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2017/04/12

第7回渋谷・表参道WOMEN'S RUN 気分は雨のち晴れ!

3/26、第7回渋谷・表参道WOMEN’S RUNに出場した。


この大会には、2年前にも出場している(2015/03/23記事)。
1万人以上の応募があり、当選した約5,000人の女性が、
渋谷と表参道の坂を駆け抜ける。

2年前の自分を見ると、今はすっかり気持ちも変わったと
実感する。やっぱり2年前はマラソンデビュー、
緊張していたのがよく分かる。

2年間の間で変えた練習。トレッドミルで走るのをやめた。
スピードを上げすぎ、足に負荷がかかり過ぎて、足の
爪がはがれたことがあったから。かかりつけの皮膚科の
先生に行ったら、
「ランニングする人に、よくあるんですよ」
そう言われてしまった。幸いに化膿などもせず、爪も
生えたので一安心。それ以来、ジムでは他の機械で
トレーニングをし、走るのは屋外だけにしている。

ランニングは、体質的に合う方とそうでない方がいると、
以前健康関連のweb記事を読んだことがある(大手新聞社の
サイト)。私は体質的に走るのが合っていると気が付いた。
走ると気分も体調もスッキリする。

でも、仕事帰りに着替えて走る、(安全を考えて)夜道を
一人で走るなどのことはしていない。できる範囲で
細々と続けていた、という感じ。今年も、当選するか
分からなかったけれど、年明けから本格的に練習を
してきた。普段はジムでのトレーニングくらい。

ただ、昨年から今年にかけては、忙しいからこそ、
「普段のコンディション維持」を大事なテーマにして
生活していた。多い荷物で飛び回るので、体のゆがみが
気になる。
(ゆがんだまま走ったら、きっとケガをする…)

そんな折、ジムで女性スタッフの方に骨盤ストレッチを
教えていただく。このストレッチが、私によく合っていた。
毎日寝る前の5分、この時間が大事な、リフレッシュと
リラックス、そして翌日へのメンテナンスとなっている。

3月のマラソンは、私のような仕事の者でも出場しやすい。
ちょうど1か月前、2月は入試や年度末の業務で、
土日もなく仕事に追われている。当然レースどころではない。
だから、この大会は、その面でもありがたい。当選してからは、
(前回よりタイムを縮めよう!)
そう目標を決めて、練習してきた。

今年は2回目の出場、だから精神的に余裕があった。
油断していた、というほうが正しいかもしれない。
そんなときには、警告の意味の出来事…
災難が降りかかる。

「痛いっ!」
大会4日前の朝。ドアの角に足の小指を思いっきり
ぶつけてしまう。今までの人生でほとんど記憶がない
できごと。年度末で気が緩んでいたのかもしれない。
その日はヒールの靴で出かけねばならない。塗り薬を
塗り、走らないように出かける。

翌日、腫れはあるものの歩ける。
(骨折ではないわね…)
この日か翌日、5kmは走る予定でいたが、当然それは断念。
かかりつけの整骨院に行き、事情を話し、いつものように
マッサージをしていただく。腫れは日を追うごとに引いていった。

しかし、一難去って、また一難。当日の天気予報が、
雨の予報になる。しかも、冬の気温だという。大会本部から
来ていた書類では、この数年間、3/26は晴れか曇りしか
なかったのに。
「明日雨だから、走るのやめるわよね」
前日の、母からの電話。
「いいえ、雨くらいでやめません。ケガもないので走ります」
電話の向こうで、母は絶句していた。

こんな時、私の頭で流れるのは、ピンク・レディーの「サウスポー」。
彼女たちに熱狂した、一番下の世代の私たち。他の曲の
意味は全然分からなかったけれど、これは歌詞を見て、
(王選手と対決する歌、カッコいい!)
そう思ってあの頃、テレビを見ていた。
(逃げませんよ!雨くらいで)

Blog170412

かくして、当日の朝。予報通りの雨。覚悟を決めて支度をし、
家を出る。家でレースウェアを着て、上に着こんで出発。
原宿駅でお手洗いも済ませる。並んでいるとき、
赤ちゃんを連れたご夫妻を何組か見る。赤ちゃんは
7、8か月から1歳半くらい、といったところ。
ママがレースに出るので、パパが赤ちゃんを抱っこしている。
赤ちゃんはみんなおとなしく、いい子にしている。

(ママさんたち、産んでから練習してきたのね!)
素晴らしいと素直に思う。皆さんの努力と、ご家族の協力に。
(赤ちゃんたちみんな、ママは頑張りますよ、
おりこうさんで待っていてね!)
私も頑張らなくては、とスイッチが入る。

そして、会場に着いた私の目に飛び込んだのは、女性白バイ隊員の
おふたり。
(テレビで見る、アスリートのレースみたい!)
単純な私、一気にテンションが上がる。実際に走り始めたら、
先頭グループの先導をされるので、私が見る機会はない。だから、
ここで見られて良かった。
(雨で大変ですが、よろしくお願いします!)

