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2020/05/06

林哲司さん Song File Special 人生と共にある名曲たち

2019年11月7日、林哲司さんSONG FILE Specialを、

よみうり大手町ホールで観覧した。

 

林哲司さんは、日本を代表する作曲家・編曲家。

このところ、ご自身も出演なさり、ライブを

なさってきた。私は1月にも観覧している(2019/2/16記事)。

 

この日はスペシャルということで、会場ロビーは、どこを

見てもお花でいっぱい。私は売野雅勇さんのお姿も

お見かけした。ラジオでお声を聞いているので、

他の方とのお話が耳に入り、すぐに気が付いた。

 

客席は、林さんに近い世代の方が多い。私は、仕事を終えて、

まっすぐに会場に向かった。客席は約500。見通しのよいホール。

 

18:41、サポートミュージシャンの皆さん、続いて林さんがご登場。

 

1曲目は「悲しみがとまらない」(1983年・杏里さん)。一穂さん

ヴォーカルで幕開け。早速、林さんのごあいさつ。

 

「こんばんは、ようこそ…今日は拡張版です、やってみたかった

アルバムの中の曲も、ヒット曲もあります、どうぞお楽しみください」

 

2曲目、「北ウィング」(1984年・中森明菜さん)。これは

富岡美保さんのヴォーカル。伸びやかで芯のある歌声。

 

3曲目は、「悲しい色やね」(1982年・上田正樹さん)。

男性ヴォーカルの曲は、大和邦久さん。こうして、この日の

客席が恐らく全員知っている曲で、幕を開けた。ヴォーカルは3人、

曲に合わせて変わり、ご担当でないときにはコーラスをなさる。

この形式も、2回目なのですっかりおなじみ。

 

ここで、林さんがこれらの曲から思い出話をしてくださる。

「『北ウィング』は、最初『Midnight Flight』っていう題名で…

明菜ちゃんのアイデアで、名前が変わった」

この曲の題名は、「北ウィング」以外、今や考えられない。

 

続いては、今のアイドルへの曲、ということで、4曲目

「涙目のアリス」(2012年・ももいろクローバーZ/

玉井詩織さん)。富岡さんの、玉井さんを意識した

振付がかわいい!

 

昔の曲目を探し出すのが楽しみ、という趣旨のお話の後で、

5曲目、「Like A Sea Gull」(1977年・大橋純子さん

アルバム「CRYSTAL CITY」)。私は初めて拝聴。スケールの

大きさに、圧倒される。帰宅して調べたら、アルバムの

ラストナンバーだった。

 

6曲目は、林さんのリードヴォーカル曲。

Rainy Saturday&Coffee Break」(1977年・アルバム

Back Mirror」)ライブで聞くのも2回目、親しみを感じる。

 

この後、待望の、この日のゲスト。稲垣潤一さんのご登場。

黒のスリーピーススーツが、今日もよくお似合いでいらっしゃる。

早速、林さんと会話。林さん、

「トークが長いって注意されていて…」

確かに、お話に花が咲くと、楽しさが止まらない。

いつまでも終わらない感じがする。

 

早速稲垣さんの歌へ。7曲目「Maria」。

1983年・アルバム「J.I.」)。2作目のアルバムからの、

林さんと稲垣さんのご交流、それほど長いと改めて気づかされる。

8曲目、「悲しきダイアモンド・リング」。

1984年・アルバム「Personally」)。

 

2曲アップテンポの後は、9曲目「P.S.抱きしめたい」

1986年・アルバム)。この曲は、同名タイトルの

ベストバラードアルバムより。この曲のみ新作で、

当時夢中で聞いていた記憶がある。

 

10曲目、「君は知らない」。(1989年・シングル)。

この曲は当時、JTとのタイアップだったというお話がある。

煙草のCMという存在に、30年での文化の移り変わりを強く感じた。

 

そして、11曲目、「思い出のビーチクラブ」(1987年・シングル)。

林さんにとっては、第7回・日本作曲大賞受賞曲。稲垣さんに

とっては、第38NHK紅白歌合戦歌唱曲。当時はカナダドライ・

ジンジャーエールのCMソング。お二人の歴史を語るうえで、

外せない名曲。今もライブで、ファンに愛される。

 

