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2012/06/18

TOKYU MUSIC LIVE 2012 心を揺さぶり、つかむ編曲

6/14、Bunkamuraオーチャードホールで行われた、
TOKYU MUSIC LIVE 2012を鑑賞した。

Blog120618


毎年東急グループが利用者のために開催して
下さるコンサートで、今年で4回目。今年は
「ポップスもミュージカル曲も、服部流」という
サブタイトルがついていた。

沿線生活が人生のほとんど(30年以上)を占める私だが、
応募したのは今年初めてだった。というのも、
今年のご出演の皆さんに、強く心ひかれたから。

服部隆之さん
山崎まさよしさん
奥村愛さん

東京フィルハーモニー交響楽団
東京混声合唱団

山崎さんは2005年、NHK紅白歌合戦に出場、
「One more time,One more chance」を歌われ、
その際、服部さんがアレンジと指揮をされた。

そのアレンジではオリジナルメロディと歌詞の
切なさが増幅されていて、見ていて強く心に残った。

(…あのアレンジがまた聞きたい)
そう思い、応募して、慌しい毎日を過ごす。すっかり
応募したことも忘れていたある日、当選ハガキをいただく。
(嬉しい!!)

むっちんさんをお誘いし、木曜日の黄昏の中、渋谷へと急ぐ。
ここは渋谷でも奥まった場所なので、この日に限らず、
何かを見に行く楽しみを伴って足を運ぶことが多い。

約2,000人収容の客席は満席。山崎さんファンだろうか、
アラフォー以上の女性が目立つ。19:00過ぎ、
東京フィルハーモニー交響楽団の皆さん、そして、
服部さんが舞台に登場され、ドラマ「王様のレストラン」の
テーマ曲で華やかに始まった。

服部さんのごあいさつ。
「今日は好きなようにして良いとのことでしたので…
第1部は、私の作品を、第2部はポップスなどを中心に
お届けします」

ということで、「いきものたちの物語」、「THE 世界遺産」。
「THE 世界遺産」では、奥村さんがご登場。パープルの
ドレスが良くお似合い。
「僕は、奥村さんの演奏する音が好きで…」
華やかで品のある、ヴァイオリンの音色に、うっとりと
聞き入る。ステージには世界各地の世界遺産の映像。

奥村さん、いったんご退場、そして次の曲は…
(…こんな場で?!)
「ウルトラ・セブン」の主題歌!思わず歌いだしそうになる。
「…いかがでしたでしょうか。アレンジで曲はこれだけ
変化するということです」

そこで、服部さんのアレンジレクチャー。ピアノの前に座り、
ドレミファソラシド、と弾かれてから、
「三日三晩寝ずに考えると、こうなります」
アレンジ後のメロディーを演奏して下さる。

「オリジナルではアコースティックギターが中心でしたが、
オーケストラの音でお楽しみ下さい」
福山雅治さん「桜坂」。ピアノの音色が、桜の花びらが
舞い散るようで素敵。

そして、再び服部さんのオリジナル、ドラマ
「華麗なる一族」のテーマを、東京混声合唱団の
皆さんの合唱付きで楽しみ、第1部終了。

休憩後、ドラマ「HERO」のテーマで第2部が幕開け。
続いて、山崎まさよしさんがご登場。おふたりは
数々のステージでご一緒されているが、紅白の
思い出話になる。服部さんがこう言われる。
「あの時寒かったですよね…」
(歌詞の舞台、桜木町からの生中継だった。
これももちろん覚えている)
「僕、翌日風邪引きました」

山崎さんのオリジナル「柔らかい月」。そして、珍しく
楽器を何も持たれない姿でのカバー「Georgia On My Mind」。

「Georgia…」は他の方のカバーでも聞いたことがあるが、
山崎さんの歌とオーケストラの演奏は、車のCMに
似合いそうな気がした。

「僕、月に関する曲が多いんです」
「月明かりに照らされて」。男の情熱を感じさせる
アレンジがカッコイイ!