お手洗いも済ませているので、あとはウェアに着替えるだけ。
着てきたダウンコートを脱いだ瞬間、
(寒い!)
体が縮こまる思いがする。しかし、走るのだから、そんなことは
言っていられない。荷物をまとめて預り所に預け、8:40には
スタートラインに並んでいた。集合時刻は8:50。

雨はこの間、やむ気配がない。周囲にぶつからぬよう
注意して、足踏みしたり肩を回したりして、体を冷やさぬように
スタートを待つ。私はいつもかぶっている帽子、フリースの
ネックウォーマー、それにウィンドブレーカーの装備くらいで、
それ以上の備えがなかった。装備は失敗した、と思う。
(…私が悪い、これでベストを尽くそう)
そう思って覚悟を決め、スタート位置に着き、予定通りの時刻に
走り始めた。

前回の記憶を思い起こしつつ、でも、転ばないように足元に
気をつけつつ、全力で走る。全力だったからか、2kmくらいで
体が温まってきた。
(ボランティアや関係の皆さんは、立っているだけだから本当に
寒いでしょうに…)
申し訳ない思いを抱きつつ、走る。

天気に関係なく、今年の出場では、テーマを決めていた。それは、
「スマイル&ラン!」
練習の時も心がけていた。こんなに悪天候なのに、多くの
応援の方が沿道にいてくださる。笑顔で手を振り、ひたすら走る。

多くの方を抜き、最初の給水所へ。最初のテーブルには人が
群がるので、そこは避けて遠くへ。5台くらいテーブルがあり、
奥はすいていた。スポンサーの1社のEvianを飲み、周りを
ちらりと見る。私より早いゼッケンナンバーがちらりと見える。

(よし、大丈夫!)
目標通りに走れている。自信を持って、再び走り出す。少し
前を走る方を目標に、下り坂ではできる限り人を抜き、
登り坂も前を向き、顔を上げて毅然と走る。

雨は相変わらず降り続く。周りは雨用のランニングポンチョ、
中にはサイクリング用の短いレインコートを着る方も。
(レースが終わったら、探しておこう…)

明治神宮に飛び込む手前では、今年も雨の中、よさこい踊りで
応援してくださる方々。
(ありがとうございます!)
踊り手の方に笑顔を向け、そう口を動かし、神宮の杜に飛び込んだ。

記憶ではもっと土の道だったと思っていたけれど、ほとんどが
舗装されていたので、安心して走る。ところどころ水たまりがあり、
飛び越えたりして避けつつ走る。

明治神宮を抜けたところで、時計がある。時計は9:45を示していた。
(行ける!)
あきらめずに都会の街並みをひた走る。2回目の給水所では、
スポーツドリンクのテーブルに。今年は寒いので、3回目の給水は
あったけれど寄らなかった。7kmから9kmはつらく、スマイルをする
余裕もなかった。
(応援の皆さん、すみません…)

残り1kmを切り、スピードを上げる。ようやく、というか、とうとう、
FINISHの文字が見えてきた。ラストスパート、とにかくゴールまで、
目標タイムを目指す!

フィニッシュ、それでも腕を大きく上げ、笑顔で飛び込めた。
手元の時計を見る。
(…やったー!目標達成!!)
60分を切る、それが目標だった。

レース後、スポンサー企業からのお土産などいただき、そそくさと
着替えて会場を後にする。行先は決めていた。

それは、温泉。温まった体が冷えないうちに辿り着きたくて、
止まない雨の中を急ぐ。こちらも、予定通りの行動ができて、
お昼前には温泉につかっていた。

岩盤浴、その後の整骨院でのマッサージで、疲れも取れた。
その日一日は、体がぽかぽかしていた。

翌朝。
(…風邪、ひいてない、良かった!)
元気に起きられた。

あの冷たい雨の中、大会運営に当たられた関係者、警察官、
ボランティアなどの皆様、応援してくださった皆様に、心から
お礼を申し上げたい。マラソン大会は、実はそういう皆さんが、
一番大変ではないかといつも気になっている。
この日の最高気温は8℃、真冬の寒さだった。※データ

後日、正式タイムが通知された。前回より4分短縮、
成績も上位1/3に入っていた。
(頑張って良かった!)
今回のレースで、たくましく走り抜く根性と経験が身に着いた。
そして、無理はせずに、もっと普段走ろう!という気持ちも。

数日後。いつも走る道の桜が、ほぼ満開になっていた。
自転車で通り過ぎる。
(ランニングで見に来なくちゃね!)
数日後、走りながら、桜を楽しんでいる私がいた。

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