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2011/03/21

稲垣潤一さん&辛島美登里さんLive"Age Free Music,Music Concert" どんな日常にも寄り添う存在

3/9、稲垣潤一さん辛島美登里さん
「Age Free Music,Music Concert Vol.2
Special Live 3Days~大人のコラボ(共演)が
演出する贅沢な夜へようこそ!」と題された
ライブに足を運んだ。

Blog110321


このライブは富澤一誠氏の企画で実現した。
3日連続で行なわれ、この日が初日。
2日目はEPOさん河口恭吾さん
3日目が中西圭三さんKOKIAさんという
ラインナップ。(なお、3日目は3/11だったため、
5/31に延期された)

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で
亡くなられた方のご冥福をお祈りし、また、
被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げたい。

会場は渋谷にある、Mt. RAINIER HALL SHIBUYA
PLESURE PLESURE
、昨年6月、森永乳業
ネーミングライツを取得した(詳しくはこの
「シブヤ経済新聞」記事で)。この記事を私は
覚えており、気になっていたが、初めて足を
踏み入れる。確か、元は映画館だった。


渋谷駅から程近く、アクセスも便利。109目指して
歩き、109の前で左の道へ行くと、1階が
ユニクロのSHIBUYA PRIMEというビルがあり、
その6階。エレベーターか階段で上がる。

客席は約300、今日は男性も目立つ。映画館の
名残でドリンクホルダーがあるのが嬉しい。
シートも心地よい。

19:05、ラジオ番組よろしく、ディレクターさんの
キューで富澤一誠さんのお話が始まる。
富沢さんは丸いすに座られ、丸テーブルがその前に。

「Age Free Musicとは、レコードレーベル会社15社の
共同キャンペーンで…大人の皆さんに向けての企画です」
(2010/1/1「毎日新聞」別刷りでも紹介されていた)

ひとしきり話された後、稲垣さんと辛島さんを迎え入れる。
辛島さん、黄色いドレスにピンクのコサージュが素敵、
稲垣さんは黒いスーツとタイでシック。辛島さんが左側、
稲垣さんが真ん中、富沢さんが右側に座られる。

富沢さんが普段FM NACK 5でラジオ番組を持たれている
こちら)。そこに届いたリスナーからの質問として、おふたりに、
「作曲をする時の秘訣はありますか」
と聞かれる。

辛島さん「私はピアノで…締め切りが
近くなるとピアノの前に座って考えます」
稲垣さん「僕はドラムでは作曲できません
からね…頭の中に湧いた音をICレコーダーに
吹き込んで、あとで音符にします」

トーク中にスタッフさんがライブの準備をして下さり、
まずは辛島さんの歌から。富沢さんと稲垣さん、
ご退場。辛島さん、アコギとキーボードのサポートの
男性おふたりを従え、キーボードの前に。

「音楽は10代の頃の気持ちに戻れますよね」
と言われて、歌い始められたのは、
「♪なぜ ほしいものを 大好きと
声に出して言えないの…」
の、サビのアカペラから始まった、
「笑顔を探して」。
(嬉しい!)
私の好きな曲。

小さなホールなので、辛島さんの力強く伸びやかな
ヴォーカルが、どーん、と伝わってくる。続いて、
「抱きしめて」。

「ここから3曲は、他の方に提供した曲を歌います…
他の方には、気持ちの裏側を書きたい、と思いながら
書いています。忙しいけれど、本当は故郷に帰って
休みたいのかもしれない、とか、元気いっぱいに
見えるけれど、本当はとてもおとなしいのかな、とか
考えています」

「微笑みにして」(夏川りみさん)、「手をつなごう」
斉藤由貴さん)は、おひとりの弾き語りで。
そして「Keep On Keeping On」(永井真理子さん)は、
ふたたびサポートのおふたりとともに。

サポートのおふたりは、古川昌義さん(Ag)と、
古川初穂さん(key)、おふたりは
ご兄弟ではないとのこと。
「このおふたりとは『カラフル』というユニットで
昨年は活動したりして…」
辛島さんの新しいご活躍がうかがい知れる。
(古川初穂さんのblogに、当日のこのお三方の
お写真が載せられている)


「虹の地球(ほし)」、そして、
「けなげに冬の間じっと咲くのを待って、
1年に1回しかみんなに注目してもらえないの
ですが、そんな桜に思いを寄せて歌いました」
「桜」。この2曲は、大地や自然への辛島さんの
敬意や思いが込められていて、胸を打った。

ふたたび富沢さんと稲垣さんが出ていらして、トーク、
その間に後ろで、稲垣さんバンド用にスタッフの
皆さんがセッティング。

富沢さん「CD『男と女』でデュエットされていますが…」
稲垣さん「『PIECE OF MY WISH』ですね…辛島さんに
3曲候補を示して、その中から選んでいただきました。
最初はたたき台がないから、本当に大変でした」

辛島さん「この時は私が先に歌入れしました。
新曲は稲垣さんが先でしたね」
富沢さん「デュエットだからといって一緒に録音は
していないんですね…これは秋元康さん、三井誠さんと
いう『クリスマスキャロルの頃には』のコンビですよね。
秋元さんは、『ドラマティック・レイン』が確か作詞家デビューで…」

