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2012/09/25

稲垣潤一さん30thアコースティックライブ in 町田 人生を彩る名曲

9/22、稲垣潤一さんの30th Anniversary 
アコースティックライブ2012を、
町田市民ホールで観覧した。

Blog120925


相模大野から半年ぶりのアコースティックライブ
(2012/03/13記事)。お知らせを受け取った時、
相模大野のお隣の駅、町田で半年後に
行なわれると知って驚いた。それだけ来客が
見込めるのだから、素晴らしい。年上の友人の分と
2名、チケットをFCで予約して、心待ちにしていた。

実は私は、この町の中心部で生まれ育った。父の
出身地でもあり、小学生の時転居するまで、この町の
真ん中で暮らしていた。本籍地も長年ここにあった。

そんな私も、このホールに来るのは、およそ30年ぶり。
小学生の時、ダン・タイソン氏のピアノコンサートに
連れて来てもらった。1980年、ショパン国際
ピアノ・コンクールでアジア人として初優勝なさった
後の、来日公演だったのだろう。やはり市内に
住んでいた伯母が、チケットを買ってくれた。

「戦争中、防空壕の中で練習したんですって」
母に言われて、強い感じの方なのだろうかと
思いつつ出かけたところ、繊細な雰囲気と
演奏で驚いたことをよく覚えている。

ベトナム戦争の最中もピアノをあきらめなかった方に、
どんな状況でも絶対にあきらめてはならない、と
いうことを教えてもらった、幼い頃の大事なできごと。

そんなことを思い出しつつ、少し早く行き、
変わった景色と変わらぬ景色に感慨を
覚えつつ、久々に降りた街を歩く。

ちょうど天満宮の秋の例大祭で、お神輿にも
出会う。子ども神輿を引き、お土産をいただいた
遠い日も、懐かしく思い出す。
そして、友人と合流し、いざ、会場へ。

友人は「ドラマティック・レイン」発売後、深夜の
テレビ番組でドラムの叩き語りをしていた
稲垣さんの姿をよく覚えているという。

「それはもう大変な衝撃で…」
それ以来アルバムをよく聞いた、と言われる。
その後いろいろお忙しく、遠ざかられてしまったの
だろう。以前から、次にライブに行く時に誘って
欲しい、と言われていた。

ホールの場所は以前と変わらない。ただ、隣に
市役所が移転してきたばかりと知り、ひそかに驚く。

満員の客席、この頃、休日にはすっかり恒例と
なった男性のお姿も目立つ。18:35、オーバーチュアが
流れ、サポートの皆さん、そして、稲垣さんがご登場。

1曲目、「雨のリグレット」。デビュー曲、ドラムの「叩き語り」で
ライブスタート。
「こんばんは、稲垣潤一です」

短めのごあいさつの後、2曲目、「思い出のビーチクラブ」も
叩き語りで。そして、ベストの上に、お揃いの黒のシャイニー
素材のジャケットを羽織られ、3曲目、「愛のスーパーマジック」。

「今年の1月でデビュー30周年を迎えました…ここは
来たことがあると思ったら、初めてだったんですね」
(そうです、選んで下さり、ありがとうございます)

「西村賢太さんの小説『どうで死ぬ身の一踊り』に
解説を書いてくれないか、と頼まれまして…普通
だったらお受けしないんですが、夏の間は
西村さんの本を何冊か読み、慣れない解説文
書きに奮闘しました」

西村さん、芥川賞作家で、稲垣さんのデビュー時からの
ファンでいらっしゃる。昨年のディナーショーにも
ご招待されていた(2011/12/25記事)。
この小説は新潮文庫から10/1発売予定とのこと。

4曲目、「君のためにバラードを」。塩入さんの
キーボードの音色が力強い。伊豆田さんは
ここまで、ギターとキーボード、1曲ずつ交代して
演奏されている。

5曲目、「誰がために…」塩入さんはここでピアノの前に。
友人、思わず「懐かしい…」とつぶやく。
6曲目「ロング・バージョン」の後、稲垣さんのMC。

「…どうも、ありがとう…
昨年、『30周年記念ベスト ~テーマ・ソングス~』と
いうCMやテレビタイアップのベスト盤を出しまして…
僕の曲はタイヤのCMが多くて、曲単体で聞くと、
この曲がこのCMに合うのか、って不思議な感じも
するのですが、CMにはぴったりはまっているんですよね。
今はYou Tubeで見られるので、良かったら見てください」

「僕の曲がCMに多く使われたのって…自分で言うのも
何ですが、声が暑苦しくないからでしょうか」
(ご関係者の皆様、ぜひ、稲垣さんの曲をCMでお使い
下さいませ、ご検討お願い致します)

「次の曲も、タイヤのCMで、意外な感じがしますが、
CMにはぴったりはまっています」
7曲目、「ブルージン・ピエロ」。8曲目、「夏のクラクション」。

先日は、みやぎびっきの会復興支援ライブで
(2012/09/20記事)、格さんのみのコーラスで
聞いたが、今日は格さんと伊豆田さんのおふたり、
「いつもと同じ、ホームに帰ってきた」という
気持ちを持つ。