ここで、稲垣さん、満場の拍手に送られてご退場。

 

12曲目、今井美樹さん主演のドラマ「ブランド」(2000年・

フジテレビ系)より、一つの曲を3パターンのアレンジで

聞かせてくださる。

 

そして、13曲目はイギリスのバンド・Jigsaw(ジグソー)に

提供した、「If I Have To Go Away」(1978年)。

大和さんのヴォーカルで。これも、林さんの歴史に輝く一曲。

 

14曲目、「天国にいちばん近い島」(1984年・原田知世さん)。

一穂さんのヴォーカル。同名映画を覚えておいでの方も多いだろう。

 

ここで、この日2組目のゲスト、橋口いくよさん。林さんが

音楽を手がけられたアニメ、「少年ハリウッド」のご縁で。

15曲目は、「Noel Story」。(2014年)、ヴォーカルお三方と、

橋口さんもご一緒に。

 

そして、本編最後、16曲目は意外な選曲だった。「Say Yes!」

1986年・菊池桃子さん)。もちろん当時のヒット、菊池桃子さんの

可愛らしさと人気は今も記憶に鮮やか。聞いているうち、

(…Say Yes!笑って言える人生を歩もう!)

そういう気持ちが体の隅々まで、満ち溢れた。

会場が元気いっぱい、盛り上がったところで、本編終了。

 

そして、ほどなくのアンコール。この日まだ聞いていなかった

名曲がある。それは、「真夜中のドア」(1979年・松原みきさん)。

 

林さんは、最後にこうおっしゃった。

45周年…作曲ができたことは幸せです」。

 

この日最後の曲は、「September」(1979年・竹内まりやさん)。

富岡さんと、再び稲垣さんご登場。稲垣さんは、「男と女3」

2014年・アルバム)で、EPOさんとデュエットなさっている

EPOさんは、オリジナルの竹内まりやさん版で、コーラスをご担当)。

 

発売から40年がたち、今もなお愛され続ける名曲と共に、

21:02、この日のライブは幕を下ろした。

 

この日のメンバーは次の皆さん。前回同様、素晴らしい厚みの

サウンドと歌を届けてくださった。

 

・小川幸夫さん(ds

中村雅雄さんb

鈴木英俊さんg

清水永之さんkey

久保田響さんkey

・大和邦久さん(vo&cho

・一穂さん(vo&cho

・富岡美保さん(vo&cho

 

この日観覧にいらしていた、売野雅勇さんは、林さんと組んで

数々の名曲を世に送りだされた。私にとっては、稲垣さんの

「思い出のビーチクラブ」、「P.S.抱きしめたい」、

「セブンティ・カラーズ・ガール」などが、真っ先に頭に

浮かぶ。また、この日の本編ラスト、「Say Yes!」も、

売野さんの代表曲の一つと言えるだろう。

 

現在、売野さんは、NHK-R1で「イチ押し歌のパラダイス」と

いう番組をご担当(唐橋ユミさんもご出演)。この番組に、

2019年8月7日、林さんがゲスト出演なさった。

2020年4月15日、アンコール放送があり、それを聞いた。

 

その中で、いくつか心に残ったこと。

「一度は音楽の本場で評価されたい」

JigsawIf I Have To Go Away」について)

「洋楽を書いて、とディレクターから依頼があった。

声が大人びていた」(松原みきさん「真夜中のドア」)

「曲作りで大事にしていることは、”POP×ART”

 

こういったお話の後、売野さんの一言。

「林さんの作品には、駄作がない」

 

きっと、これに尽きるのだろう。

林さんのメロディーは覚えやすく、かといって

聞き手に無理に合わせているわけでもない。この日

聞いた歌を中心に、「人生と共に、いつまでも聞き続け、

色褪せない名曲たち」と言えるように感じた。

 

会場で買ったパンフレットと共に、林さんの作品の

レコードジャケット写真を集めたクリアファイルを

いただく。裏面には、林さんのサインと共に

POP×ART」の文字。

 

POP×ART」の心を感じながら、これからも、林さんの

作品を大事に聞いていきたい。

 

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