稲垣さん「そうです、秋元君ってあまり現場で突っ込んだ
打ち合わせしませんね、きっと彼の中にもうある程度
イメージが固まっているんでしょうね」
富沢さん「今やもう、秋元『先生』ですよね…業界で、
秋元君、なんて呼ぶのは稲垣さんくらいかもしれませんね」

そうこうするうち、バンドのセッティングも完了。いつもの
稲垣さんのサポートメンバー(アコースティックツアー仕様)の
皆さんご登場。

渡辺格さん(g)
岡沢茂さん(b)
伊豆田洋之さん(key&g)
塩入俊哉さん(pf&key)


ということで、待望のライブでの初披露!
「思い出す度 愛おしくなる」のおふたりのデュエット。
新曲に合わせたかのようなタイミングの
おふたりのコラボ、この曲を生で聞けるのを
心待ちにして来た。格さんはアコギをご使用。

この曲は、大人ならきっと、頷けるところが
どこかにあるのではないか。私はPVも大の
お気に入り。(今はYou Tube UNIVERSAL
MUSIC JAPANチャンネル
で視聴可能)特に、
賀来千賀子さんの女性上司の「過去を
思い出す遠い視線と、だからこそ部下を
応援する」立ち位置の演技に心惹かれた。

辛島さんはご退場、そして、稲垣さんのライブ。
「ロング・バージョン」、いつもながらサポートの
皆さんの演奏が素晴らしい!

「一人のままで - There’s no shoulder-」。これは
昨年末のディナーショーでも聞いた(2010/12/25記事)。
この2曲はアコースティックアレンジで
しっとりと聞かせる。

「どうも、ありがとうございます…僕って汗かいて
いないように見えるらしいのですが、実は、
結構汗かいているんです」
「次の曲は、おととし映画『僕らのワンダフルデイズ』
ご一緒した竹中直人さんのお好きな曲です。
この映画には同世代の方が多く出られていたので、
それがご縁で、宅間伸さんのご夫人、賀来千賀子さんにも
新曲のPVに出ていただきました」

このMCに続くのは、「ブルージン・ピエロ」。そして、
「夏のクラクション」。稲垣さんのヴォーカルに重なる
コーラスが素晴らしい。最初、伊豆田さん、そして、
格さん、岡沢さんも加わり3人で。

「次はカヴァーを歌います…」
「Honesty」塩入さんのピアノから始まり、伊豆田さんと
岡沢さん、そして、格さんと楽器が加わっていく。
これも素晴らしいアレンジ。
今の稲垣さんライブは、本当にこのアレンジ、
演奏も聞き所のひとつだと思う。

「今年はアルバムが4/13に発売されます。
レコーディングも終わったので、スタンダードを
日本語で歌っていきたいという気持ちもあり、
少しずつチャレンジしていきます」

力強いMCに続き、「ドラマティック・レイン」。格さんのエレキ、
岡沢さんのベース、伊豆田さんのキーボードが分厚い
サウンドで響く。ちなみに、この曲、最近ある本で
エピソードを読んだ。※

この勢いのまま、打ち込みも使っての「オーシャン・ブルー」、
そして、「1・2・3」。稲垣さんファンはみんないつもどおりの
ジャンプ!(辛島さんファンの男性陣は驚かれたことだろう、
お許しいただけたらありがたい)

本編終了。もちろん、アンコールの拍手は鳴り止まず…
再び、辛島さんも出てきて下さり、「PIECE OF MY WISH」で、
21:25、ライブがお開きとなった。

私は、10代や20代の好きな音楽は、揺れる思春期の
心や日常を切り取る以外に、「まだ見ぬ世界への憧れ」への
メッセージが大事だと感じる。憧れを多く、強く抱いても
許される時期でもあるし、また、その憧れが、生きる
パワーや進路を切り開く意志となる。

そして、大人の音楽は、「どんな日常にも
寄り添うもの」。

つらく絶望の日々にも、一緒に涙を流す。立ち上がる時には
勇気をくれる。新しい感動も分かち合える。大人になって
ずいぶん経つが、そういう存在だとしみじみ感じる。

今、絶望の日々、不安な日々を過ごす皆さんにも、
ラジオやPCなどを通し、寄り添い、励ます音楽が
多く届くことを心から願っている。

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で、
宮城県仙台市ご出身の稲垣さんは、大変おつらい
思いをなさっている。すぐにでも故郷に飛んで
行きたいのに、できないもどかしさも多く
おありだと思う。そして今、そんなお気持ちの中で、
支援ライブを考えていらっしゃるという。

辛島さんも地震直後のコンサートで、募金を
呼びかけるなど積極的に行動していらっしゃる。

そういう、支えるがわを更に応援する私たちにも、
思いに寄り添う音楽が、必ず、ある。
こういう音楽を大事にして、その音楽とともに、
力強く生きていきたい。

ご出演の皆さん、ご関係者の皆さんに、
改めて感謝申し上げたい。

※最近発売された高護(こう・まもる)氏の
『歌謡曲』(岩波新書)では、「ドラマティック・
レイン」が取り上げられている。なんと、
もう1つ、秋元さんが用意した詞は「瞳にワイン」
だったとのこと!

この本は長年プロデューサーとして活躍して
いらしたご著者らしく、曲をさまざまな視点から
見て書かれていて、面白い。こういう本で
歌を考えるのも、「大人の楽しみ」かもしれない。

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