが一緒になるなんて、
思いもかけないことだった。昨年ニュースを
聞いた時、耳を疑ったのは、きっと、私だけでは
ないだろう。

3/31、両方のデパートの各店の折込広告が入る。
よく見て、翌日の4/1、早速経営統合セールに
出かける。バーゲン会場は黒山の人だかり、福袋
目当てに大行列ができている。私はいつもどおり、
自分のほしいものだけ購入。そして、限定配布
されていた、この風呂敷をいただいて帰る。

Blog080402b


こんな風呂敷を
見たら、大正生まれの亡き祖母は、
「何かの間違いじゃないの」と
言うに違いない。

こういう時代に生きていると、この経営統合の
ように、昨日まで当たり前だったことが、当たり前で
ないことが山のようにある。
そんな中で自分も含め、教え子たちが行き抜くのに
必要なのは、

「最新で正確な情報」
「情報を判断して考える力」
「判断したことを表現できる能力」

だと、改めて感じる。

情報とは、古かったり、正しくなければ何の意味もない。
昨日まで当たり前だったことでも、今日から当たり前で
なくなるかもしれないことに気づいていなければ、
仕事も、生活もできない。今は情報の変化のスピードが
速いから、注意してアンテナを立てていないと、
とんでもない時代錯誤になってしまう。

次に、その情報をよく見て、判断を下し、必要なものを
選んでいく。多くの情報を見て、そこから選び取る
ことが大事。一見すると不要そうな情報の中にも、
多くの宝が詰まっているかもしれないのだから。

そして、判断したことを正確に表現できねば、自分の
考えを他人に伝えることができない。伝えられなければ、
思っていても、思っていないのと同じことになってしまう。

こういう時に、自分が苦手なものがあったら、周りの
それを得意としている人に聞くといい。私も、調べたり
してわからない時は、その道で仕事をしている方に
聞くことにしている。

おかげさまで学校関係者以外の、バラエティ豊かな
職種に知人のいる私、こういう時に、ありがたみを
しみじみ感じる。

そして、自分も助けを求められたら、いつでも笑顔で
力を貸せる人でありたい。それはその人のためだけ
ではなく、必ず、自分にとっても新しい視点の発見が
あり、プラスになるのだから。

こういう訓練は、簡単そうでなかなか難しい。思考
回路にも関わることだから、毎日意識して続けて
いかねば、磨かれていかない。

亡き祖母が目を回しそうな風呂敷を前に、改めて、
今の自分に必要なものと、磨いていかねば
ならないものを感じる、2008年の4月の始まりだった。

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いよいよ京都議定書の温室効果ガス削減の約束期間が始まったが、果たして目標達成は可能だろうか。1993年当時の消費スタイルに戻らないとだめなような気がする。 [続きを読む]

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