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2011/12/20

演劇集団キャラメルボックス「流星ワゴン」 人生を作るのは、自分

12/17、演劇集団キャラメルボックス「流星ワゴン」を
見に、サンシャイン劇場に出かけた。
(以下、少しネタばれあり、ご注意いただきたい)

今年は3/17、ちょうど9ヶ月前に「夏への扉」を拝見した
2011/3/22記事)。国難とも言える、地震と電力不足から
来る大停電への恐怖におびえる、大都会の真ん中で
観た舞台、あの日の光景も含め、一生忘れないだろう。

『流星ワゴン』は、もともと、重松清氏の小説で、
2002年度「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた作品。
重松氏の小説は大人から子どもまで幅広い世代に
読まれる。読書感想文などで読んでくる生徒も多い。

私にとって忘れられないのが、TBSドラマ
「ホームワーク」のノベライズ化。その小説を
書かれたのが、田村章さん(重松さんのペンネーム)。
「ホームワーク」は、そう、稲垣潤一さんファンに
とっては忘れられないドラマ。
「クリスマスキャロルの頃には」が主題歌だった。

そんな思いを胸に抱きつつ、仕事を終えて、
急ぎサンシャイン劇場を目指す。当日券の
引換券(ぴあで売っている)を入り口で差し出し、
席に着くと、間もなく前説が始まった。

小説の中で、舞台化できるギリギリのところまで
濃縮している、と感じつつ見ていた。季節ならではの
演出もあり、少し現代に近づけたり、また、
演じやすいようにということだろうか、原作と変えて
いる部分もあるのだが、もちろんいつも通りの涙、
笑い、そして、勇気が詰まった内容だった。


Blog111220


私自身も、主人公の永田一雄と同様に、どん底、
地獄と思った時期がある。一番近くで言えば、
ちょうど2年前。不愉快極まりなく、また、さまざまに
不安な気持ちを抱えたまま、また、遥か遠くに
見える光を心の支えに、ひたすら歩いていた。

一雄に比べればそのつらさはたいしたこと
なかったのかもしれないが、それでも、あの時は
周りの方々にご心配をいただいていなかったら、
どうなっていたのかと、ぞっとする。
一雄の場合、それが橋本さん親子だったのだろう。

一雄を見ていて、また、あの頃の自分を振り返り、
改めて感じるのは、「人生を作るのは、他の誰でもない、
自分」だということ。天変地異や戦災などを除き、
どん底の状態を招いたことも、もちろん自分に
責任があるのだし、そこから強い意志を持って
抜け出そうとするのも、もちろん、自分。

舞台で流れる、SEKAI NO OWARIの「スターライトパレード」。
製作総指揮の加藤昌史さんが、ご自身のblogで、この曲に
偶然ラジオで出会われた嬉しさを書かれていた
2011/12/9記事)。

これは、「第1回NHK・民放連共同ラジオキャンペーン」
キャンペーンソング。中高生にラジオを聞いて欲しいという試み、
「はじめまして、ラジオです」で使われており、私も
何度もラジオで聞き、気になっていた。そんな
最新チューンが劇場で聞けるのも、思いがけず嬉しい
できごとだった。

キャラメルボックスの「流星ワゴン」。これを観て、
今年の自分を振り返り、
「人生を作るのは、自分」という
気持ち、そして、来年を良い年にする、と
いう意気込みを、ぜひ、ひとりでも多くの方に
持っていただきたい。

【追記】
今日12/20、青山ブックセンターで開かれた、
『「希望」に寄り添う言葉とともに』と題された、
重松清さん×玄田有史さんの徹底トークを拝見した。

そこで、重松さんが、このような話をされた。
「希望は、底力。最初はマイナスだが、そこから
這い上がってくる」
「希望は、何とかなる、という気持ち」

「流星ワゴン」にも、その思いは根深く張られている。

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