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2014/02/24

2014年 ソチ冬季オリンピック閉幕 心の目で見る

2014年、ソチ冬季オリンピックが、幕を閉じた。

この仕事をしていると、冬季五輪は、年度末の
試験などに重なることが多い。仕事の記憶と
ともに、思い出がよみがえる。

8年前、2006年、トリノ。早朝、普段の出勤より早起きして、
女子フィギュアスケート・フリーを見た。ロシアの
スルツカヤ選手の動きに、
(何かおかしい)
と感じた瞬間、転倒したのには、眠気も吹き飛んだ。
あれだけの人もプレッシャーを背負うのだ、と痛感した。

そして、荒川静香選手の美しい演技に、時間も忘れて
見とれた。この演技は、日本のフィギュアスケートに
初の金メダルをもたらした。

4年前、2010年、バンクーバー。この時は激動の嵐の
真っ只中にいた。仕事でも悩みが多かった時期でも
あった。女子フィギュアスケートの結果以外、ほとんど
記憶にない。

今回の五輪、テレビやラジオで、
「○○選手は前回のメダリストで…」
日本選手の紹介があっても、
(えっ、そうだったの)
選手には申し訳ないが、まったく記憶がない、ということも
あった。

オリンピックの時期になると、必ず、過去の五輪を
振り返る記事が新聞に載るし、そういう話題が
メディアで取り上げられる。
「○○オリンピックで、この方、金メダル取ったって」
「覚えてないわぁ」
そんな会話を、子どもの頃から思春期にかけて、母と
何度か交わした。

その時期、母は私たちの育児や姑(私の祖母)、夫(父)の
世話でめまぐるしい日々を送っていた。オリンピックを
のんびり見ている暇、心のゆとりなど、ない。テレビも
一家に1台が常識だった当時、嫁である母には、
チャンネル権も、あるはずもない。
このことに気づいたのは、中学生の頃だったか。

熱心に特定のアスリートの応援をしているわけでは
ないけれど、オリンピック、また、そこにつながる
大舞台は、自身の人生や価値観を投影させて見てしまう。
あきらめない姿に、感動の涙を流す。プレッシャーで
ミスをする選手に、
(どうしたら強くなれるか)
と、我が身を振り返る。

前回のバンクーバーの時は、摂食障害から復活し、
フィギュア女子の日本代表になった鈴木明子選手に、
感動し、強く励まされた。私自身も、その数ヶ月前、
食べても食べてもどんどん体重が減っていた。

周囲の方から、痩せた姿を見て心配していた、と
後で聞かされた。摂食障害というレベルでは
なかったけれど、自分でも、
(こんなに食べているのに…倒れたらどうしよう)
そんな思いが、何度も胸をよぎった。これ以上
やせたら倒れるのでは、と思うところまで体重は
みるみる減っていった。

幸いにも、その後、環境の変化もあって、痩せるのは
止まった。

オリンピックの記憶が、後で鮮やかに蘇るということは、
その時の人生、心のゆとりを意味しているのだろう。
一緒に応援し、励まされることから、自分の人生を
前向きに、力強く生き抜く勇気が生まれる。

だから、オリンピックは、「心の目で見る」と言えるのかも
しれない。

4年前の記憶がほとんどないことから、今回、その、
ゆとりの重みを痛感せずにはいられなかった。

ソチは、時差の関係で生で見たものは少なかった。
でも、たまたま目覚め、男子フィギュアスケートフリー、
羽生結弦選手の演技と金メダル決定の瞬間に
立ち会うことができた。

そして、新境地を求めて道を切り開いた、
スノーボード大回転の竹内智香選手、フリースタイル
スキーハーフパイプの小野塚彩那選手には、
(私も、道を切り開こう!!)
そう、励まされた。

また、同世代のスキージャンプ、葛西紀明選手には、
(努力を続けます、あきらめません)
と、勇気付けられた。

スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手平岡卓選手は、
教え子と同世代、本人の努力と才能はもちろん、若い芽を
大事に育ててきた周囲のサポートと理解を、素直に素晴らしいと思った。

もちろん、浅田真央選手の女子フィギュアスケートフリーの
演技にも心打たれたし、ジャンプ男子団体で、難病と
闘っていることを告白した竹内択選手にも、今後の
健康を祈らずにはいられなかった。

今回メダル獲得はできなかった選手たちにも、今後の
競技人生、また、次の人生のステージで輝く日々が
待っていることを願っている。

そして、私自身も、4年後の冬、輝きながら、お隣の韓国で
開かれるオリンピックを楽しんでいたい。

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