9曲目、塩入さんのカウントから始まる、
「Impossibility」。稲垣さん、タンバリンを先端に
綿のついたドラムスティックで叩きながら歌われる。
塩入さんは引き続きピアノ、曲の切なさが増幅して
良い感じ。

10曲目、「恋するカレン」、CDを思い起こさせてくれる。
「昨年の山中千尋さんとのCOTTON CLUBでのライブ
(2011/09/05記事)から、スタンダードを日本語で
歌いたい、という思いを強くして、昨年末から準備に
かかり、今年『ある恋の物語 My Standard Collection』と
して発売しました…

法定訳詞で歌うのではなく、新しい詞を書いたものは、
それをまた英語に訳して著作権者に許諾を取らねば
ならないのですが、今だから言いますが『Misty』は
なかなか許諾が降りなくて…発売日もそれで延び、
アルバムから外そうか、と言っていたところ、ようやく
連絡が来ました。

その際、『曲名に” J.I. VERSION”と入れてくれ』、と
言われまして…アルバム収録曲の曲名で”J.I. VERSION”と
入っているものがあるのは、そういう理由です」
(帰宅してもう一度確認したら、「Misty」と「Night And Day」の
2曲だった)

「では、そのアルバムで、原曲と大きく感じの変わった
曲から歌います」
11曲目、「Tea For Two」、尾崎亜美さんの詞が
チャーミング。すっかりおなじみになった、
12曲目「夜のストレンジャー」、そして、
13曲目「Misty~J.I.version」。
塩入さんの鍵盤ハーモニカが効果的。

ここで、メンバー紹介。ご丁寧で最近楽しみになっている。

渡辺格さん(g)
岡沢茂さん(b)
伊豆田洋之さん(key&g)
塩入俊哉さん(pf&key)

塩入さんは、先日、西城秀樹さんのサポートで
ブラジル公演から帰られたばかり(塩入さん公式サイトのblogに
関連写真と記事あり)。幅広いジャンルの方から厚い信頼を受ける。
「現地の人は、ボサノヴァをほとんど聞いていないんですよね…
フランス人と日本人が好きみたいです」

格さんも、お忙しくご活躍中。
「テレビ番組での演奏などが多いです」この夏は、
水樹奈々さんのツアーで全国を飛び回られた。
Twitterでよく発言して下さっており
(ご夫人・菅井えりさんとの共同アカウントErital)、
「ファンサービスの一環ですので…」
(ありがとうございます!!)
お忙しい中でのつぶやきと、さまざまのお写真に、
改めて感謝。

岡沢さん、私は9ヶ月ぶりに拝見でき、ほっとする。
「1stアルバムの『246:3AM』でも演奏してくれている、
長い付き合いです」
稲垣さんのドラムを支える、やはり、ご信頼の
厚いベーシスト。

伊豆田さん、シンガーソングライターでもご活躍中。
「ポール・マッカートニーを歌わせたら、日本で
右に出る人はいません」
稲垣さんのご紹介に続き、「The Long And Winding Load」を
ご披露。
(ありがとうございます!)

ライブもラストへ向かって、一気に動き出す。客席も総立ち。
14曲目、「1ダースの言い訳」。この後で、再びドラムの前へ。
15曲目、「バチェラー・ガール」、16曲目、「ドラマティック・レイン」、
格さんのエレキと塩入さんの雨音のようなキーボード、
かっこよく繊細なサウンド。この頃のライブでの楽しみのひとつ。

「早いんですが、次の曲でラストです」
「えー!!」
客席の声が響く。男性の声もよく聞こえる。17曲目、
「その手を伸ばして」で、本編終了。

そして、間もなくのアンコール。「クリスマスキャロルの頃には」、
いよいよこの曲が似合う季節がやってくる。「1・2・3」、
もちろんみんなでジャンプ!!そして、「1969の片思い」。

「これからも精進していきます…」
このお言葉と、「言い出せなくて」で、20:40、ライブは
お開きになった。

「とても良かった…」
友人は、「曲を聞くと、あの頃何をしていた、とか、いろいろ
思い出す」
ライブ後、こう語ってくれた。

そう、素晴らしい曲は、人生のその時々の思い出と重なり、
聞いた瞬間にその時代へと連れて行ってくれる。
そういう曲が多くあることは、自分の人生が豊かになる、
とても幸せなこと。

半年ぶりに拝見した、アコースティックライブ。その間に
アルバムが出たので、当然曲目に少し変更があると
思っていた。

もちろん変更はあったのだが、変更するためには、
皆さんで練習なさらねばならないし、変更して
バランスが崩れてもいけないから、深く考慮なさっての
ことだろう。そこにも、稲垣さんらしい「進化し続ける」
お気持ちを見つけることができる。

ファンのひとりとして、そのことに深く感謝し、自分自身も
また、したいことをあきらめず、チャレンジして行かねば
ならないと思う。

稲垣さんのおかげで、大事な場所で聞けたライブ。
あきらめない気持ちに、また火をつけていただいた。

(ありがとうございます、したいこと、あきらめないで
頑張ります!!)
感謝と勇気を胸に、久々の、町田を後にした。

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