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2010/12/28

銀座山野亭落語会 ご縁を積み重ねる楽しみ

12/26、銀座・山野楽器本店で行なわれた、
「第五回 銀座山野亭落語会」に足を運んだ。

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いつも山野楽器でCDを買う私。自分の
行きつけのデパートに入っているという
理由もあるし、また、購入すると多彩な
イベントに参加できるという理由も大きい。

この催しも、メールマガジンで知り、メールで
すぐ申し込んだ。
前日の25日と2日に渡って行なわれ、
1日3回。好きな回だけチケットが買える。

私が選んだのは、26日の第1部。
入船亭扇辰さん三遊亭兼好さんの二人会。
お名前を見た次の瞬間、手帳を見て、
すぐ申し込みのメールを出した。

なぜなら、このおふたり、今年の初めにNHK
公開録音で拝見して、大変気になっていたから
2010/2/10記事)。

その日、それまで拝見したことが
なかったのが、このおふたり。
でも、一度でその世界に引き込まれた。

いつもミニライブなどをする7階のJam Spotに、
台が作られ、座布団が敷かれている。何だか不思議。

この日の前座は、春風亭ぽっぽさん。小朝さんの
三番弟子、とおっしゃる。「牛ほめ」。

今は、仕事は男女関係ない…適性と努力で
何でもできる、と生徒にも良く言う私。
(ぽっぽさん、がんばって!)

まず、入船亭扇辰さん。
聞き始め、あっ、と声を挙げそうになった。
(1月と同じ話!)
「夢の酒」。

もちろん、非難しているのではない。
噺家さんは当日のマクラ(話し始めの
時事の話題など)で当日の噺を決める
こともある。
それにしても、思いがけない偶然に、
静けさの中、ひとり、胸が高鳴る。

扇辰さんの噺の女性は艶があり、また、
(古典落語が多いから、基本的に)女性の
言葉が丁寧で、共感が持てる。

生徒に以前、
「先生は、家でも話し方が丁寧?」
と言われ、わが身を振り返ったことがある。
確かに、
「○○しろー!」
と怒鳴ったりは、しない。「他人にぞんざいな
言葉遣いをすれば、自分もぞんざいな扱いを
受ける」というのが根本にあることが大きい。

ちなみに、実家の母も、父に、ぞんざいな
言い方はしない。母は父から数ヶ月後に
生まれただけなのだけれど。これが当たり前と
思って育ったので、古典落語もすーっと入って
くるのかもしれない。

ただ、艶っぽさ…と言われると…悲しいかな、
これはまだまだ磨くしかない。

三遊亭兼好さんは歯切れの良い、爆笑系の
噺家さん。マクラから客席は爆笑、「宗論」。

お仲入り(休憩)の後、今度は兼好さん、
「王子の狐」。先ほどよりは少ないが、でも、
笑いが多く出る。

最後は、扇辰さんの「徂徠豆腐」。荻生徂徠が
由来の落語。しみじみした語りに、噺の内容も
相まって、涙が出そうになった。日本人の
心根の優しさ、誠実さが良く出た内容。

(誠実な人であり、また、誠実の大事さを
伝えられる人でいよう)
涙目の中に決意し、会場を出た。

山野楽器は、CDやDVDの取り扱いジャンルも
大変幅広い。もちろん銀座本店には、落語
コーナーもある。楽器も売る楽器も売っている。

これらの姿勢は、単にソフトを売っているの
ではない、文化の一端を担っているという
意味が感じられる。この意味でも、応援
しているつもりでいる。

落語会は人選が大事、このお二人だと、
それぞれの良さが際立って伝わる。
(企画者さんのセンスがすばらしい!)

落語家さんは全国津々浦々にお出かけになる。
だから、地方の方でも、案内を見て、都合が
ついたら、ぜひ一度足を運んで欲しい。笑って、
しみじみして、人間の良さを改めて感じさせて
くれるものだから。

1月に噺を聞き、もう一度お会いしたいと思った
おふたりに、年の瀬に出会えたご縁。
こういうご縁を、どんな場でも積み重ねられるように
誓った、年の瀬の日曜日の昼下がりだった。

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