そして、恐らく客席のほとんどが待ちかねていた、
「One more time, One more chance」。胸を
ぐっと締め付けられるような、切なさが広がる。

ここで奥村さん、ふたたびご登場。シャンパンゴールドの
ような色合いの素敵なドレス。山崎さんと3人で話される。
服部さん、
「渋谷には7月に、ミュージカル専門劇場のシアターオーブ
開場します」
と言われ、ミュージカル曲のメドレーへ。山崎さん、いったんご退場。

「シェルブールの雨傘」、「美女と野獣」(ディズニーアニメ)。
奥村さんの演奏があり、そして、山崎さんが再び出て
いらして、「Dancing Queen」(ABBA)。ABBAの曲は、
劇団四季がミュージカル上演されている。

6月らしく、雨、そしてジューンブライドを意識させる
素敵な選曲だった(「Dancing Queen」はもともと、
1976年6月、スウェーデン国王グスタフ16世の
結婚披露パーティでお披露目された曲)。

本編ラストは、NHK大河ドラマ「新撰組!」の
テーマ曲。力強い合唱が響き渡る。

アンコールでは、ご出演の皆さんで「上を向いて歩こう」。
客席も全員で合唱。21:15、終演となった。

2005年の大晦日、私は服部さんの編曲に
胸がいっぱいになる切なさを感じ、年を越した。

そして、6年半過ぎたこの日も、「One more time…」は
もちろん、「シェルブール…」などでも、やはり、他の
アレンジでは味わったことのない思いを抱いた。

(服部隆之さんのメロディーは力強く日本人を励まし、
そして、アレンジは、日本人の細やかな心に
訴えかける力を持っている)
きっと、これからも、また服部さんの曲や
アレンジを聞くたび、同じような思いを抱くのだろう。

第1部で「3日3番寝ずに考えて…」と服部さんも
おっしゃったが、編曲家の皆さんは、原曲や楽器の
良さを生かしつつ、個性あるアレンジをなさるために、
大変な思いをして楽譜を書かれているのだろう。

ただ、その生みの苦しみが、うまく演奏(と歌)と
なって結実した時、きっと、大きな喜びも味わわれて
いることだろう。

このようなコンサートでは、私たちはその編曲、
演奏と歌で、オリジナルを聞くのとはまた一味
異なる、新たな感動や発見をいただく。
このことに心から感謝し、オーチャードホールをあとにした。

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コメント

1万8千人の応募の中から選ばれた
幸運にあやかることができ、
そして楽しい一夜を過ごせた事で
一日の疲れを忘れさせてくれました。
ありがとうございました。

Dancing Queenは気づいたら
口ずさんでしまいました。

新撰組は挿入曲からテーマ曲まで
全て演奏されたので
感動しながら昨年歩いた壬生の街を
思い出しておりました。

アレンジのセンスの良さを感じながら
心地よく聴くことができました。

投稿: むっちん | 2012/06/18 22:44

アレンジにご興味があるのですね。
私のHPで日本のポップス・アレンジに
ついていろいろ書いております。

お時間とご興味があったら、お読みく
ださい。
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~sancha/index.html

投稿: MARK AKIYAMA | 2012/06/19 14:12

>むっちん様

お忙しい中お付き合い下さいまして、
ありがとうございました。私にとっても
思いがけず心癒され、また、楽しい
時間となりました。

「THE 世界遺産」も同じだと思いますが、
音楽で、行った土地の感動と思い出が
よみがえるのは素敵なことですよね。

またこういう機会にお付き合いいただけ
ましたら嬉しいです。

投稿: つきのみどり | 2012/06/19 18:08

>MARK AKIYAMA様

いつもありがとうございます。
webサイト、時折うかがい、興味深く
拝見しております。

今後ともいろいろとご教示
いただけましたら嬉しいです、
よろしくお願い致します。

投稿: つきのみどり | 2012/06/19 18:09

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